2013年12月31日火曜日

今年もあと僅か・・・

今年最後に歌を聴きながら、年を越したいと思います。

The Song for you
 紅白見た後でも、見に来て下さいね。


2013年12月30日月曜日

途中からなんだけどね

あったから、見たい人は見てね。

ホビット 思いがけない冒険 02 03 04 05 06 07


2013年12月28日土曜日

推理オタクは好んで見る6

東野圭吾SP3部作ですが、かなりダウンロードが遅いです。

11文字の殺人

これは・・・聖悠紀のことだ。
名前にそれが出てる。
男性の名前に本名の一文字「川」が入っている。


「無人島から殺意をこめて」
ほんの短い文章を見て、犯罪者は震え上がることがある。
タイトルはそういう意味で付けられたようだ。

さて、この話には最低4つの事件が交差している。
1つは、聖悠紀殺害事件。
2つ目は、豪華客船沈没事件。
3つ目は、無人島撮影時での殺人事件。
4つ目は、この「11文字の殺人」の撮影時に起きた殺人事件だ。

聖悠紀殺害事件だが、犯人は彼が付き合っていた彼女。
ドラマでいうと、結城のことだが実際には新里のような感じだったらしい。
彼女は聖悠紀氏を薬で殺した後、彼の作品を取り上げて、自分がそれに成り代わっていたのである。

冬子は萩尾という名前である。
この場合、冬子が漫画家萩尾望都を殺して、その作品を奪っているのだ。
同じようなやり方で何人もの作家が殺され、作品を盗られている。

このドラマで、情報提供者は作家を殺して作品を取っている者なので、手口などは明かしたくないのだろう。
あまり話が広がらなかったようだ。
そこで、密かに豪華客船沈没事件を調べて、話に組み込んでいこうとしたのだ。
この事件は、全く知られていないにも関わらず、いくつかの作品の題材になっているので、大概すぐに気づくかもしれない。
例えば、「名探偵コナン 水平線上の陰謀」などがそれだ。
その船には、有名人著名人が多数乗り込んでいる。
そして、まるであのタイタニックと同じ状況で沈没しているのだ。


日本において、テレビニュースなどで船の転覆事故が多数報道されたはずであるが、その記録がほとんど残っていない。
それは、調べられてはマズイということだろう。
豪華客船沈没事故を調べても、それらしいものは出てこなかった。
しかし、状況や時期が一致するものある。
例えば、大阪湾内タンカー転覆事故小型漁船第三新生丸の衝突転覆事故
これらの時期はズレているが、恐らく、2000年に事故が起き、もう一度事故検証を行ったのが2005年だったと推測される。
それは、事故に関する資料を集めるのが目的で、映画などに使用するためだったのだ。
事故原因は、タイタニックと同じであるということは、目的がタイタニックと同じということだ。
つまり、乗り込んだ人の財産をすべて奪うのが目的だ。
その計画を実行する実行犯が同伴した形で乗船し、それぞれに薬を飲ませ、絶命させた後仲間が用意した船に移って、豪華客船をそれごと爆破したのだ。
タイタニックは爆破されずに、船体を使い回したのだが、この船の場合は爆破されている。
もちろん証拠隠滅のためであるが、船を爆破できる技術は日本では自衛隊にしかない。
そのためにヘリや巡視船を出して監視にあたったため、記録が残ってしまったのだ。
恐らく、爆破は戦艦レベルの大砲を使用したと思う。
つまり、自衛隊は僅かな隊員を残し、そのほとんどがスパイと入れ替わって動かされていたと思われる。

この沈没事件のことを聖悠紀氏は知ってしまったのである。
そこで聖悠紀氏の周囲にいる女性に指令が伝えられたのだ。
殺せ、と・・・。
ドラマの中で彼は、命を狙われるような心当たりがあると言っている。
気づいたのなら、誰かに伝えようとしただろう・・・だが、身近なところに殺人鬼がいることを知らなかったのだ。

作者の許可無しに作品を勝手にお金に換えるな。
奪った作品の生原稿を取り上げろ。
作品の売り上げは、作者本人に渡しなさい。
雑誌社や編集者を通してはならない。
以上だ。


ブルータスの心臓

ブルータスと言えば、「ブルータス、お前もか・・。」の台詞で有名な裏切りの代名詞だ。
しかし、ブルータスは裏切ったわけではなく、カエサルが偽者であることを知った上での暗殺だったのだ。
カエサルは有名だが、後に何人ものカエサルを名乗った者たちがいる。

さて、この話は酷く大きな事件を元にしている。
2010年に起こった「マツダ本社工場連続殺傷事件」である。

舞台となっている「MM重工業」。
この「MM」がいったい何を示すのか。
英語で「mm」は、うん、うむ、ええとの意味らしい。
つまり、これは「ほにゃらら重工業」という意味だ。


冒頭に出てくる工場内で起こった高島の事故。
これは一人の操作ミスとして描かれている。
飛行機事故の時もそうなのだが、プログラムを弄って、事故を起こすということはあった。
確かに工場の場合もそういうことはあると思う。
しかし、プログラムを弄って誤作動していたのなら、一人で作業した場合必ずプログラムを元に戻して作業の再開をするのだ。
そうでなければ、作業ができないのだからおかしいのだ。
他にもう一人いて、急に作動させたりするのであればそれもあり得る。
だが、工場で起こる一番の事故原因は、背中を押すことなのだ。
作業に集中していれば、背後に人が立っていても気づかないことが多い。
末永が屋上で背中を押されたのと同じである。
それを行うのは、女性と相場が決まっている。
このドラマでは、高島と付き合っていた中森が一番怪しい。
時間外にうろうろしていても、高島に会いに来たで事が済んでしまうからだ。

実際に起こった事故では、背中を押された拍子に機械に体を挟まれ、腕の切断が起きたのだと思われる。
しかし、ドラマのように放置され、出血多量で死んでしまったようだ。

この後、そのことを知った社員が次々と殺されていく。
末永、仁科、橋本の3人は、その事故に不審感を持った者たちだったと言える。
殺人リレーは、女性たちが考えた計画で、殺した順番ではないかと思われる。

つまり、マツダの上層部が女性社員に一挙に殺されたことになる。


本当に工場ではこういうことが起き易い。
私は工場で働いていたから解る。
もう止めて欲しいんだ。
工場は刑務所だとさえ言われていた。
それは、日本の技術ではオートメーション化が進み、人の手はほとんど要らなくなっていたにも関わらず、いじめや圧力をかけるためにわざとレベルの低い作業能率の悪い中途半端に手作業を入れるよう変えてしまったからなのだ。
それで作業員を苛め抜くほどのスピードで作業を行わせ、できた製品はすべて破棄、あるいは安価で流すようになっていた。
ただで自分たちが手に入れるためでもあっただろう。
結局、そんなやり方では質の悪いものしかできないのだ。

もう止めよう。
そんなやり方を認めてはいけないよ。
人まで殺すような工場なら、武力行使もやむを得ないと思う。
どうか来年は、そんな状態を一掃して、安全に仕事ができるようにして欲しい。



回廊亭の殺人

何故「回廊」なのだろうか。
明らかに「帰ろう」だと思う。
どこに帰るかというと、祖国にだ。
そんなに帰りたかったら、帰ればいい。
私にしてみれば、他国に来て犯罪犯しながら、祖国に帰りたがってるやつの気が知れないのだ。

さて、里中二郎が誰か、大抵の人は判ると思う。
「赤川次郎」及び「東野圭吾」のことだ。
それぞれ意味がある。
「赤川次郎」は、赤い血の川をジロッと見ている者の意。
「東野圭吾」は、東京の警護をしている者。
つまり、刑事や警察官のことだ。
このミステリー小説は、警察の資料なくしては書けないものだからだ。
書いている人は、警察官として警察の資料を手に入れられた人のようだ。
そこで解ったのだが、「マニュアル警察」の細かい手順というのは、映画やドラマを作るための資料にするためでもあったのだと思う。
また、この人はネットで「進次郎」と呼ばれている人でもある。

このドラマには、赤川次郎から東野圭吾に名前を変えた時のことが描かれている。
何故なら、「赤川次郎」として表に出ている顔の人が死んだからだ。
しかし書いている人は一貫していて、小説の内容は、過去に書かれたものと警察の資料、それから犯罪者の証言でストーリーが構成されている。
面白さは過去に書かれた小説(土台部分)にあり、それを現事件に合わせて都合のいいように書き換えてしまっているので、面白さに波がある。

この回のドラマで、過去に書かれた小説の部分は、途中で入るラブシーンである。
あの場面で不思議と涙が零れた人もいると思う。
あれは実話に基づく小説で、ある60代の女流作家に惹かれた20代の男性の悲恋物語なのだ。
女性は年齢を気にして、その人に近づこうとはしなかった。
しかし、男性の方は結婚まで考えていたのだ。
ある日とうとう男性は想いを遂げる。
一度きりだった。
その後、その2人は会うことが無かった。
それは男性が母親に殺されたからだ。
女性は、一度きりで男性は思い止まったのだと思い込んでいた。
来るはずもないと思いながら、どこか待っているような状態が長く続いたようだ。
その間に書かれた歌がある。
「ラヴ・イズ ・オーヴァー」だ。
そして女性は生涯独り身を貫いたのだ。

このドラマはその小説と犬神家の一族を足して、更には赤川次郎として顔を出している人を殺害した事件を混ぜたものと言えるだろう。
相続争いの場面は、芸能界の番組争いを表している。
それが金銭に関わってくるので、皆必死なのだ。
最後に出てくる遺言状の書き換えは、土台になる小説の権限を鯵沢弘美(東野圭吾)が取るという意味だ。
誰かに了承してもらったわけではない。
爆発の場面があったように、反対者を何人も殺している。
それで、たくさんの原作を手に入れているのだ。

しかし、この奪い合いの状況からすると、この2人も無事ではいられないかもしれないね。


実在するもの

殺意取扱説明書

この説明書は実在するそうだ。


殺意取扱説明書を実際に持っていたのは、この場合川島だけだろう。
木谷は憎んではいただろうが、川島を殺そうと思っていたわけではない。
ただ川島にもいいとこがあるはずだと思ってしまった人なのだ。

殺意取扱説明書は、社内や機関の秘密の場所に隠されていた。
それは、市民スパイとして潜り込んだ者が、その場所に馴染んでしまわないようにするためだと思われる。
その場所に次々とスパイを送り込むため、人減らしをする必要があったのだ。
更には、殺人はスパイにとってステータスであり、その場所で幅を利かせるためには有効なのである。
ちなみに日本語では書かれていないらしい。


よく続くなぁ・・

エンドレス・ナイト

ミステリーはまだまだある。
この話は、実話だが、いろいろ事情があって変えた部分がある。
リメイクもされているので、何故そうしたか疑問が残るところだ。

中盤でどんでん返しがあり、犯人を自白させる刑事の口頭技術が見物。


解説を少ししておくね。
被害者の妻「厚子」は、大阪に住んでいた時に母親とグルになって父親を殺した。
それは保険金目当てだったが、周囲には借金の取立てで脅迫されたと言っていたようだ。
これは、その時と同じことを自分の夫にしようとした事件なのである。
だから、すべて嘘であり、大阪嫌いも自分のやったことがバレることを恐れてのことだったのだ。

刑事が必要以上に優しい言葉をかけているが、そう言ってあげることで自分から自白するように仕向けたのである。
可哀想である過去を持つ人物であるなら、こう言うだろうと勝手に思考が働いて自白してしまっているのだ。
刑事はとっくに厚子が嘘ばかり言うことを解っていたのである。

リメイクされた理由は、リメイク前が犯行の手口まで描かれていたからだろう。
厚子と背格好の似た森岡という女性が行方不明になっていたのは、厚子と入れ替わってアリバイ工作をしていたからだと思う。
それを知られたくなかったのだろう。


おまけ
マニュアル警察

画質が悪いけどね。
これもまた不思議な話で、自首してきたのに、そこまでの手続きが異常に長いので、最後にはその温厚な性格が変わってしまったという話だ。
何故そんなに事件捜査の手順が長いのか・・・・それは、警察が役所と同じで、市民警察になっていたからだろう。
そうなると、その一つ一つの役割を果たすことで、経費が出る状態にあり、無駄と解っていながらマニュアルの順番どおりに事を進めようとするのだ。

誰か「私はミニスカポリスなの。」と言っている人がいるらしいんだが、それってただのコスプレ女じゃないのか?
まさかホントに警察名乗ってないよね。


2013年12月20日金曜日

推理オタクは好んで見る5


毒<ポイズン>

男が恋人を殺すとき
この「毒(ポイズン)」は、24時間以内に死に至り絶対に検出されない毒薬である。
そしてそれを発見したのは、日本人の科学者らしい。
更には、その毒の資料には写真があって、写っている人物の手の甲に「X4」の文字が書かれてある。
この「X4」のネーミングを考えた人とは完全一致しないかもしれないが、解読すると同じような意味が浮かび上がる。
「X」は、24番目のことでもあるが、ここではもちろん罰のことだ。
あるいは戸口に付けられた×印と同じ意味でもある。
つまり、現時点における排除ターゲットの選別に印をつけるとすれば、このドラマに出てくる人がどういう人か判断材料となるのである。
「4」は英語で「four」だが、これを「f」「our」に分割してみよう。
「f」は「force(力)」の略で、「our」は私たちのという意味だ。
つまり、「X4」とは人間を罰する力のこととなる。

この第一話のドラマは、女を使って荒稼ぎしていた男の話だ。
周囲には、質素な暮らしをしていると嘘を言い、2人の関係を隠して、金持ちをカモにしてお金を奪っていたのだ。
結局は、この2人は「回想電車」の男と同じで、体内に異常な状態があり癌に侵されている。
だから、突然死ぬのだ。
つまり、毒薬を使った話ではないので、薬物反応は一切出ないのだ。



女がストーカーを殺すとき
突然死する人には、いろんなタイプがあるようだ。
ここに出てくるストーカー男は、ある女性を異常に信奉していたらしい。
それは「沙織」という名前だ。
「代筆」の話に例えると、もし手紙の差出人の名前が「沙織」だったらどういうイメージを持つだろうか。
ストーカーの特徴である妄想がその人を動かしてしまうだろう。
そういう名前の効果を利用していたのが「沙織」なのである。

もしかしたら、その女性は人気のあった誰かを殺して成り代わった人かもしれない。
その人に成っていれば、誰からもそのイメージで見てもらえる・・・そう思ったのだろう。
友人の麻央は、自分よりいい思いをしている沙織が憎くて仕方が無いのだ。
いつか殺ってやろうと思っていたに違いない。
まるで四姉妹みたいだね。

最後に顔を包帯巻きにされているが、本当に切られた可能性がある。
たぶん、その女性に対して麻央と同じ感情を持っていた人がテレビ関係者にたくさんいたんだ。

まさか・・・実際にその人の使ってる名前って・・・・・サユリじゃ・・。
名前使ってると本人と同じ目に遭うらしいのだが・・・・。



刑事が容疑者を殺すとき
この話は、2012年10月に起きたエイプリル・ジョーンズちゃん殺害事件が元になっている。
写真を見てもらえば解るが、エイプリルちゃんはとても可愛いので、皆の人気者だったのだ。
そして、当時捜索隊も出ている。

ドラマでも実際の事件でも、犯人は一番怪しくない人が真犯人なのだが、ドラマの方では行き違いの結果2人の男性が殺し合いをした形となっている。
おかしいのは、常に母親であるエリ子が目を離した隙に、娘がさらわれていることだ。
つまり、エリ子が真犯人か、あるいは原田とエリ子が共謀していたかのどちらかだ。

では、元になった事件の真相を追ってみよう。
エイプリルちゃんは可愛いくて優しい性格だったので、周囲の大人にも人気があった。
それを良く思わない者がいた。
もちろん母親だ。
つまり、エイプリルちゃんを殺したのは母親なのだ。

それを町中で隠そうとして、偽の容疑者を作り逮捕までしている。
その時の捜索の様子が写真に残っているが、何故こんなにきれいに残っているのか疑問である。
それもネット配信までして、公開している。
他の事件でこんなにきれいに写真が残っていることはまずない。
そこで感じたのは、この事件の真相隠しを町中の人で行っていたのではないかということ。
それはいったい何故なのだろうか。

写真は時期的にもイギリスではないと思われるので、アメリカで事件は起こっている。
しかし、町の人たちはアメリカに移住してきたイギリス人なのだ。
だから、イギリスで起こった事件としてニュース記事になっている。
その場合、町中の人の生活は厳しいものだったと思う。
だからこそデマがまかり通ってしまったのだ。
そのデマとは、エイプリルちゃんの事件として捜索隊や警察が動いたということにすれば、多額のお金が入ってくるというものだった。
デマを流したのは、エイプリルちゃんの母親だ。

今の時代、こういうことは考えられることだ。
しかし、お金が欲しいのであれば、もっと他のことをした方が良かったのではないだろうか。
結局、その町の人たちにはお金は入らなかったのだ。
それはイギリスで起こった事件としてニュースになってしまったからだ。

それで思った。
そういう騙しでお金をくすね取るのではなく、不正で隠してあるようなお金を見つけたら皆で分けた方がいいのではないかと・・・。
それは、税金や公的な資金とは縁の無いものなので、収支の計算に入れなくていいのだ。
だって、それは元々無いお金なのだから・・・。
できれば、たくさんの人に協力して欲しい。
今だって、みんな生活は苦しいだろう。
反対するような人には言わなければいいのだ。

・・・考えてみて。



カリスマ主婦が旧友を殺すとき
この話の元になった事件は、2012年9月に過去最大級の韓国売春グループが摘発された事件だ。
しかしながら、この事件がテレビドラマネタにされているということは、摘発された韓国売春グループは誰一人捕まっていないということだ。
つまり、警察は逃がしているということになる。

もしかしたら、警察署にも不正なお金が保管してあるかもしれないね。
どうして何一つ事件が解決されていないか・・・そこに不審感が蔓延する理由がある。
ちゃんとやれない人が警官の制服着たって警察官とは言えないからね。

さて、ドラマの内容で売春をしていた者は全員死んでいくようだ。
犯行の手口を見れば、薬で眠らせるか殺すかして、金目のものをすべて盗んでいたということになる。
だから、記事に100億円などという驚くような金額が出てくるのだ。
それを摘発したということは・・・・その100億円は警察が持っているということにならないだろうか。

警察がいないのであれば、その売春グループは我々で処分しなければならないだろう。
そうしないと、これからも被害は続いていくのだ。
武装準備をお願いする。
1人1人ジングを手に入れてくれ。



読者モデルがライバルを殺すとき
この話の元のなった事件は、ブラジル出身のスーパーモデル「カロリナ・レストン拒食症死亡事件」である。
しかし、それは日本で起きたことではなかったので、日本ならどういう事件になるかモデル関係で話を聞いて作ったようだ。
つまり、犯人の目星がつくようなことはしたくなかったようだ。
ということは、実際に起きた事件の犯人が解れば、日本でも同じような状態があったと見ていいと思う。

カロリナ・レストンは、一度日本に来ている。
写真を見てもらえば解るが、日本人好みの顔をしている。
恐らく、日本での人気は凄いものだっただろう。
それをよく思わないのは、こういう事件では例外なく母親である。
彼女の死も、母親が毒殺したのが本当のところなのだ。
カロリナは、激痩せではなく、スーパーモデル体型だっただけである。
しかし、彼女を毒殺したことを隠すために、画像を変えて拒食症だったことにしてしまったのだ。
こういうやり方をするということは、母親はかなり太っていたからだろう。
周囲がそれに協力しているのは、その母親のような人がたくさんいたからだ。

さて、このドラマになっているモデルの話だが、モデルといってもモデルの写真に顔を貼り付けて名前を名乗ってる人のことだ。
一応同じ格好をして写真を撮るので、自分が本当のモデルであるように錯覚する。
まあ、それは仕方ないかもしれない。
雑誌の読者モデル同士がやり合ったという話で、ドラマが構成されたようだ。
しかし、作ったといっても実際に事件は起きている。
先に名前が売れていた人を弾こうとして諍いが起こり、結局殺してしまって後から入って来た人が取って代わったらしい。
芸能界ではないのでマネージャーらしき人はいない。
そこは話を作ったんだろう。

なんとなく、カワイイとか痩せてるとか人気があるとか、そういうことは単に殺す理由を見つけただけのこと。
結局はお金目的なんだよね。
もし、顔や体型なんかを気にするのなら、薬を断つべきだよ。
ほとんどが薬で本来の美しさを失っている。
病気でもないのに飲んでる薬というのは、何がどう作用しているか本人は知らないのだから。
体にいいと聞いて口にしているものもだよ。
それにも何か入ってると思う。
無理に摂取するんじゃなくて、自分の好きなものを選んだ方がいいに決まってるんだ。
自分の体が欲しがってるんだからね。
もちろん薬で食欲増進してしまう作用ってあるから、気をつけないといけないけどね。

美しさって何だと思う?
人がきれいになる時・・・例えば恋愛中とか、人間関係や仕事が上手くいってる時なんかだと思うんだけどね。
・・・それは、「安心」を手に入れているってことなんだ。
自分のことを思い出して考えてごらんよ。
そうだったはずだよ。



部下が上司を殺すとき
これは情報提供者の身近に起きた事件で、報道されていないもののようだ。
その情報提供者は同時に犯人でもある。
ドラマどおりに「吉野 京子」が情報提供者なのだ。
だから、自分の都合のいいように展開させている。

トップを走っていた女性が、自分を追い越すような男性を好きになることはよくある。
つまり、秋山は正田に好意を持っていたのだ。
更には、男性にとって自分の仕事の結果を認めてくれる女性を好きになることはよくあると思う。
つまり、正田も秋山に好意を持っていて、2人は結婚することになっていたのだ。
結局、吉野の妬み心で事件が起きているようだ。

話の流れとして、正田の本社移動によって、秋山も一緒について行くことになっていたはずだ。
それを止めようと、吉野がまず秋山を殺したのだと思う。
そうすれば、自然と正田は自分のものになるものだと吉野は思っていた。
だが、完全に拒まれたのだろう。
吉野は意を決して、秋山を殺したのは自分だと、脅しをかけてみた。
言うことを聞かせようとしたのだろうが、結果は裏目に出てしまったのだ。
結局、正田も殺さなくてはならなくなってしまったようだ。

ところで、ドラマの中に出てくる「レズビアン」的なものというのは、実際は存在しない。
女が女に惚れる時、体の関係ではなく、その人が持つ雰囲気とか精神的な部分に惚れるのだ。
もし今の世界に「レズビアン」がいたとしたら、脅迫されてそう見えるよう作っているか、薬による中毒症状がレズという形で出ているかになる。
「ホモ」も同じなので、そういう認識で見て欲しいと思う。
別の見方をすれば、犯罪者が不審な行動を取る時に「レズ」や「ホモ」を言い訳として利用する場合があるかもしれない。



フリーターが暴力夫を殺すとき
この話は、同じケースの事件がたくさんあったと思われる。
それを集約したものが、ニュースとして報道されている
それがどういう意味なのかは、このドラマが教えてくれるだろう。

最後のシーンでフリーターの植垣が何者だったかが判る。
「俺は君のために・・そうだ、君のために甲斐とアユミを殺したのに・・。」
問題は登場していない「アユミ」という人物が誰かだ。
一番考えられるのは、甲斐の妻である「由美」だろう。
そうなると、事件のあらましがガラッと変わってしまう。

甲斐とその妻由美を殺して「あなたのために殺した。」と言ったのなら、言われたのは翔太だ。
そうなると、植垣は女性ということになる。
ということは、ドラマの初めで死にたがっていたのは実際は翔太なのだ。
そこに付け入るように近づいたのが、スナックで働く女性だったというわけだ。
何故か犯人は、どこかに確実に証拠を残してしまうようだ。
つまり、殺人犯はその女性で、テレビドラマの情報提供者でもあるということだ。

最後拳を振り上げた植垣に翔太が抱き付くが、実際は父と母を殺した犯人が判ってその犯人に向かって翔太が「殺す!」と言って向かって来ようとしたので犯人が止めた場面なのである。

そして、もう一つ。
その犯人は、巷で密かに有名になっている人(ここでは松井のことだが)に成りすましていたということもあったと思われる。

さて、気になったのは、「人の心には善もあります。」という台詞。
松井が笹本に対して指摘しているのだが、どうやら笹本の父親が言った言葉らしい。
しかし、その父親が死んだ理由もそこにあったと推測する。
善とは何か、悪とは何か。
善と悪は混ざっているように見えても混ざらないということを知っておいて下さい。
同じ拳を振り上げても、理由が全く違う場合がある。
「ごめんなさい」の言葉にも、まったく違う意味が込められている場合がある。
「あなた、いい人ね」の言葉にも、まったく違う意味がある。
善と悪が同居している人間がいたとしたら、その人は悪なのである。
どんなに善に見えても、悪を持って善に見えることを行っているだけなのだ。
それを取り違えてしまうと、油断した笹本の父親のように殺されてしまうのだ。

それから、松井が言っていた「監獄実験」だが、これは「es(エス)」という映画の内容を示している。
この説明も言葉足らずだ。
本当は、力を持つ前に力を奪われているのだ。
その酷い反動で、力を奪ってきた者が力を奪われた者に殺されていくのだ。
当たり前のことだ。

更に松井は「人には善も悪もない。役割があるだけ。」と言っている。
人間の認識では、善も悪も視点が違えば逆転する。
自分の親を殺した犯人は自分とって悪だが、その犯人にとって殺す理由があったのだ。
理由がある限り、犯人にとってそのこと自体悪ではないのである。
解り易く言えば、ライオンと人間が一緒にいたらどうなるかだ。
腹が減ったライオンは人間を食べようとするかもしれないが、それは悪ではない。
しかし、人間にとってそれは悪と思えるだろう。
逆に、人間がライオンを殺そうとすれば、ライオンには人間が悪に見えると思う。

問題は、一緒にいてはいけない者同士が一緒にいるということだ。

このドラマが放送されてしまったということは、文句を言う人がいないということだ。
だから、ニュースの内容は殺人犯と被害者が逆なのである。
つまり、翔太は犯人にも善があると思ってしまったのだろう。



刑事が毒を暴くとき
この回は、今までの事件をダイジェストでまとめたものだが、何故途中でそんな展開になったか解るだろうか。
ヒントは最後のシーンで、松井が笹本の知ってる人に毒を渡したと教えていること。
それが次の話に繋がっていくのだが、実はもう手遅れなのだ。
事はもう起きている。
だから、この回は話が作れなかったのである。
その理由は、次の回に形を変えて登場する。
そして、一つ確認して欲しいのだが、本条刑事の顔が変わっているような気がしないかどうか・・・。



妻が夫を殺すとき
この回は、前回起こったことがきっかけで出てきた話だ。
情報提供は、貴子。
さて、この貴子がいったい誰なのか・・・。

その前に、前回の収録時に何が起こったかが問題だ。
第十話の映像に残っているのは、ほんの僅かだが本条刑事がお腹を押さえている場面が入っている。
22分前後、バックには救急車の大きなサイレンの音も聞こえるのだ。
そして、本条刑事は同時に千葉刑事の演技もやっていたようなのだが、身振りで判るだろうか。
前回の内容では、千葉と笹本が激しく言い合う場面がある。
そこでかなり本気で殴っているようだ。
それはその後に続く話に理由が隠されているのだが・・・。

撮影の合間に、笹本は本条に妊娠したと告げている。
しかし、それが嘘であることに気づいたのだ。
それは、推測だが、その日薬を入れた飲み物ではないかと思った本条は、飲んだふりをして実際は飲まずに眠ったふりをしたのだろう。
その間に起きたことを本条自身は自覚していたのだ。
だから、妊娠は嘘だと思ったのだ。
だが、笹本は中絶費用を要求してきた。
それで本条は怒ったのだと思う。

恐らく、この後刑事が殺される場面が多くなることが予想されていたので、笹本が本条に「今度はあんたの番ね。」というようなことを言ったのかもしれない。
ホームズの時もそうだったが、後半になると出演者の中に本性を出して来る者がいる。
だんだん現場の雰囲気が殺気立って、恐怖感を感じるようになるのだ。
この回で、病床に伏した秋吉の額に大量の汗が噴出しているのがわかったと思う。
この時「俺はこのまま眠らされてしまうのではないか・・。」と思っていたのではないだろうか。

結論として「貴子」は笹本だ。
この第11話がドラマになっているということは、もう文句を言う本条がいないからだ。
そして、笹本は貴子であり、また加奈子でもある。
自分で話を上手く作ったのだろう。




テロリストが仲間を殺すとき
この回は、もちろん指名手配犯オウム真理教信者の逃走劇が元になっている。
しかし、大臣暗殺事件に関与していたというのは真っ赤な嘘だ。
何故なら、逃げ回っている逃走犯は、絶対にテロリストとして動けなかったはずだからだ。
普通に生活する普通の人になっていることで、生き長らえていたのだ。
だから、テロ活動をしていたのは、全く周囲の目を気にする状況にない人たち。
当然そうでなければ、動けないのだ。



人が人を殺すとき
最終回なので、どうやって終わるのか楽しみにしていたのだが・・・。
松井がそうなるとは思わなかったな。
松井というのは、監獄実験の犠牲者であるが、あの映画のようにお金目当てで参加した者ということだろう。
つまり、松井は初めから毒を使う側(癌保有者)だったということだね。

笹本が毒を入れなかったのは、松井が見ていたからだろう。
見てなかったら、入れたんじゃないか?
最後、笹本が死ななかったとは誰も言っていないので、死んだ可能性が残されている。
大月がどちらのグラスにも毒を入れたとすれば・・・。
話としては、うるさいハエ(事情を知っている者)を叩き潰したがっているように見えたのだが・・。


2013年12月19日木曜日

見たかったの

「ネバーエンディング・ストーリー 字幕 01 02 03 04 05 06

すごくイイお話。





2013年12月18日水曜日

寒いね・・・((((;゜Д゜)))ブルブル

そこで、やっぱミステリーもの。
寒さ倍増。

週刊 赤川次郎 01

これ、オムニバスで短編が3本繋がってるから、全部見ないとどうなっていくのか見当がつかない。
ちょっとちゃんと見られるかどうか確かめてみるね。

「週刊 赤川次郎 02a 02b 03a 03b

「週刊 赤川次郎 04 05

<代筆>
この話は、ある工場で起こったことだ。
映画「ジュリエットからの手紙」と同じことだと思う。
代筆となった手紙は、過去に書かれた恋人への手紙の数々。
それを収集している者がいるのだ。
日本語で手紙が書けない彼女らは、それを使って男性を捕まえようとしていた。

この話に出てくる男性は、代筆を頼んだわけではなく、手紙を受け取った方だ。
てっきり本人が書いたものだと思って、その人柄に惚れて結婚を決めてしまったという悲劇が描かれている。
ドラマのように、相手の女性は酷く悪質な性質を持っている。
だから、結婚した後は男性にとって地獄なのだ。

私もネットでそれらしい書き込みを見たことがある。
それを見た私は、一瞬息を呑み、その文章に惹かれる自分を確認して驚いた。
その言い回しは、男性だけでなく女性の心をも捉えるだろう。
しかし、これでやっと解った。
その文章は、そのブログの主ではなかったのだ。

諸君、気をつけてくれたまえ。


「週刊 赤川次郎 06

<美しい闇>
この話は、ある病院で起こった事件だが、やはり犯人の供述によって作り上げられている。
そうなると、隠したいことは別のことにすり替えられているので、犯人らしく見えない者が犯人なのである。

ドラマの流れでは、どうもターゲットになっている医師は病院内で描かれているような恋愛には逆に興味がなかったように見える。
ということは、盲目の患者と看護婦の小競り合いの結果、どちらかが殺されているのだ。

その刺殺事件はニュースになっているが、記事は事実を伝えていない。
新聞の記事は真相を隠そうとするテレビニュースの記録だ。
2007年1月15日に事件が発生し、刺殺体が発見され警察に通報されている。
だが、殺されたのは大学の男子学生ではなく、医師をターゲットにした恋愛絡みの事件なので被害者は女性だったはずだ。
何故大学の男子学生としたのかだが、当時大学関係で事件が多発しており、それをリンクさせてこっちの事件の詳細を隠そうとしたのだと思われる。

ドラマでは盲目の患者が刺殺された現場を通っていることから、殺されたのは医師に言い寄っていた看護婦だったのではないだろうか。
初めから怪しかったのだが、患者といっても盲目だったわけではなさそうだ。
入院しているはずが、何故あんな時間にあんな所を歩いていなければならないのか解らない。
どうも嘘を言って、医師目当てに無理やり入院してきたようなことだったのだろう。
だから医師は「君の目は見えるはずだ。」と言っていたのだ。
更には、お化け屋敷で先頭に立って歩いている。
それもどうかと思うが・・・。

だとすれば、ドラマにするために情報提供したのもその人ということになる。
容疑者として集められた男性3人は、犯人の付き合っていた男たちであり、犯人が入院する前に全員殺している可能性が高い。
「先生のために付き合っていた男と別れて来た。」という台詞も、犯人が言った台詞なのではないだろうか。
三番目の男性は本命なのに、殴る蹴るの暴行を加えていたという。
これは、ほとんどお金目当てに犯人自身がやっていたことなのだと思われる。

最後のシーンで、医師が死ぬ場面。
万年筆で首を刺すなどということは、逆上して犯人が背後から襲ったとしか思えない。
万年筆が置いてあるのは大概自宅の自室。
つまり、その医師も自宅で犯人に殺されていると思う。
家庭持ちでなかった彼の家に上がり込むことができた犯人は、チャンスだと思って迫ったのだろう。
医師はそこで犯人を怒らせることを言ってしまったのだ。
恐らく、万年筆は被害者の手に握らされていたのだろう。
犯人は、自殺に見せかけるために偽装を行ったようだ。

タイトルどおりにすべて犯行は暗闇で行われている。
そして、その残虐な現場を直視したくない犯人の心情が浮き出ている。


「週刊 赤川次郎 07 08 09 10

<迷いの季節>
この話はかなり短かったが、何故社内でトラブル処理をする専門分野があり、女性社員同士の諍いが起こり、新入社員があっと言う間に辞めていくのか・・・。
倉庫にあったゴキブリが何を示すのか・・・。
今ならピンとくる人は多いと思う。
つまり、死体があったのだ。
コメディタッチに仕上げているが、こういう会社では笑えないことが多いのだ。

諸君、気をつけてくれたまえ。


「週刊 赤川次郎 11 12 最終回


<幽霊屋敷の電話番>
この話は、大きい事件だと思う。
元になったのは、世田谷の自宅で起こった一家惨殺事件だ。
記事にも残っているが、場所も内容も変えられている。
田園地帯というのは、世田谷の田園調布のことである。
そこに住んでいたのは、明治大学教授とその家族の3人。

事件の元になったのは、ある女子大生が教授と言い争いをしたことに始まる。
「君はこの学校の生徒ではないだろう?」
この時既に何人もの侵入者が学内で学生のフリをしていたようだ。
その女子学生は、教授に身元がバレたことで居場所が無くなってしまい、酷く教授を恨んだのだ。
それがHPに残っている。
その人はキャンパスハラスメントと名付けて、教授を糾弾する内容を書き込んでいる。
大学内であれば、ネットに書き込まず友人や他の教授に相談すればいいのだ。
だが、そうしなかった。
名前も性別も偽って書いたところで、何の解決もないだろう。
つまり、HPは事件のカモフラージュなのだ。

そのHPの内容が怪しいと思うのは、そのことがテレビネタとして情報提供されているからでもある。
そして更には、大学の学生まで巻き込んだ異常事態を引き起こしている。
同じ時期に明治大学内において、いじめ自殺事件も起こっている。

調べてみると、気になる情報があった。
明治大学学生の大量留年事件だ。
時期は隠してあるようだが、同じ頃ではなかったかと思われる。
その頃、東京ではいろんな危険事態が発生して、大量に人が移動したりしている。
ある場所では、町ぐるみでスッカラカンになっている所もあったようだ。
そのために大学生たちは、学業を続けられなかったのでないかと思われる。
仕事に就いてしまった人もいただろう。
それを利用されていないかどうか心配だ。
名前を使う連中だから、未だに学生を気取ってうろうろしているような気がする。

もう一つの話に出てくるが、学生と言っても家族持ちのおばさんだったりするのだ。
後日談になるが、このことをドラマ化した後に明治大学教授を殺した女性にあることが起きる。

では、ドラマと共に何が起こっていたか追ってみよう。
明治大学教授に身元が一致しないことがバレた女性は、教授宅に毒菓子を持っていくことに決めた。
その名前の女子大生を殺して成り代わっていたので、周囲にそのことが知られる前に事を起こそうとしたのだ。
もしかしたら、学生内で犯人が「仲直りしないといけないからお菓子を持っていく。」と言っていたのを聞いた人がいるかもしれない。

犯人は毒菓子を教授ではなく家族に渡してさっさと帰ってきた。
その後、教授の消息が途絶える。

しばらくして、テレビ局で幽霊屋敷を使った企画が持ち上がる。
その時指名されたのは、男性タレントで女性が付き添って現場までやってきた。
どうも付き添い人の台詞が女性っぽいので、男女逆でドラマにしたようだ。
その男性タレントは、殺された大学教授宅とは知らずに言われたとおり一人で家に入り、かかってきた電話を受けて出てくる手筈になっていた。
しかし、毒菓子には青酸カリが使われていたので、部屋に入った途端男性タレントは倒れて死亡してしまったと思われる。
この企画の目的は、教授が確実に死んでいたか確かめるためだったのだ。

しかし、教授がいなくなったことで不審がった学生はたくさんいたのだ。
そこで、学内全部に教授を殺したと伝えたようだ。
結局、大学自体が動かなくなり、皆散り散りバラバラになっていった。
金澤という学生が引越しの準備をしていたのは、実家に戻る学生がほとんどだったからだろう。
高価な車に乗っていたのは、犯人の女性だ。
皆教授を殺した後盗ったんだろうと噂したのだ。
居座る学生を脅して追い出したケースもあったようだ。

その後、仕事に就いた大学生たちは、それなりに結婚までする人も現れた。
しかし、それさえ邪魔しようと、市民スパイを使って情報を収集し、破談に追い込んでいったのだ。

最後に車に追い詰められていくシーンが入っているが、この2人の安否が心配である。
そのままやられてしまったのではないかと・・・・。



<夏休み>
この話は、会社ではよくある光景だ。
騙しやすっぽかしは、その人の反応を見るために行われている。
主人公はとてもいい人で、優しいという認識を周囲が皆持っている。
それをぶち壊すのが目的なのだ。

いい人というのは、いろんな人を助けてしまう。
その時に計画した企みがいい人のせいで破棄されてしまうことは多い。
彼女らは会社内が上手くいくことを望んでいないのだ。
トラブルがあればあるほど、何かやれると思っている。

しかし、会社が上手くいかなければ潰れてしまうということも事実だ。
正式な契約をして入社した社員と不正をして入って来た人たちとは、考え方がまるで違う。
世間にはいろんな人がいるなどといった誤魔化しや言い訳を聞き入れてはならない。
じゃあ、会社内に犯罪者や泥棒がいるということも普通のことなのだろうか。
私には全く腑に落ちないことだよ。



<青春の決算>
さて、この話は「幽霊屋敷の電話番」と繋がっている。
ここに出てくる高校生になった靖代は、明治大学教授一家を殺した犯人だ。
犯人は大学で靖代と入れ替わっている。
その詳細がこのドラマで描かれているのだ。

恐らく高校ではなく大学で、学年の終わりに送別会を開く慣わしがあった。
その時に好きな人に告白するという風習があったのだ。
だが、靖代本人はその時に殺されている。
実は、靖代からではなく、柳原から手紙を渡してくれと靖代の友人に言付けを頼んでいたようだ。
それを友人は勝手に開いて見てしまったのだ。

その手紙は靖代には渡されなかったのだが、柳原は不安に思って靖代を探し回ったようだ。
それに気づいたもう一人の友人が、靖代を暗い場所に呼び出して殺害。
その死体を柳原に見せている。
その時靖代を殺したのが、大学教授を殺した犯人なのである。

だから靖代の家族というのは、大学教授を殺した犯人の家族のことだ。
靖代が娘を妹と間違えているのは、当時姉妹として動いていたからで、柳原の手紙を渡さなかったのはその妹なのである。

好きな人を目の前で殺すなど、この上も無く卑怯なやり方だと思う。
そういうことをやっていれば、どこかでしっぺ返しがあるものだよ。
案の定、テレビ局にこの話のネタを提供した後、明治大学の運営費1億円をテレビ局に奪われている。
犯人には、1円たりとも渡らなかったようだ。

ばかじゃん。





しかし、こんな理不尽をそのまま放置するわけにはいかないだろう。
これから諸君には、クリスマスキャロルを再現してもらいたいのだ。
上記のように、大学を潰して運営費をテレビ局がくすね取っている。
もちろんそれ以外にもやっていると思う。
それを見つけてきて欲しい。
現在稼動している全国の各テレビ局の建物内、地下も含んだ全域を捜査。
空間にダンボールが積み上げられていたら中身をチェック。
見つけたら、みんなに1人10万円ずつ配ってくれ。
そこに残さないように。
テレビ局が不正を行っていても発覚しにくい状態になっているので、現金で保管されている可能性が高い。
金融関係には一切通してないものだ。
協力をお願いする。
以上だ。


2013年12月17日火曜日

短いですが・・・


回想電車

これは2007年3月に世にも奇妙な物語の特別編で放送されたものだ。
この話はやはり昔書かれた短編小説が元になっている。

この不思議な物語の意味が解るだろうか。
少し良い意味に変えてあるようだけど・・・。



この男が何故解雇され、最後は死ぬことになったか・・。
ヒントは3つのケースで表されている。
ドラマでは、他人にはそう言っていたという形が描いてあるようだ。
だからほとんど嘘なのだ。
で、この話・・・実は・・・・。

男は、妊婦を殺害した者であり、事故を装って同僚を殺害した者であり、小さい女の子を誘拐して殺害した連続殺人犯なのである。
幽霊のように消えてしまうので、皆死んでいるのだ。

そういう人は、体に爆弾を抱えている。
しばらく前に「突然死」というのが流行ったが、皆この男と同じであると言っていい。
それは人肉あるいは血液を体に摂り込んだ結果、それが癌細胞となって時間と共に大きくなっていき、体内でその抑え込みに限界が来た時、突然死を迎えることになるのだ。

この話が書かれた頃にも同じことが起こっていたのだろう。


透き通った一日

これも中身濃いな・・・。

これは「滝川高校いじめ自殺事件」のことだ。

前にも言ったように、供述は犯人がしている。
それを元にドラマ仕立てにしているのだ。
大体何故ドラマにしたかだ。
それもこんな幽霊話のような形で・・・。
記録ではいじめを受けたのは男子生徒となっているが、男をいじめるのは男だということは前にも言ったとおりだ。
しかし、男は殺害方法として突き落としという方法は使わない。
突き落とし、毒殺などの卑怯な手口は使わない・・・男がその方法を使ったという話を聞いたことがないのだ。
つまり、犯人は女だったはずである。
いじめの場合、女は女をやろうとするので、被害者も女性だったのだ。
真相を隠そうとしていたテレビニュースをWikipediaはそのまま記録として残しているだけだろう。

殺された娘と突き落とした者は、風貌もやられたことも逆である。
殺された娘は、成績優秀でスポーツ万能・・・誰からも羨望の目で見られていた。
理不尽なことにははっきりと抗議するタイプだったのだろう。
それが元で狙われたようだ。
親友を装っていた犯人は、常にいつか殺そうと機会を狙っていたのだ。
殺した後、成り代わろうとしていたと思われる。

ドラマの最後で、教師が一人屋上から落とされて殺されているが、この元になった事件のことで反発した発言をしてしまった可能性が高い。
そのために、恐らく「演技のためにロープをかけて後ろから引っ張ってあげるわ。」と言われてそのとおりにしてしまったのだ。

言っておくが、油断してはならない。
親友だろうが、親切そうだろうが、気を許して自分を危険に晒してはならない。
少しでも変だと思ったら離れなさい。

この事件はニュースでも取り上げられたように、大きな波紋を広げている。
それでも真相が明らかにされなかったということは、相当数の共犯者がいた模様。
皆協力して仇を討って欲しい。



2013年12月14日土曜日

土曜洋画劇場

今夜の土曜洋画劇場は・・・。

タイタニック

ごゆっくりご覧ください。


2013年12月12日木曜日

リバーシブルアニメ

テニスの王子様 二人のサムライ The First Game

これは映画製作時のことが含まれてるね。
最後はよく解らないが、解ろうとすれば解るのかも。


テニスの王子様 英国式庭球城決戦!

とりあえず載せておくけど、それが何を元に描かれたのか、ちょっと考えてみて欲しい。



この映画は、柳川高等学校で起こった男子テニス部暴行事件が元になっている。
「2008年5月22日、男子テニス部で3年生が1年の後輩を殴って鼻の骨を折る事件が発生。同年6月29日、3年生が殴ったり平手打ちをする事件が発生。同年11月13日にはテニス部の上級生部員らが1年生部員らに暴行を加えていたことが発覚した。」
記録として残されているのはそれだけだ。
本当はその高校の男子テニス部の部員全員が殺された事件である。

真相はこうだ。
ある日突然男子テニス部の部長が消えた。
そこに現れたのは、部員でもない3年生。
正確には、学生として潜り込んでいた外部の者だ。
そいつが新しい部長になったと公言した。
困惑しながらも部員たちは、その新しい部長の指示に従って練習を開始したのだ。
その練習とは・・・。

凶器として使われたのが「リアルテニスボール」。
「リアルテニス」とは、「ジュ・ド・ポーム」と呼ばれるもので、一説では現在のテニスの端りとなったものだと言われている。
「ジュ・ド・ポーム」とは、フランス語で「手のひら(paume)の遊び、ゲーム」を意味するらしい。
その名が示すように、古くは素手で直接ボールをたたいて競技したという。
ここでは、ラケットを使わずにボールを当てるという意味だと思っていい。
しかし、当てたくらいで死亡させるには固くて小さいボールでなければならない。
そうなると、当て嵌まるのは「ゴルフボール」しかない。
それをどう使ったのか・・・・。

答えは、物凄いスピードでボールを発射する「ピッチングマシン」。
それにゴルフボールをセットして部員に向かって射ち始めたのだ。
倒れた部員の頭目掛けて何度も何度もボールを当て、顔をぐちゃぐちゃにしたらしい。
だからこそ、この映画で「クラック(crack)」という言葉を使ったのだ。
「クラック」は「裂け目」「ひび割れ」のことだ。
このグループが指輪をしているのは、妻帯者であり学生でもなんでもないただの暴力じじいの集まりだからなのだ。

しかし、何故そんな無謀とも思える暴挙に出ることができたのか・・・。
ただ気に入らないというだけではそこまでできないものだ。
つまり、その連中には大きなスポンサーがいるということだ。
それは・・・・日本のテニス界のニューフェイスたちが、海外の選手を脅かす存在になると思われていたからだ。
ただ海外の選手が直接その暴行を依頼したわけではない。
選手の家族が依頼しているのだ。
結局、自分の収入源である選手がその立場を維持し、自分らの収入が少しでも減らないよう前もって手を打ったというのが真相のようだ。

過去に、外国に行った日本の選手が活躍した結果どうなったかに真相の鍵があると思う。


ここで日月神示の一部分を思い出す。
「嵐の中の捨て子船ぞ、どこへ行くやら行かずやら、船頭さんにもわかるまい、メリカ、キリスは花道で、味方と思うた国々も、一つになりて攻めてくる、梶も櫂さえ折れた船、どうすることもなくなくに、苦しい時の神頼み、それでは神も手が出せぬ、腐りた物は腐らせて、肥料になりと思えども、肥料にさえならぬもの、沢山出来て居ろうがな、北から攻めて来る時が、この世の終わり始めなり」
「世界は一つになったぞ、一つになって神の国に攻め寄せて来ると申してあることだ出てきたぞ。臣民には未だ判るまいなれど、今に判りてくるぞ、くどう気つけておいたことのいよいよが来たぞ、覚悟はよいか、臣民一人一人の心も同じになりておろうがな、学と神の力との大戦ぞ、神国の神の力現す時が近うなりたぞ、今、現すと、助かる臣民殆どないから、神は待てるだけ待ちているのぞ、臣民も可愛いが、元を潰すことならんから、いよいよとなりたら、どんなことありても、ここまで知らせてあるのざから、神に手落ちはあるまいがな。いよいよとなれば、なぜ知らさぬのぞと申すが、今では何馬鹿なと申して取りあげぬことよくわかっているぞ」
「世界中総掛りで攻めて来るとのざから、一度はあるにあられんことになるのぞ、大将ざからと言って油断出来ん。富士の山動くまでにはどんな事も耐えねばならんぞ。上辛いぞ。どんな事があっても死に急ぐでないぞ」
「今のどさくさにまぎれて、悪魔はまだえらい仕組み致して上にあるなれど、上に上がりきらんうちにグレンぞ、せめて3日天下が取れたら見ものであれど、こうなることは世の元から判っているから、もう無茶なことはゆるさんぞ」

ここでの「花道」は引退前に通る舞台道のこと。
つまり、持てはやされた国々が中心になって、世界中が日本潰しを計画していたということではないだろうか。
「北から攻めてくる」とは、東北の地震を意味していると思う。
「富士の山」とは、「富士山」ではなく「不治の病の者」を指している。
「臣民」とは、「」がヤマト王権で使われていた姓(かばね)の一つであることより、正統な日本民族を指す。

世界で異変が起きた時、一番初めにイギリスを中心にしたヨーロッパが打撃を受け、移動を止む無しとしてアメリカに渡っている。
それは大量の青酸カリを流したせいなのだが・・・・それを仕組んだのはどこなのか。
そのことで一番得をしたのは、ヨーロッパ諸国を従えることができたアメリカなのではないだろうか。
しかし、イギリスはそれに気づいたのだろう。
そのまま黙っているわけにはいかないと、人工衛星をアメリカにも落とせと日本にいる仲間に指示を出している。
そこから凶悪グループの中心人物に話が通って、実行したのだ。
それを知ったアメリカが約束が違うぞと責め立てると、中心人物が非難を回避しようとして日本にもあちこち落としてしまったようだ。
順番としては、そうなっていたと思う。

私たちは気づかなかったが、世界は日本に対して別の考えを持っていたことになる。


2013年12月10日火曜日

シリーズもの


三毛猫ホームズの推理 第一話

これは1996年作のリメイクなのかな。
偶然飼うことになった三毛猫が事件のヒントをくれるという不思議な話。

さて、第一話の殺害方法が何を意味しているのか・・・。
そこが一番注目すべきところだろう。
答えは「スカイツリー」。
このスカイツリー、どうしてこういう(建造物としては)不安定な形にしたのか。
東京タワーがあるのに、それと同じようなものを作る必要はないだろう。
その理由は、NASAで同じことをしていたのができなくなったのが理由の1つだ。
おまけに観光地として造られているので、待ち合わせ場所には打って付けというわけだ。
時折、トラブルが発生してエレベーターが止まったというニュースが入る。
その時に、事が起きていると思っていいだろう。
問題はエレベーターだ。
「スカイツリー」のツリーが人のことだとしたら、宙を舞う人を意味する。
宙を舞うには無重力状態を作らなければならないが、それは物理的に急降下させた時に起こることは知っていると思う。
もし、スカイツリーに観光に行って帰って来なかった人がいたら、その企みに巻き込まれた可能性がある。

目的はもちろんお金だ。
エレベーターが急降下した後地下で止まった時に、遺留品の強奪が行われていると思われる。
スカイツリーは地震や気象の変化で折れかかっていると言われていたが、現在はどういう状態なのだろうか。

それから最後に言っておきたいのだが、「スカイツリーに行こう」と強く薦めていた人は要注意人物だと思われる。



三毛猫ホームズの推理 第二話

この回で事件となっているのは、ネット結婚相談所でのケース。
それは第一話で出てきたスカイツリーを使って、悪どい強奪行為を繰り返していた犯罪グループの犯行内容だ。
相手を紹介するのにスカイツリーで待ち合わせをさせ、相談者のその後は行方不明になっている。
今年だけで被害者総数40000人以上。
スカイツリー以外では、ホテルで殺害したケースも多い。

それから、クライマックスシーンで皆涙ぐんでいるのに気づいただろうか。
もう解っていると思うが、殺人事件を扱うドラマでは、実際に人を殺して映像にするような方法が取られてきた。
恐らくこの回でも、犯人を殺すという指示が出ていたのだろう。
出演者はその不本意な指示をどうにかして回避しようと必死に話を変えたようだ。

推測になるが、根本刑事のような人がいたらそういう恐怖感を伴う指示が飛ぶだろう。
あのように怒鳴り立てる人は、残虐性を持っているので、実際に暴力もふるうことが多い。
人の揚げ足ばかり取るので、取れる時にだけ現れるという特徴を持っている。
こういう人は要注意だ。



三毛猫ホームズの推理 第三話 第四話

この回、出演者が全員顔を変えて出ていることに気づいただろうか。
何故そうしたか・・・・それは、前回根本刑事に批判が集中してそれを緩和するためにキャラクター内部を入れ替えるという暴挙に出たようだ。
放送当時もネットで批判が巻き起こったので書き込みにそれが残っている。
第一話に比べて画質が酷く悪くなっているのは、顔の入れ替えに気づかれないよう仕組んだのだ。

この話の永江家相続に関する事件の内容は、ある親族のほとんどが死んでいるらしく、犯人を隠して誰かに罪を着せようとした形跡がある。
この話で言えば、犯人は英哉だろう。
相続を拒否しているので、誰にも金を渡したくないわけだ。
殺しをしてでもだ。
いや、待て・・・もしかして金は無いのではないだろうか。
だから、金を奪うために親族を殺しているのだ。
つまり、金を持って生き残っている人物が犯人と断定していいだろう。
ドラマではそれを引っくり返せとの指示が出ているのだが、それはある人物からの依頼で、その人は親族でもなんでもない外部の人間なのだ。
その人から指示されたことで、批判を挽回しようとした根本刑事が別顔であちこち出まくっている。
つまり、みんな怒鳴っていれば自分に批判が集中することはないと思ったのだろう。

話の辻褄も合わないし、出演者もビクビクしながら撮影している。
死人も出しているし、こういうやり方だと見てる方も面白くないし、行き詰るばかりだ。
実は、そのままいけば圭子は殺されることになっていたと思う。
前回でも犯人になっている者は殺せという指示が出ていた。
それを変えたのは何故なのかラストシーンで判るのではないだろうか。

なんだか・・・根本刑事が一人で仕切ってるんじゃないかと思う。
監督とか脅したのかも。



三毛猫ホームズの推理 第五話 第六話

このドラマで一貫しているのは、「自分で決めること」「人に頼らないこと」だ。
もう何度も何度も義太郎をその言葉で責め立てている。
だが見ていると、ドラマ作り自体が一人の人物によって仕切られているのが解る。
事実や筋を無視した自分勝手な展開を繋げて、行き詰ると放り投げる手法で作られている。
「俺の言うことを聞け。」と「自分で決めろ。」は、真逆なのだ。
つまり、言ってることとやってることが違うのだ。
これは、逆暗示手法とでも言うべきだろうか。
やっていることが道理に沿っていなければ言及されるのは当然である。
それを追求されないよう逆のことをドラマに捻じ込んでいくのだ。
犯罪者のよくやる手法だと思う。

今回の事件は実話であることを初めに言っておきたい。
この連続殺人事件・・・このネタを持って来た者が犯人だ。
ヒントは栗原課長の発言。
その一つが「フーガ」。
フーガとは、同じ旋律が複数の声部に順次現れるということだ。
つまり、同じ理由あるいは同じ原因で複数の人物が殺害されていることを指す。
二つ目は、片山家に来ていた栗原課長の台詞「逆療法」。
これがさっき言った逆暗示手法と同じだ。
詳しく言うと、この連続殺人事件の原因をもみ消すために義太郎に恋愛絡みのシーンを持って来たということ。
つまり、殺人事件の原因は恋愛絡みであったということだ。

推理をしよう。
連続殺人事件の凶器が次の事件の傍に落ちていたというのは、この話が前回の相続殺人事件のラストシーンに端を発しているという意味だと思われる。
最後の圭子を説得するシーンで気づくとおり、犯人は好きな女性に対して庇う行動をとる。
しかし、暴走した場合はその女性の周りに集まる男性を殺しまくるのだ。
それが今回の連続殺人事件である。
殺されたのは男性ばかりだ。
イジメの復讐なら一般的に女性は女性、男性は男性が中心になると思われる。
辻褄が合わないし、アザというのは暴力を振るわれた時にできるものだ。
だからこの場合、被害者は男性である可能性が高い。

つまり、連続殺人事件の他に、学生時代に犯人が暴力で虐めた者を校舎の屋上から突き落とした事件があったはずだ。
実際に起こした事件なので、犯人が一番詳しく知っているのだ。
だから、撮影現場で仕切れるのだと言える。



三毛猫ホームズの推理 第七話

警察のやっていることは犯罪者を守ることのように描かれている。
これは誰が見てもそう思うことだろう。

さて、重要なのはこの話が予言から来ていることだ。
その予言とは、弱者が立ち上がり武器を持ち、犯罪者を全員裁くだろうということ。
それはもう誰にも止めることはできない。

大事な話をしておこう。
「困っている人を全員助けたいんだ。」
そういう台詞がある。
しかし、犯罪者も追い詰められれば困っている人の一人になる。
その場合、犯罪者も助けるのか。
「悲劇を起こした犯人を捕まえることが警察の仕事なんだよ。」
その台詞には、悲劇を防ぐことは含まれていない。
そして犯人を捕まえた後逃がすこともよくある。
すべて言い分けであり、警察ごっこをした記録を残して給料をもらうだけのことだ。
警察の仕事は本来国家の防衛にある。
犯罪者を撲滅し、善良な国民の安全を守ることがその任務である。
それが叶わないというなら、警察はもう無いのだ。
だからこそ、義太郎のように辞表を書き、警察官は辞めていったのだ。
もし、一つでも犯罪を見逃すというのであれば、どういう理由であろうとそこから事態が悪化していくということを知らなければならない。
犯罪者は働かない。
故に、他人のものを奪うことで生活を続けている。
そのためには殺人も実行する。
一人の犯罪者が生きていくのに、平均50人の人が死ななければならない。
故人の財産収入すべてを奪って生きていくのだ。
それを容認するのか。

この日本の社会が存続しているのは、きちんとした仕事をする労働者が多数存在するからだ。
福祉もそうだ。
そういう労働者がいてこそ成り立っている。
会社も店も決められた仕事をきちんとするという基盤があって成り立っている。
それを阻止するということは、存続を危うくするということだ。
存続できなければ、生活することは不可能となる。
何故今、日本が安泰でいられるのか・・・その理由は、善良で勤勉な国民が一人で20人~30人もの働きをしているからだ。
それは奇跡に近いことだ。
だが、そのままではいずれ私のようになってしまう。
それではダメだ!!
それは同時に、犯罪者を野放しにしているということだ。

現在、この国を守っているのは、一般国民に紛れた「防衛の種」たちだ。
その種は、空まで届くほど大きな木になるだろう。



三毛猫ホームズの推理 第八話 第九話

まず、猫が死ぬ時家からいなくなる理由。
それはもちろん土に帰るからだ。
死んだら、一刻も早く土に帰って分解された方がいいのだ。
死体ってのは荒らされるからね。
猫は他のものに食われることを良しとしないのである。

さて、今回は危険な話を持って来たね。
この後、危ない目に遭うんじゃないかって心配するよ。
そのくらい真相が含まれている。
現在はどうなってるか解らないほど、情報が出て来なくなったけど、当時はそのグループに逆らうと死ぬと言われていたくらいだったからね。
すべてに手を回し、各地に青酸カリを搭載した人工衛星を落とせと命じたのもこのグループの中心人物だから。

この話で一番気になったのは「MDMA」。
この合成麻薬と言われているものがどういうものなのか・・・調べてみて驚いた。
正式名称は「メチレンジオキシメタンフェタミン」という。
これを解読するには、あの数字で区切った読み方をしなければならないのだ。
「メチ/レンジオ/キシメタン/フェタミン」
めっちゃレンジを抱き締めた後、へたる薬と訳す。
レンジを抱き締めたというのは、胃の中で発熱し胃袋を破く作用のことだ。
これは、映画でも使われたし、カプセルに入っているのでテレビ局でも見たことがあったかもしれない。
これを飲むと、しばらく時間が経った後、大量に吐血して死亡するのだ。
この薬の売買にこのグループは関わっていたと思われる。

そして、義太郎が裏切られたと激怒するシーンは、そのまま現実でそのグループの中心人物がずっと騙していたのに気づいたからだろう。
宮越友美が最後に激白するが、話のモデルになったその中心人物も同じような感じだったと思う。
しかし、村瀬明日香との関係は少し違う。
2人は薬物や毒菓子絡みで、協力体制は万全だったと思う。
学生時代から一緒にいたので、お互いの役目も解っていたはずだ。
だが、自分に不利になるようなことは避け、宮越友美を持ち上げることで村瀬明日香は立場を保っていたと言った方が正しいのではないかと思う。

この回の事件は解決したように終わっているが、あの脅迫状を誰が書いたのかは不明のままだ。
実際は脅迫状ではないのだろうが、本人にはそう見えるような内容が公開されたことではないかと思う。

あと、堀口はその凶悪グループの中で根本刑事のような性質を持っていたことを付け加えておく。



三毛猫ホームズの推理 第十話 最終話

刑務所から脱獄した金田という男の話は、恐らく山口組に関係があるようだ。
山口組は二代目までが正統な組長で、あとはその名を借りたものと言っていいと思う。
映画にもなった「竜二」はその二代目であり、その通り名は広く知れ渡ったほどの強い存在だった。
しかし、その行方を追って調べてみると、意外な事実が浮上したのである。
それが今回の話の元になっている。

当時竜二は店で飲んでいたのだが、突然逮捕され拘留された。
本人には理由が解らなかったのだが、警官が言うには銀行で人を撃ち殺したのはお前だろと言われたのだ。
身に覚えがないことに無実を訴えたが聞き入れられず、拘留されたまま銃殺。
その事件の犯人として片付けられてしまったようだ。
そして、そのことは一切公表されなかった。

銃撃戦のシーンは別の話になる。
それは犯人逮捕の訓練中に起こった。
犯人役とその傍に配置していた警官の計2名が殺されたのだ。
警官が2名死亡したことで大騒ぎになり、状況調査が行われた。
そこで発覚したのが、実弾が使われたことと故意に狙い撃ちされた可能性。
訓練に参加した警官の供述に食い違いが生じ、発覚を恐れた者が警察内に圧力をかけてもみ消したようだ。

当時の事件のことも腑に落ちないが、このドラマの撮影時にも相当数の死亡者が出ている。
根本刑事が拘留されることで、その撮影に参加していないというアピールをしているが、それこそ何か計画していたことになるだろう。
気になるのが義太郎が腕を撃たれたこと、栗原課長の昏睡状態シーン、金田の首吊り殺害シーン。
そのどれもが放置されれば、死ぬ可能性が大きい。
ドラマや映画では、やり切った時に主な出演者が全員殺されるという事態がある。
それは撮影現場で起こったことを口外させないためだ。
むしろ、どうせ最後にやるなら、撮影時に犯罪行為を行った者を全員殺すべきだよ。

竜二、殺された警官、死亡したドラマの出演者・・・・その無念はいったい誰が晴らすのだろうか・・・。


2013年12月9日月曜日

リバーシブルドラマ

東野圭吾ミステリー 赤い指〜「新参者」加賀恭一郎再び!


これはいい出演者に恵まれているので、深みのあるドラマに仕上がっていると思う。
しかし、解読すれば全く別の事件に見えてくるというリバーシブルドラマになっている。
つまり、1つで2度おいしいってやつです。



<事件の真相>
あまりにリアルなので、実話であることは確実なのだが、証言を元に話を組み立てている状態では隠されていることに気づき難いかもしれない。
注目して欲しいのは、女の子が殺された場面が見えないことだ。
そして、その家の息子が荒れた原因が不明であること。
更には、過去に父親が死亡しているのだが、その原因も不明だ。
冒頭には嘘をつく言い訳を並べ立てている。
つまり、この話は嘘で繋ぎ合わせたという意味だろう。
それだけ言えないことなのだ。

息子がゲームセンターで補導されたというのは、家に帰りたくない理由があるからだ。
その理由を昭夫は知らなかった。
恐らく、息子と殺された優菜は仲良かったのだと思う。
しかし、家に連れてきたのは息子の直巳ではない。
じゃ、誰が連れてきたかだ。
それが真犯人なのだが・・・・前原家の者ではないのだ。

直巳が殺したと言ったのは、母親の八重子だ。
優菜を殺したのは八重子ではないが、その原因を作っている。
息子を持った母親で妙な行動をする者は、息子の傍に近寄る者をすべて殺すケースが多い。
家に寄り付かなくなった息子を繋ぎとめるために、八重子が取った手段とは・・・。

八重子は実行犯に連絡をして、優菜を家に連れてきてもらったのだ。
その実行犯というのが「春美」だ。
春美は優菜を直巳の目の前で殺したのだ。
母親の言うことを聞けと言って・・・・。
恐らく、実際は優菜と直巳は同年代で付き合っていたのだと思われる。
これはよくあることなのだ。
若い男性の精神が捻じ曲がっていくのは、そのようなことが目の前で起きるからだ。
そして言うことを聞くようになる。

前原家では、昭夫の父親も殺されている。
赤い指は手に血が付いたからだろう。
それは薬で血を吐いた可能性が大きい。
それを「口紅を拭こうとしたのよ。」と言う。
つまり、父親を殺したのは政恵なのだ。
この家で連絡し合っていたのは女だけで、追い詰められているのは男だけだ。

更には、加賀恭一郎と父親の関係。
これも同じで、誰かからの脅迫によって会うことを禁じられているのだ。
だから、誰かを介してでなければ関わることもできなかったのだ。
会いに行かないことが最大のできることなのだ。



学園ミステリー

死者の学園祭

深田恭子主演の学園ミステリーもの。
深田恭子・・・さすがにカワイイ・・・。
最後のシーンが本物。

さて、この映画で出てきた「民数記」が気になった。
ほとんど「ヨハネの黙示録」のようなものだと思っていいと思う。
だから「ねばならない」とは読んでしまってはいけないのだ。
本当は民数記では「そうなるだろう」と読むべき。
予言なので、掟は入っていない。
だから、書き換えたことになる。
内容は現在のことのような気がする。
数は桁が違うので、2桁落として考えるといい。
11部族は、マルコの11人の弟子の末裔のことだろう。

映画としては、テレビ局内で起こった事件を学園ものとして作ったようだ。
あとは創作だと思う。


2013年12月8日日曜日

意外な意味

ロード・オブ・ザ・リング


リングは前から結婚の意味だと思っていた。
でも、実はちょっと違うことに気づいた。
ビルボ・バギンズが家を出る時に、なかなか手放さなかったリング。
それは、誰かたった一人のために生きるということなのだ。
つまり、リングは縛りであり、他の者はどうでもいいという考え方になってしまう。
確かに、リングを持つと何か囚われてしまうような表現になる。
そして、リングを嵌めると消えるということは、リングの対象は見えないということではないだろうか。
それは、物語には出て来ないのだ。

でも、ビルボもフロドも最後にはリングを手放すね。
だから、誰か一人のために生きるのではなく、もっと大勢のために生きようと決意したということではないだろうか。

2013年12月7日土曜日

久々にしんちゃん

映画クレヨンしんちゃん バカうまっ! B級グルメサバイバル!!

この中に秘伝のソースっていうのが出てくるんだけど、ちょっと前にとんかつソースが売り切れていて買えなかったのを思い出した。
ま、まさか・・・・背後でこんな事件が起こっていたんじゃ・・・・ないよね。


これはいったい・・・何?

見たことないの見つけたけど・・・・まだ全部見てない。
不思議な感じだけど・・・・。

牙狼〈GARO〉 ~蒼哭ノ魔竜~


2013年11月30日土曜日

推理オタクは好んで見る4


「赤川次郎ミステリー 4姉妹探偵団 第一話 01 02 03

このドラマで気になったところがあったので調べてみた。
ドラマは2008年1月18日よりテレビで放送されたものだ。
事件があったとすれば、その前ということになる。
つまり、2007年に起こった火事を調べれば出てくる可能性が高い。

2007年2月13日 大阪大学 連続不審火
2007年12月28日 大阪電気通信大学 寝屋川キャンパスA号館2階の研究室で火災
どちらも同じ大学のことだろう。
12月に起こった火事の詳細がネットに載っていた。
2007年12月25日 19時55分00秒
恐らく28日の火事は、25日の火事のことだろう。
時間まで詳しく載っているので、犯人が情報を提供していると思われる。

決め手になったのは、ドラマの最後に引越しをするシーンが入っていたこと。
つまり、その家の者を殺して入った家族がいたわけだ。
殺されたのは、大阪大学教授夫妻。
その教授に成り代わっていた男は、その家族の父親のはずだが、帰って来なかったようだ。
もしかしたら、初めから父親はいなかったのかもしれない。
大学教授に成り代わっても、顔が違うので周囲に解ってしまうだろう。
そうなると、4人の女性が大阪大学教授夫妻殺害事件を起こしたことになる。
架空の父親に罪を擦り付けておけば、自分たちは安泰だ。

火事はその事件を隠すために起こしていると思われる。
更には、それをテレビでドラマ化するよう手配している時に、調べ始めた人の家を燃やしている。
犯人はスタンガンを使い、灯油を撒いて火をつけることを手段としていた。
スタンガンはほとんど女性しか使わない。
犯人は大阪大学教授の子供を装った女性4人だ。



「赤川次郎ミステリー 4姉妹探偵団 第二話

教授夫妻が殺された後、同じ名前の男性が何人も殺されている。
大阪大学のある学生が、殺された教授を探し回っていたのだ。
それを聞きつけて4姉妹が動き出したようだ。
苗字が分からなかったので、名前だけで情報を集めたのだ。

男性の携帯に犯人のメールアドレスが残っていたのは、友人から紹介してもらったわけではなく、その男性の母親が犯人に教えたのだ。
「もうすぐ死ぬわ。」という台詞は、そのメールの相手に送ったものだ。
つまり、「(あなたは)もうすぐ死ぬわ。」という意味だ。
それでその男性は、脅迫メールの相手が教授を殺した犯人であることを察知した。
しかし、メールの送信者が誰であるのか知らなかった。

ドラマでは水死体で見つかっているが、実際に警察が動いたなら必ず4姉妹のことは発覚する。
つまり、死体はみつかっていないのだ。
ということは、家庭内で殺された可能性が極めて高い。
そうなると、犯人は母親であると断言していいだろう。
恐らく、4姉妹から息子を殺せとの指示が出て、そのとおり実行したのだと思われる。

その後のドラマは、テレビ局で起こったことだろう。
「ち」の付く名前を言った者は殺されてきたのだ。
明かしてはならない名前だったようだ。



「赤川次郎ミステリー 4姉妹探偵団 第三話

この話は、このドラマを書いた小説家の周辺で起こったことのようだ。
殺されたのは、小説家の奥さん。
4姉妹は、ドラマ制作に関わったことで、その周辺にも手を伸ばそうとしていたのだ。
目的はもちろんお金だろう。
話の中で、小説家は別に部屋を借りて一人で篭って仕事をすると言っている。
だから、4姉妹は奥さんがいても別々に暮らしているのだと思ったのだ。
それなら殺れると思ったのだろう。

話の中にロケシーンが出てくるが、実際に4姉妹がロケ地に押しかけて来たようだ。
騒がしかったのがそのままドラマになっている。
更には、きれいな女優さんが出ていると、何とかして落とそうとナイフを本物と入れ替えるよう指示している。
もちろんそのまま使うなんて有り得ないので、撮影前に男優を脅したのだろう。
撮影は2回行われ、2度目に本物のナイフを使って手をざっくり切り裂いたのだ。
言っておくが、手を切っただけでも出血多量になれば死ぬ。
その後の処置がなされていたかどうか・・・4姉妹が関わっただけに怪しいものだ。

夕里子が受けた脅迫電話の声を聞いて、私は突然不審感に囚われた。
この声・・・・電話を取っている本人の声を変換したものだ。
でも・・・・よく聞く犯人の声によく似ている。
もしかしたら、ほとんどこの人が電話で犯人をやっていたかもしれない。
更には、実際に警察にこの声で電話を掛けた可能性もある。
それは表に出てはいないだろうが、録音が残っていたら確認をしてみて欲しい。
その脅迫電話は小説家にも掛けていると思われる。

この後の展開を見れば解るように、被害者を犯人に仕立て上げるといういつものパターンそのものとなっている。
出演者も協力して、この回だけで何人もの人が死んでいるようだ。
犯人に見えない人・・・・それが犯人だ。



「赤川次郎ミステリー 4姉妹探偵団 第四話

この回で起こっている事件は、既に前々回のエステサロンシーンに出てきている。
事件が起こったのは有名なブランド名の社長さんが殺されたことにある。
事件の流れとしては、社長を殺した人は側近のような立場の人のようだが、どうもそれは騙しが入っているようにしか見えない。

そこでそのブランドのHPをチェックしてみた。
「ハルヨ」から想像できる日本のブランド名だ。
まあ、1つしかないと思うが・・・。
そこで、気づいた。
今時にしては、きちんとした誠実なHPが作ってある。
中身の商品もあまりブランド名を損なうものが無い。
事件が影響をしていないとは言えないが、中心人物がしっかりしていて揺らがないのだろうと思った。

しかし、何故4姉妹が出てくるのかだ。
もしかしたら、テレビ局関係でツテでもあったのだろうか。
繋がりができてしまえば、何か仕出かす可能性が高い。
ドラマにするくらいなので、4姉妹が犯行に関わっていると言っていいだろう。
ドラマでは殺した人はお金が目的の犯行であると強調しているので、4姉妹はそれを狙っていたのだろう。
つまり、こうだ。
4姉妹は、大学教授の娘として居座ることに成功したので、今度はブランドデザイナーの娘として居座り、運が良ければ保険金も手に入ると思っていたらしい。
馬鹿だ、こいつら。
おまけに、2人で付け狙って中心人物を襲おうとして、逆に突き飛ばされて怪我をしていたらしい。

更には、4姉妹の手に入れたツテの恩恵に与ろうと、古畑関係で出てきた家政婦が絡んでいるようだ。
そして工場関係者から毒菓子を送ってもらっている。
社長はその毒菓子で殺されたのだろう。
つまり、犯人はお菓子をお土産として持って来た者だと言える。
テレビ局を中心に繋がりができた場合、犯罪仲間としていろいろな役目で交流があるらしい。
犯罪者にとっては犯罪歴というのは一つのステータスなので、各々が実行した方法や殺した相手の情報交換はかなり行われていて知っていたと思われる。

結局、この事件では4姉妹の思惑は成功しなかった。
ただ4姉妹が思いの外マヌケであることが露呈したのみである。
きちんとした人相手では、犯罪者は何もできないのだ。



「赤川次郎ミステリー 4姉妹探偵団 第五話

この回は、続きになると思う。
父親が帰って来ていることになっているが、お金が手に入る理由作りに出してきたのだろう。
そのお金というのは、ある家で母親を殺した娘が保険金を貰えるという話を聞いて、4姉妹の仲間に引き込んでお金を手に入れようとしていたらしい。
新しい家族というのは、その娘のことだ。

しかし、その娘がそのことを知って拒否反応を起こした。
それでその話は頓挫したのだが、珠美が真理のお金を盗んだことでいがみ合いを始めた。
真理はお金を手に入れることが上手く、何かと余裕のある生活をしていたらしく、珠美はそのお金を常に狙っていたのだ。
だが、お金を盗んだことが発覚してそれを責め立てられたので、恨みに思って珠美は何度も真理を殺したいと思うようになったようだ。
前回の話でブランド会社の中心人物を襲った時に真理が突き飛ばされて、その拍子に顎に残るような擦り傷を負い、それをまた一々指摘する珠美に真理が怒りを覚えたのも手伝って、2人の関係は日に日に悪化していったのだ。

その悪化した関係が、綾子と有里子にまで飛び火した。
そのために、料理の中に薬を入れるという暴挙に出たようだ。
しかし、誰が死んでも4人にとって得なことはないと思い直したらしい。
確かに人間関係が広がった時点で、1人が死ぬということはかなりの負担がかかる。
隠すことも、逃げることもできないのだ。
仲がいいというより、損得関係で繋がっていた4人だったのだと思う。
ドラマでは人物が入れ替わっているので注意して欲しい。
実際には三女と長女が問題を起こしている。

「暗示と催眠」・・・・これは、テログループがよくやる手口の1つである。
この回で詳しいことは描かれていないが、「マインドコントロール」と同じ意味で、何度も同じことを聞かせ、それをやらなければ自分は死んでしまうというような恐怖感を一緒に植えつけることで、自分でそのとおりに動いてしまうというものだと思われる。
普通の人をスパイとして動かす時あるいは無理なことをさせる時に、その方法は有効らしい。
それを防ぐには、人間関係の固定を避け、自分で情報収集をし、他人の意見ではなく、できるだけ自分の思いに叶った行動を自分でするよう心掛けるといいと思う。



「赤川次郎ミステリー 4姉妹探偵団 第六話

温泉旅行の当選で、4姉妹は旅行に出掛けることになったが、実際はお金の計算をしていることから自腹なのだ。
だが、どうも招待を受けて出向いた形跡がある。
だから、示談の上タダにしてもらおうという魂胆だったようだ。
それもそのはず、その土地で起こったことをドラマにしてくれの依頼だったからだ。

問題は「矢魔八様」だ。
この矢魔八様の様相・・・・どこかで似たものを見たことはないだろうか。
そう、あの「なまはげ」のことだ。
「なまはげ」とは、古くから伝えられている集団殺害祭りのことである。
誰か分からないようにお面と蓑を羽織って、目的の人物を殺して回る儀式のようなものなのだ。
神様ということにしておけば、堂々とその儀式を続けていられると思ったのだろう。
この回で綾子だけが行動を共にしていないが、実はその集落の内部調査に入っていたらしい。
内部調査とは、ターゲットの選出である。
実際は綾子ではなく、有里子が別行動をとったようだ。

ちょっと気になる台詞があった。
「めぐみが金を出すって言うから来ただけ。ここに知り合いがいるみたいだったよ。」
殺された女性の連れがそう言っている。
殺された女性は、そう言われて呼び出されているということだろう。
つまり、「なまはげ」の餌食になるのは何らかの理由で反感や反抗した者であり、密かに殺害可能な場所に誘導されるということだ。

もう1つ気になったのは、写真を見て男の子のようだが自分だと言い張った犯人のこと。
言い張れば通ると思っている。
もちろん社長の財産目当てなのだが、一緒に来た男性が息子だと誰もが思うだろう。
本当の息子が確認できた場合、犯人は殺害理由として「あなたの代わりに私がやってあげたのよ。」と必ず言うのだ。
殺してもいいという理由がある限り、殺しもするし責任を人に転嫁させもする。
やっかいだが、それを認めてはいけないと思う。

最後に言っているが、「矢魔八様は女だったんだ。」。
つまり、「なまはげ」は元々男ではなく女なのだ。
それは、子供の生皮を剥ぐからで、食人族の末裔である。



「赤川次郎ミステリー 4姉妹探偵団 第七話

この回で中心となった事件は、鹿児島で起きた特許出願中の科学溶液を作った科学者一家惨殺事件だと思われる。
私は当時このことで直接手紙を出して問い合わせをしている。
しかし、回答があったのは別会社だった。
今ではもうその製品は手に入れることはできない。

その事件は、生き残りがいないことでその時点から進展が全く無いままだ。
それにも関わらず、このようなドラマに出してくるというのはどうしてだろうか。
誰かを騙そうとしているようにしか見えない。
一度その製品は市場に出ている。
もしかして、その製品の愛用者からの問い合わせが殺到したせいなのではないだろうか。
つまり、元になった事件はあるが、このドラマに事件の実話は入っていない。
だた犯罪者の手口だけ含めた"この場合はこうする"というマニュアルがドラマになっているようだ。

それは、カップルを引き裂く方法。
女性の方を先に殺して、男性とは共通の友人として相談に乗りながら、会わせないようにでっち上げの理由を作って対処しておく。
どうしても相手のことを諦めない男性に対しては、暴力で押さえ付けるようだ。
また、普通結婚式から逃げ出すのは男性の方で、無理やり好きでもない人との結婚に追いやられた結果いなくなったりする。
その場合、男性の好きな相手は大概先に殺されている。
その時必ず家族の中に協力者がいるのだ。

最後に気になるシーンがあった。
朋子と和人の関係は酷く険悪だったのではないだろうか。
どうも顔の出てない可愛い顔の出演者を和人の周りに寄せ付けないよう朋子が威嚇行為をしていたらしく、和人が怒って追い払ったのが原因のようだ。
最後のシーンで、スイッチを押すかどうかは和人本人に任されていた。
和人は腹いせにスイッチを押してしまったのだ。
朋子は押せば後ろから刺せという命令を出していた。
そしてそのとおりになった。
その後、和人ファンから朋子は殺され、中盤の死体シーンとして出ている。

あんたら現場で何してんねん。



「赤川次郎ミステリー 4姉妹探偵団 第八話

この回は、登場人物の名前から一部声優界関係の人物付近のことが含まれている。
しかし、メインは「呪い」なのである。
私は「呪い」とはどうやって行うものか知らない。
「恨み」ではなく「呪い」というのは、思っただけではなく相手に被害をもたらすものだ。
普通は黒魔術的な方法があって、それを実行するものだと思われているが、実際に相手に害を及ぼすためには現実的に実行しなければ何も起きないのだ。
つまり、嫌がらせや暴言や批判、悪い噂を広めるなど、相手に圧力と負担をかけるような行動を起こさなければならないのである。

私の経験から言うと、周囲からの度重なる悪意を感じ取った時に「呪われている」と思うものだ。
あるいは、悪いことが起こった時に「呪われてるね。」と誰かに言われたら、やはり「呪い」だと思ってしまう。
つまり「暗示」なのだ。
「暗示」は、誰が何のためにやっているのかを知れば、暗示は解ける。
私はそれを知るために、あらゆることを調べてその謎を解いた。
だから今は「呪われている」とは思っていない。

更には「呪い」が「暗示」であるなら、呪った方にも暗示がかかっていることになる。
それを利用した方法が「呪い返し」だ。
「呪い返し」は呪った本人に呪った方法で返ってくる。
出所は呪った本人で受けるのも呪った本人ということになり、「呪い」が不正(正当性が無い)である以上呪われた者にとっては正当防衛となる。
この方法は有名人や著名人には、呪っている相手が誰か判らない場合が多いので、有効だと思う。
是非、この機会に「呪い返し」を実行してみて欲しい。
呪い返しを受けた人に何か起きるかもしれない。
そして、誰が呪っていたのかも判るかもしれない・・・。



「赤川次郎ミステリー 4姉妹探偵団 第九話

これは映像を撮影する時に顔と体の2人を使ったことが仇になって、このドラマを終わらせる流れになったようだ。
問題は有里子の顔の人物。
有里子の演技は他の娘がやっていたが、回を追うごとに出演者同士で仲良くなった結果、顔の方が妬むようになったのだ。
「有里子は永遠に僕のものになった。」という台詞は、顔の人物が言ったものだろう。
その時演技していた娘が何か飲むよう指示されている。
その時の映像は隠しカメラだが、つまり本番撮りではなかったのだ。

推測だが、撮影は2回行われ初めのグラスには何も入っていなかったのだ。
だから、飲むフリしかできなかったはずだ。
それを責められたのではないだろうか。
よくあるのだが、当人の失態として周囲が怒っているように見せかけ、もう一度ちゃんと飲んでくるよう言ったのだと思われる。
それは、本物の撮影スタッフがいなくなっている状態で行われ、気づいた時には手遅れだったということだろう。

ネタとなっていた当の4姉妹は、ネタ切れのために撮影には参加していない。
これは出演者同士の関係が拗れたことで起きた事件である。
かおりの台詞はそのまま犯人(有里子の顔の方)の台詞なのだ。
まあ、顔と言ってもちょっとしか入ってないんだけどね。

この後、国友とスタッフが荒れたのは言うまでもない。
でも・・・・この前、仇を取ってくれたみたいだ・・・。


2013年11月25日月曜日

才能ある人はマルチ


聞くところによると、「チームバチスタ」すごいお医者様チームだったらしい。
でもドラマを見ると、全然違うんだよね。
これはちゃんと理由があると思う。

「チームバチスタの栄光 第一話 パート1 パート2 パート3

「バチスタ」の名前の由来を推測してみた。
どうしても語感がスポーツ関係に聞こえるんだよ。
「スタ」はスタジアム・・・とすると、「バチ」は「バ」のチームという意味にならないだろうか。
「バ」が付くスポーツ関係のプレー名をあたってみた。
何故ならスポーツはチームで行うもので、得意技があったはずなのだ。
「栄光」という言葉や名前が残るというのは、すごいプレーを見せてくれた人たちがいたからだと思う。
調べるとあったよ。
「フットボール」だ。
その中に「バック」という名前のポジション名をいくつか見つけた。
それは連続して行うプレーの中で、チームで動く時に重要な役割を果たす。
つまり、「バチ」は「バックチーム」を意味するのではないかと思う。
そのスーパープレイを見せてくれた「バチスタ」7名が、揃って医者になったという話だ。
だからこそ、医療の場で「バチスタ」の名前が広がったのだ。

だが、ドラマはその最盛期を描いていない。
まるで、ニセモノがやっているように見えるのだ。
よくあることだが、「バチスタ」の名前を使った者がいたのだろう。
それを精神科の医師が不審に思って、あちこち聞いて回ったことがドラマに入っているようだ。

ドラマは本物を描かないとダメだよ。
もう一回挑戦してみてはどうかな。
実物の話を知らないとダメだろうけど・・・。


2013年11月24日日曜日

クリスマス前だし・・

東京ゴッドファーザーズ

私はこれ、結構好きなんだ。


これも予測書からの引用だと思う。
「子供は必死に親元へ返そうとする者の働きにより、無事に親の手元に戻されるだろう。その者は忌み嫌われる者也。」
要約すると、そう書かれてあったと思う。


2013年11月23日土曜日

もう何度も見たんだけど・・・

ちょっと詳しく見たら、驚くようなことが入ってた。

「シックス・センス 英語版

この映画にはいろんな謎が隠されている。
冒頭にある半裸の男は、ある指示を受けて立っていた。
実は、ストーリーの裏話としては、その男は「コール」を意味している。
児童心理学者のマルコムは、コールの精神治療にあたっていた精神科の医者のことだ。
だから、これは実話を元にしたもので、事実を捻じ曲げて事情を隠した形にしてあるようだ。
その男が半裸であるわけは、児童虐待を意味している。
犯人は精神科の医者ではなく、母親が連れてきた男だったと思う。
その医者は、コールに適切な治療を行おうとしたが、罠に嵌められて殺されたようだ。
コールはそのことを知らない。
だから、死人として医者が出てくるのだ。

実は、このシーンは半裸の男にマルコムを銃で撃てとの指示があった。
そして自らも銃で自殺しなければならなかった。
でも、その男は自殺するつもりは無かったはずだ。
にも関わらず、人を銃で撃った後のことを考えると、どうしても自分は生きていてはいけないという精神状態に追いやられる。
そして、ストーリーのとおりに死んでしまうのだ。

この話が持ち込まれたのは、コール役のハーレイ・オスメントの母親からだろう
冒頭のシーンで、治療を受けていた彼がどういう人だったか言葉を残している。
「静かで利口な子だった。親切で、思いやりがあった。」

コールとマルコムとの会話で解ることは、突然2人は会えなくなったということ。
母親は息子に、先生には会いに行くなと言っている。
この時既に医者は母親に殺されていたようだ。
そして、母親が連れてきた男が周囲に対してその医者の名前を使っていた可能性が高い。

マルコムが書き物をするシーンだが、手を見れば老齢の人だと解る。
恐らく別の映画のシーンを持って来たのだろう。
「闇の底より主に訴える」というのはその時の言葉だ。
マルコムが幽霊だからちょうどいいと思ったのだろう。
だが、この映画でそれを使ったということは、死んだ者が映画を見ている人に訴えていることになる。
そして、事実が暴かれるのだ。

コールと母親のシーンでは、棚の扉が全部開いていたという心霊現象を描いているが、実は犯人が存在している。
母親と連れてきた男だ。
2人ともは扉を開けっ放しにする癖があったらしい。
また、ネクタイを取り替えるのに、洗濯前の汚れている方をわざわざ身に付けさせていたようだ。
おまけにテーブルに手のあとがついているシーンでは、母親がコールの背中を思いっきり叩いてその跡が消えなかったのを誰かが目撃しているのだ。
コールの友人関係も、壁があったようだ。
もちろん各友人の母親が自分の子を脅迫するのだ。
「言うこと聞かないと、あの子を殺すわよ。」と・・・。
恐らく、本人は嫌われていると思っていただろうが、実際は違うということだ。
それから、各友人の母親は子供に嘘やでっち上げ、作り話をするよう命令していたのだろう。
コールはずっと日常的にそれを聞かされていたと思う。

マルコムとコールが心を読むゲームをするシーンでは、母親が医者のところに行ったという事実が浮かび上がっている。
それは秘密なのである。
しかし、詳細が明らかにされている。
「スクリュー・ドライバー」だ。
それを使ったようだ。

母親の指の爪が真っ赤だったので驚いた。
何か意味があるのかと思ったのだが、やはりスクリュー・ドライバーを使うくらいだ。
人間の体をバラバラにする作業をするのだから、爪が赤く染まってしまうのではないだろうか。
更にはそれを隠すために派手なネイルを塗ったりするのではないだろうか。

父親のことを聞くシーンでは、「見つけてもらいたくてわざと忘れ物をしたり・・。」という台詞が入る。
たぶん父親の死因がそこに隠されていると思う。
そして「自由連想文」。
コールは以前に医者からそれをやるように言われていたようだ。
「静かにしないと、貴様らを殺すぞ。」なんていうのは、日頃言えないことを文章にぶつけていたってことだ。
「貴様ら」というのは、母親と連れてきた男のこと。
その男は汚い言葉使いで、道にツバを吐くようなやつらしい。
おまけに「スケベ」のようだ。

それから、授業で1790年から1800年までの間、「フィラデルフィア」がアメリカの首都だったと言っている。
聞いたこと無いけど・・・。
調べたら、ネットにはそう書いてある。
考えられるのは、嘘をホントにするために記録の書き換えが行われたということだけだ。
その時にコールが、学校が以前どんな場所だったかの問いに「絞首刑をやった所」と答えている。
先生の答えは「裁判所」だ。
同じことなのだが、コールの方が正解。
当時は裁判という形ではなかったからだ。
こんな風にその場所で起こったことが浮かんでくるという現象が起こることがある。
それはそこに残された残像によるものだ。
その残像は遺伝子の記憶に刻まれている。
そうだな・・・まるで砂鉄で絵を描くように浮かび上がるようなものだと言える。

その時にコールが先生のしゃべり方が変だと嫌悪感を顕わにしている。
問題はしゃべり方。
つまり、標準語ではない訛っている言葉のことだ。
答えは、英語圏の人ではないということ。
そんな人がそこで教師をやってはいけないのだけどね。

友人のバースディパーティーでは、小部屋に閉じ込めたのは母親だろう。
なんで叫び続けたのかということだが、たぶんそこには死体があったのだ。
母親がドアを開けようとするのは演技で、鍵もなく開いた理由は母親がドアを押さえていたからということ以外には無い。
だから、母親はその小部屋に死体があったことを知っていたことになる。
周りは皆母親の所業を見ていたのだが、死体が発見され騒ぎなったおかげで、母親のことはほとんど話に挙がらなかったようだ。

背中の傷は、他の子を連れてきて撮影したようだ。
体型が違う。
その時の女優の顔が怪しい。
その傷と関係があるんじゃないだろうか。

友人が出ているテレビに八つ当たりするシーンがある。
これはちょっと複雑な秘密のことで、ペンダント事件として会話を成り立たせている。
ペンダントとは、首に掛ける縄のこと。
つまり、首吊りシーンで死体を吊るしたことについて、コールがそれに対して嫌悪を向けたからだ。
だから女優の指示で、そのシーンはコールに別の子を混ぜて加工した映像になっている。
女優がすごい剣幕で怒っているが、何だか事実を入れると地が出てくるみたいだね。
本気だから迫力があって、それを利用した映画作りってあるみたいだ。
抱き締めるシーンも明らかに自分の子を抱いているような顔だ。
やっぱり想像で演技ができない人がいるんだね。

コインで手品をして見せるシーンがあったが、手品とは真実を隠して真実を元にシナリオを作ること。
どうやら、そういう形だと見る方は面白くないらしい。

「ヨ・ノ・キエロ・モリル」
この言葉が予言に関係するものとしてシナリオライターの目に触れたようだ。
その後、そのことばかり考えてしまうようになって、話が飛んでいるね。
これは元の言葉を英語に訳してそれをまた日本語に訳すと「世が消える者見ず」となる。
だから「死にたくない」なのだ。
つまり、この世が終わる時それを見る者はいない・・・世の終わりには誰も地球に存在していないだろうということだ。
ノストラダムスの予言にそういうのあったね。

お葬式のシーンはよくわからない。
それがアーサー王の劇に繋がっているんだろうけど・・・。

あとは丸く治まったかに見えるが、最初のシーンでマルコムが死んだ理由がまだ解決していない。
これは一切台詞に入っていないことだ。
だが、演技に出ている。
誰がマルコム(精神科の医者)を殺した本当の犯人なのか・・・。
もう解るね。
医者は自分の奥さんに薬で眠らされ、家に来たコールの母親にスクリュー・ドライバーで頭をかち割られて死亡したのだ。
それを奥さんは夫の部屋に鍵をかけて隠していたのだ。


2013年11月22日金曜日

見てなかったよ


「ウォーリー 01 02 03 04

初め「ショート・サーキット 01 02」のアニメ版かと思った。
ショート・サーキットの方がやんちゃだ(^^;)

画もきれいだし話もきちんとした組み立てがされていて面白かった。
で、「ウォーリー」って何のことだろうって考えた。
いろいろ含んだ意味があるような気がするけど、私が思う答えは1つ。
みんなはどう考えるかな?


「ウォーリー」は英語で「WALL-E」って書く。
「WALL」は堤防とか壁・・・「E」は「earth(地球)」の略かな。
なんだかウォーリーって地球っぽいなって感じてた。
あんなに酷い状態なのに、人間がいない間ごみ処理を一生懸命やってる。
地震があって薬がいっぱい流れ出して山が動いて噴火しそうになってたのに、ちょっとずつちょっとずつ土地が動いて雨が降って緑が戻って鳥が飛ぶようになった。
あんなに汚かった地表が何とか人間が住める状態を今も保ってる。
そして「イブ」を守ろうとしてる。
「イブ」は一人で何かを見つけた。
すごく大事なものだったから、ウォーリーもイブを必死で守った。
地震の後、雷が2度近くに落ちたよ。
そんなこと思い出した。

だけど、「ウォーリー」のような人もいると思った。
コツコツと働いて、自分の好きなものを集めて大事にして、自分だけの夢を持ってる。
初めイブを怖がるけど、どこか気になってついて回る。
「E」は労働者の意味もあるんだ。
最後壊れちゃうところは私にも似てるかもしれない。

最後、地球に帰るということは、地球の現実を直視するということだと思う。
宇宙にいるひとたちは、完全監視下に置かれていたということ。
楽してたというより、身動きが取れなかったというような意味かな。
びっくりするくらい皆いい人だよね。
そういう人たちなら、地球を再建できるんじゃないかな。

続きが見たいんだけど、パート2って出ないの?


2013年11月21日木曜日

手塚アニメにしては・・・

大友克洋色が強い作品になっている。

メトロポリス

凄く解りにくいくらい入り組んでて、複雑な経緯が話の筋になっている。
中心になるのは「ケンイチ」と「ティマ」。
この「ティマ」・・・漫画の方では名前が違う(笑)
ということは・・・・予測書からのネタを使っているようだ。

めちゃ気になったのは、「ティマ」の最後。
でも、これなら解読できる。
「ケンイチ」は健康一番のこと。
それをティマは失ってしまったんだね。

「ケンイチ」・・・大事にしてたのにな・・・・。
ちょっと違う意味で悲しくなった。
皆、体は大事にしろよ。


2013年11月19日火曜日

映画見たかったのだが

グレムリン 予告

グレムリンの最後のシーンを思い出して欲しい。
おもちゃ屋での攻防の末、夜明けの光を浴びて溶けてしまうよね。

2013年11月17日日曜日

推理オタクは好んで見る3


古畑任三郎 第三部 01
<若旦那の犯罪>

犯人がこのタイトルを付けたとなると、「若旦那」は一切関係無いと見ていいだろう。

本編とは関係ないところで、クマのぬいぐるみを乾燥機にかけているシーンがある。
何故乾燥機の中で回っていたのか・・・。
古畑が推理しているが、実は本当のことは話していない。
ぬいぐるみを取りに来た人も嘘を言っている。
では、実際はどうだったのか・・・だ。

このぬいぐるみ・・・どこかで見たことないだろうか。
そう、あのホテル重役殺人事件の時、タヌキじゃなくてぬいぐるみが落ちていたのだが、その時のものだ。
確かに泥だらけだろうし、汚れていれば洗うというのは自然なことだ。
しかし、ボロボロだった。
洗ってもどこか意味が無いような気がしたのだが、わざわざ第三部冒頭で出すくらいなら何かあると思う。
とすれば、たぶん血が付いていたんだ。
もしかしたら、死体と一緒にトランクに入っていた事件当時のぬいぐるみなんじゃないだろうか。
血が付いていたのなら、そのまま現場に放置しておけば発覚の危険がある。
スタッフでそのぬいぐるみを探した人がいたのだろう。
だからきれいにして返したことにしたのだ。
つまり、殺害現場の撮影に使われた時は、まだ被害者の血が付いていたのである。
それを持って来た人は、雑誌の編集者と繋がりがある人だ。

さて、本編では落語家の話だが、事実はそのとおりではなさそうだ。
「煮干」は推理の中で意味を成さなかったが、似たものが他の回で使われている。
「かつおぶし」だ。
つまり、島倉千代子殺害事件の犯人を指すのだ。

被害者が誰なのか。
ヒントになるのは、メガネとお笑いのネタ、そして2人でやっていた節があること。
このドラマは1999年に制作されているので、それ以前の事件ということになる。
更には、殺害されていることは公表されていないということだ。
そして、第三部の第一話を飾るには相応しい重大事件だと情報提供者は思っている。
もう・・・ある人物の顔が浮かんできましたね。

こんな重大な事件をドラマにするなんて、余程解らないように作り上げていないと出せないだろう。
その自信があったのだ。
だからこそ、こうやって私は見る事ができる。

解らないようにするためには、描いている内容とは別に実際に誰かを罠に嵌めてそちらへ意識を持っていけばいいのだ。
この話では、雅楽役(市川染五郎さん)が罠にかかっている。
何故犯人役を引き受けたのか・・・。
誰がそれを言い出して、強制したのか。
恐らく「煮干」である。
若い燕を欲しがったのだろう。
脅迫もしていると思う。
でなければ、あの役は引き受けない。

さて、この話の元になった事件の被害者だが、被害者のイメージが無かったので初めは思いつかなかった。
しかし、アルコール性肝硬変で亡くなっている。
重症になると、食道静脈瘤の破裂による吐血という症状が出る。
恐らく、それと同じ状態だったので、その病名が付いた。
しかし、吐血なら薬物でも起こり得る。
殺害されたのであれば、家族の中に犯人がいる。
彼は、どこか世離れした遊び人を装っていた。
それは、誰かを守るためにわざと自分でそうしていたのだ。
もちろん、相方のことだが、その相方は奥さんを人質に取られていた。
2人で奥さんを守るために、口を閉じて言いなりになっていたようだ。
しかし、2人いれば片方だけ殺すということはできない。
両方一度に殺した方が、発覚しにくいという犯罪鉄則がある。
つまり、この時2人同時に亡くなっている可能性が窮めて高い。
もちろん相方の奥さんはその前に殺されていたと思う。

私は、不思議だったのだ。
あんなに日本中を沸かせた漫才ブームが、突然跡形も無く消えてしまったことを・・・。
その裏には、芸人さんたちを陥れる罠が張られていたのではないだろうか。
彼が残したネタ帳は、今でも犯人の手に握られている。




古畑任三郎 第三部 02
<その男、多忙につき>

この回は、完全にある人物についての当時の近況を描いている。
ヒントは「由良」の名前。

冒頭での議員の記者会見に関する一連の流れを見ると、撮影では思ったようにやりなさいという助言どおりにやったのに、出来上がったものが酷いものだったので批判が集中したという事態になった経緯が描かれている。
これに当て嵌まる回は一つしかない。
この時点では、別に誰が殺されたということはなかったのだが、撮影時における事件のきっかけとなってしまっている。

前もって知っておいた方がいいのは、「由良」で表される人物がこの回に出演し自ら演技する機会はごく僅かにする予定だったということだ。
だからこそ、最後のホテルのイルミネーションが点灯している間、「由良の部屋」には誰もいなかった(撮影時には本人不在)ということになっていたのだ。
つまり、それを考えた者は、代役を立てるつもりだったと考えられる。

さて、「由良」という人物・・・・見れば解るとおり酷く忙しい。
息つく暇も無いというのはこのことだろう。
ひっきりなしに予定が入って、動き回る。
こんなに忙しくては体を悪くしてしまうのではないかと心配になる。
そして、予想通り倒れてしまうのだ。
しかし、それは忙しかったからではない。

朝6時半、古畑がホテルロビーに入ってくる。
酷くダルそうに歩いている。
設定時間を早朝にしたのは、ダルそうにしていても変じゃないようにしたかったからだろう。
その後、休みたいと言って立ち上がった時によろけている。
もうお解かりだろう。
「由良(ゆら)」の意味が・・・。

たぶん薬だろう。
ということは、指示したのは批判を浴びていた母親殺しの犯人と同一人物ということになる。
しかし、その犯人はこの撮影現場にはいないので、共犯者がいるということになるだろう。
問題は、そのつもりでシナリオができていたことだ。
気になるのが、ドラマの企画を考える場面で由良と秘書の品田が相談している部分がある。
もしかしたら、この回のシナリオはシナリオライターと品田が相談しながら作ったのではないだろうか。
つまり、品田が指示を伝えていると思われる。

撮影は一時中断したが、古畑の回復を待って再開されたようだ。
顔色は良いみたいなので、大事には至らなかったのだろう。
更には、休みが取れたので元気いっぱいである。
しかし、視聴者が心配するかもしれないということで、次の回のオープニングでは風邪を装わせている。
でも、顔色はすこぶるイイ。

まあ、今回は死亡した事件の話ではなかったので良しとしようか・・。
それにしても、俳優というのは凄いなぁといつも思う。
あれだけたくさんの台詞をスラスラと言ってのける。
頭に入ってなければできないことだ。
「古畑」も「由良」も演じるのは大変なことではないかと思う。
やっぱり優秀な役者さんの演技は、安心して見ていられるね。



古畑任三郎 第三部 03
<灰色の村>

この回は、簡単に解読できた。
親方様というのは、宗教団体の教祖。
その教祖は、存在しない。
周りが全部自分らのために動いていたのだ。
だから、最後は教祖一人の責任として罪を逃れている。

恐ろしいのは「雛の誉れ」という酒。
「雛」は子供のこと。
つまり「雛の誉れ」は子供のエキスを意味する。
それを脅迫のネタに東京の警察を脅して、金を送らせる計画だったようだ。

しかし、ある女性がそこにいるだけで、その土地のやり方人間関係が崩れると思った者が女性を潰しにかかったのだろう。
村としては、一致団結していないとお金が手に入らない。
どうしても、多額のお金をせしめるために、村中で嘘をつくという集団行動を起こしたのだ。

最終的に、古畑は首を縦に振る。
そこから日本の地獄が始まっていった。

1999年に何か起きると言っていたのは、このことだったんだね。
でも、今はかなり事情が違う。
あれから14年経った・・・。
いろいろあったけど、心配事はもうほんの僅かだと思う。




古畑任三郎 第三部 04
<アリバイの死角>

この回の初めは、古畑の目と視聴者の目を意識した二重構造で作られている。
びっくりしたのは、子供の泣き声。
どう聞いても、生命に危険が及ぶような声に聞こえた。
子供はそういう声を作って出すことはできない。
大人でもたぶんできないだろう。
しかし、古畑が待合室で待っている間は、その声は聞こえてないのだ。
つまり、後でその声を録って入れたのだ。

この場合、古畑の感覚とは違う感覚で視聴者は見てしまうだろう。
後で見せられる写真も視聴者にしてみれば、もしかしたら映像のものとは違うものなんじゃないかと思い違いをしてしまうと思う。
何故こんな手のかかることをするのかと言えば、前回の脅迫ネタでどんどん進めてしまって周りに言うこと聞かせる体制を作りたかったのだろう。
しかし、やはり古畑の目は恐ろしいのだ。
後で編集して、残虐な部分は視聴者だけが聞くことになった。

ところで、殺人事件をドラマにするのに、あの変装はどうかと思う。
どうでもよかったのか?
宝塚出身じゃないのか?
あの変装は・・・・ヒドイ。
おかげで、殺害経緯とかどうでも良くなってきたじゃないか。
まさか・・・それで古畑が出て来なかったのか?

おまけに話の筋がおかしい・・・。
シナリオライターが書いていないようだ。
女優本人に任せているように見える。
演技も酷いが、古畑を楯に隠れ蓑にしてる。
何故古畑は休暇中に歯医者に行っているのか、もし治療に行っていたならその後に食事に誘ってはならないだろうし、よく噛めとか治療後なら言ってはいけない。

自供ネタは核心から離れている。
それは犯人が安心して演技できるようにだろう。
母親殺害事件の時に、素をそのまま出してしまって失敗して批判が集中したと聞いて、そうならないように必死で平静を装うよう気をつけたのだと思う。
でもかえって棒読みの不自然な演技になってしまったようだ。

犯行の核心は歯医者と助手の関係だ。
その2人の仲はとても良かった。
でも犯人としては「自分は女優だ。なびかないわけがない・・・・。」
そういう自信があったと思う。
しかし、体よく断られたのだろう。
こういう場合、女優としてのプライドが許さないのだ。
その思わせるくらい丁寧にきれいな治療をしてくれた先生だったと思う。
何せ、犯罪者の歯の形は普通の歯の形と違うのだ。
厚みがあって色が黄色い。
それを隠すために必死で治療するので、犯罪者の歯はとてもきれいなのだ。
その代わり、骨格は元のままなので、どんな歯を持っていたかは歯科医なら解る。
つまり、隠しておきたい証拠とその治療手段をどうしても自分側のものにしておきたかったのだろう。
同じケースが他の女性歌手で成功している・・・それも殺意に拍車がかかった。

もし、2人を引き裂くために助手の女性を呼び出して「先生は私と付き合っているの。あなたは用済み。」なんて言ったとしたら、彼女はショックだろう。
それが先生の方に伝わらないわけがない。
反対に悪く言われてしまって、恨むようになるのは必然だ。

2人とも殺されている可能性が強いが、凶器は毒菓子だろう。
治療のお礼というのは、この場合酷く自然なことだ。
それぞれ自分の部屋で死んでいるとしたら、発覚していない場合、お金も取られている可能性が高い。
はっきり言って、情愛とか嫉妬とかの言葉は似合わない内情だと思う。

私は、映像を見て見つけた僅かな証拠を元にしているので、推理できるのはここまで。
しかし、カフェの店長のように、犯人の事情を知っている者がいるようだ。

最後に言っておきたいのは、こんな馬鹿げた理由で、腕のいい歯医者が激減してしまったような気がするのだ。
私も偽歯科医に酷い目に遭わされた者の一人だ。
優秀な歯科医を探すことができない。
恐らく、取られているからだ。
歯は大事だ。
周囲が目を光らせて、優秀な歯医者を取り返さなければいけないだろう。




古畑任三郎 第三部 05
<再会>

この回で一番怪しいのは、妻の香織だ。
友達に編集者がいる。
つまり、今回の話は香織役の人が作り上げていると思う。
本物の犯人は、必ず配役や役柄が容疑者から外されるように作られる。
実話が入っているなら、そこを中心にヒントが隠されているだろう。

まず、ファックスで呼び出したという話だが、元々呼び出す理由が無い。
これは、この回のドラマを作り始める時の言いだしっぺが香織だからである。
人間関係をみると、香織が周りを振り回しているように見える。
大体、目の前で不倫をしている妻を見たら、普通誰でも黙ってはいないだろう。
夫自ら不倫してないにも関わらず黙っているとしたら、妻から脅迫を受けているということになる。
普通にこのシチュエーションは有り得ないデタラメなのだ。

では、何が元の話なのか。
古畑と安斎の関係はギクシャクしている。
犯罪者はよくターゲットを陥れるために、仲のいい人と仲違いをさせるよう仕向けることがある。
わざわざ古畑を呼び出しているので、犯人がそれを考えた可能性が高い。
それと同じように、斉藤と安斎もギクシャクしている。
もちろん奥さんと不倫しているからだが・・・。
今回の犯人は、こんな風にどっちにもいい顔をしながら、双方を対立させようとするのが得意なようだ。

そして、不倫現場などそんなに長く映さなくてもいいのに、無駄と思えるほど長く映している。
恐らく、本人の指示だろう。
この話で一番いい思いをしたのは香織だけだ。
彼女は何を根拠にこの話を持って来たのか。

現場は、安斎のセカンドハウスだろうか。
そうなると、小説家という線は消える。
どう見ても、重役か医者くらいの職業だ。
その関係の知り合いで、その家の家族を殺しているのではないだろうか。
それも細川茂樹の周辺の話になると思う。
その理由は、斉藤がどうなる運命だったかにある。

津川雅彦が初めから涙目になっているので、実際の現場で何か起こっていると思われた。
最終的に誰かを殺そうと銃を手にしている。
立場として考えられるのは、妻の不倫相手を殺すのが筋だろう。
本当に殺せとの指示が出ていたようだ。
結局は古畑が止めた形になったが、シナリオができていたということは罠に嵌めるつもりだったということだろうか。
何が目的か考えてみると、古畑と安斎の間の諍いが元で、古畑が恩を売る形を作ったと言えよう。
その手回しをしたのが香織だったというわけだ。

そのままいけば、斉藤は殺される。
そんなシナリオにしなければならなかったのは、古畑と香織にも関係があったということしか考えられない。
香織は斉藤を殺したかったのだ。
もちろん現実でなびかなかったからだ。
それは、彼の周辺で起こった殺害事件は、ちょっと前に香織が斉藤と一緒にいる女性を目撃し、その2人が酷く仲が良かったから壊そうと思ったのが原因だ。
しかし、行方不明になった相手を探すばかりで、香織をものともしなかったので、殺害の発覚を恐れて殺そうと計画したのだろう。
恐らく、一家を殺害している。
ドラマに編集者というキーワードが出てきているので、ホテル重役殺害事件の犯人に手伝ってもらったと思われる。

いったい古畑はどうしてしまったのだろうか。
倒れた時以来、釈然としない話ばかりになっている。
ヒーローを演じていたはずが、この時期からヒーローではなくなっていった。
まるで別のヒーローが現れて人気をさらっていったから、アンチヒーローになってしまったようだ。
初めは、罪を犯した犯罪者を理詰めで説得し、完全犯罪は無いという信念の元に必ず犯人を捕まえてきた。
それが「ニューヨークの出来事」で崩れ、「灰の村」「再会」では捕まえずに逃がしてしまっている。
もしかしたら、このままこのドラマは変わっていってしまうのだろうか。

実際、あらすじだけ読んでも、もう前の推理ドラマではなくなっていることが解った。
ネタが脅迫先から送られてきているようだ。
それはもう古畑のドラマではないのだから、実話としての重大事件はそんなに入ってないだろう。
残念だけど仕方が無いね。
これで終わりにする。


基本、この「古畑任三郎」も明治時代に書かれた「犯罪トリック推理ノート」があって、それを使ったようだ。


2013年11月16日土曜日

久々ジブリ

「ゲド戦記」

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ゆっくり見てね。


2013年11月14日木曜日

推理オタクは好んで見る2


古畑任三郎 第二部 1
<しゃべりすぎた男>

このドラマの制作方法は、実際の犯人から事情を聞いたり、問い掛けに答えさせたりして、当時の発言や行動を取り混ぜて、その上に人間関係や犯人像が分からないよう作っている。
だから、逆に実際に関わった人物は必ず出てくるし、犯人の発言や行動も入っている。
それを分からなくしているわけなので、すべて逆に見ていけば真相に近づけるのは当然なのだ。

この話では、弁護士が犯人だが、実際は弁護士の恋人が殺されて弁護士自身が容疑者となっていたはずだ。
それを現場検証の時に最初に見つけたのが、同級生だった警察官だろう。
犯人は別にいる。
この事件を第二部の頭に持って来たのは、シナリオ的に上手く作り上げることができたと自信があったからだろう。
ということは、生存している関係者がこのドラマを見ても解らないかあるいはテレビを見ない人だと思っているからだと思う。
テレビを見ない人というのは、テレビを見る暇のない人という意味だ。

しかし、この事件解明の現場には、女性の姿が無いにも関わらず、女性の存在をひしひしと感じる。
事件現場へ車で向かう場面の会話には、おばさん臭いものが入り込んでいる。
どうして道を間違え、家に寄れと言ったのか。
過去の事件で、同じように都合の悪い人物を家に呼んで、そこで殺すという話があった。
だから、家で警察官殺害を目論んだ痕跡があると思う。
つまり、事件現場に向かう車には警察官と誰か女性が乗っていたわけだ。
その女性とは・・・。

一番可能性が高いのは、弁護士の母親だ。
弁護士の恋人を殺したのも母親だろう。
有能な人物が愛した女性は、殺されていく・・・。
今ならそう推測もできるが、当時は真相というものを知るチャンスは無かったと思う。
では、何故2人で車に乗って行かなければならなかったか。
恐らく、現場検証のために現地へ向かうのに、母親がくっついてきたのだろう。
これまでもそうだったのだが、計画殺人というのは完全犯罪を目指しているので、穴があってはならない。
犯罪者心理として現場に何か残してないかどうか酷く気になるのだろう。

その場面で「ネコ」が出てくる。
ネコが嫌いな者がいるが、犯罪者は動物が嫌いである。
犯行現場にいたのなら、見られたという感覚があるはずだ。
ましてや被害者が飼っていたネコだ。
きっと居心地が悪かったに違いない。
後で「こちらで飼うことになった」という台詞がはいってくる。
彼女が飼っていたネコを同級生の警察官が飼うことにしたのだと思う。

裁判の内容だが、弁護士自身が捕まっているので、誰が弁護しているのだろうか。
更には、被告人の供述が途中で変わってしまっている。
やったからやってないになっている。
実際はやってないからやったに変わっていたはずだ。
それは途中で面会時に脅迫を受けているからだ。
つまり、面会に来たのは母親で、誰かを殺すと脅して供述内容を変えさせたのだと思われる。
たぶんこの時点では裁判にはなっていない。
裁判になったのは、その後の犯人と古畑の対決シーンだと思う。
つまり、その間に母親を訴える者が出てきたということだ。
それは、初めの事件ではなく二次的事件に発展したためではないだろうか。

怪しいのは面会時に供述内容を変えさせた時。
誰を殺すと言ったかは、推測だが友人の警察官を殺すと脅したと見ていいと思う。
まさかと思うが、それを実行した可能性が大きい。
それは裁判となった時点で、訴えた者が出てきているからだ。
しかし、訴えたのは個人ではない。
裁判というのは、簡単に行われない。
恐らく、警察か国が裁判を起こした事件があったのではないかと思う。
つまり、友人の警察官を殺すためにその周りを巻き込んだ可能性は高いということだ。

しかし、犯人は捕まっていない。
テレビで使われているなら、この話は発覚していないということになる。
もし、二次的事件に発展したのなら、共犯者が大勢いたと思っていい。
そうなると、裁判に関係した者すべてに危険が及ぶ。
まさか・・・三次的事件に発展したのか・・・。

私は、このドラマに入っている情報とプロファイリング(犯罪者の心理行動パターン)で推理している。
事実と一致しているかどうかは、警察に裁判の記録が残されていれば確認できるかもしれない。


この後に入っている「今泉」のエピソード。
あれだけ助けてもらっておいて、ああいうことをするか・・・という内容だったね。
隣にいたのは女性であることは解るよね。
今泉は古畑を極限まで尊敬していることは確実である。
だが、それを表に出させない環境にある。
それは隣の人物。
もう解るよね。
皆こんな感じで、好きな人を遠ざけるよう動いていたと思うよ。
それも徹底的に嫌われるように・・・。
だけど、環境が変わればそれもやらなくて済むね。
環境が変わるといいね、今泉。


<笑わない女>

この回では、事実がほとんど出てきていない。
表面で起きたことだけだ。
ヒントは安部先生の手紙。
学校を去ろうとしていたというのは本当だろう。
しかし、学校を去った時、それまで守ってきた生徒たちを裏切ることになる。
この事件の核心は、それでも去らなければならなかった理由だ。

同じ事件が外国の古い有名校で起こったことを前に話したことがあるね。
それは日本でも起きていたということだ。
まるで「バトルロワイヤル」が学校内で起こっているという事態だよ。
そしてそれは学校だけじゃなかった。
戒律とは言わないが、会社でも厳しく細かい指示が配られて遵守するよう言い渡される。
確かに悪いことは一切書いてない。
納得できるものばかりだが、納得できないのはそのとおり行われてはいないことを隠していることだ。
生徒たちは表面を守らされる。
そうなると、影でやりたくなるのだ。
そこを捕まえることが目的だということを知っていた方がいい。
つまり、生徒潰しだ。
優秀な生徒ほど狙われる。
下手をすれば、生徒と先生がグルになってターゲットを潰しにかかる。

ドラマだから宇佐美先生はどこか清純で厳格なイメージで描かれていると思うだろう。
しかし、いるのだ。
実際に、まるでそうは見えない人が・・・。
表と裏のある人というのは、裏は表の真逆を行っている。
つまり、清純そうに見えた人が、自宅の部屋に帰ると、死体を山のように積み上げているような事態があるのだ。
犯罪者はその部分を隠そうとする。
だから、厳格さを表で発揮して、人に知られないようにする。

カトリック系の学校で、この事件が起こっているが発覚していないのだろう。
このドラマが作られるちょっと前だ。



古畑任三郎 第二部 2
<ゲームの達人>

しかし、この小説家・・・どうも物書きらしくない言動をする。
恐らく、この話はほとんど作り話だろう。
この話は、医者夫婦を殺害した家政婦の話だ。
一番怪しいのはどう見ても家政婦だろう。
家政婦だけが容疑者から外されているからだ。
たぶん、テレビでこの話の情報を伝えた者が家政婦だったからだと思う。

初めに床に臥した女性の診察をしている場面があるが、実はこの2人は夫婦で、家政婦の料理の中に毒が仕込んであったので奥さんの具合が悪くなっていたのだ。
つまり、花見は医者でおまけに小説も書くマルチな人なのである。
それが古畑との会話で明らかになっているよね。
死因は、どちらも料理に仕込んだ毒だ。

実は夕食の後にこういう台詞を奥さんが言っている。
「最近様子が変なの。もしかしたら私たちのこと・・・。」
ドラマでは旦那さんに対して言っているのだが、本当は家政婦に対しての台詞だったのではないだろうか。
つまり、家政婦が2人のことを殺そうとしているように奥さんが感じていたわけである。
だからこそ、それを耳にした家政婦が事を急いだとも言えるだろう。

大邸宅だから、有名な医者だったと思う。
趣味が多彩で、いろんな珍しいものが置かれていたようだ。
そういう人なら行方不明になれば、誰か不審に思って探したりしたのではないだろうか。
自宅を捜索すれば、何があったかはすぐに解ったはずだが・・・。
捜索されていないとすれば、やはり圧力を掛けた者がいたということだ。
医学界では動かなかったのか、動けなかったのか。
動けなかったとすれば、恐らく虚偽誘拐をほのめかして脅迫していたと思われる。



古畑任三郎 第二部 3
<赤か、青か>

これは、有能な大学院生の話。
元になっている話は、2つあるようだ。
1つは、東大大学院の研究室で開発されたものの研究を止めようとした事件。
時期的にパーソナルコンピューターあたりではないかと思われる。
だから線を切るだのなんだの話になってくる。
それは普及させれば、世界中とコンタクトできる画期的なものだ。
その中心となった大学院生が女性を人質に脅迫を受けていたようだ。
だが、対応の様子からそう簡単に脅迫は通じなかったんじゃないかな。

2つ目は、「1989年に起こったコロンバス・アヴェニューでのテロ事件」。
これは台詞の中に入っていたもので、実際には何も起きていない。
それもそのはず・・・これは計画、あるいは予定だったのだ。
何故か「911テロ事件」に関係するものが、この第二部の最後の回にも出てくる。
爆破装置は、アメリカで爆弾を作れる者が買収されて大量に作る契約をしている。
つまり、この時既に「911爆破テロ事件」は計画されていたのだ。

そのヒントになったのが、今泉が閉じ込められた太陽のマークがある観覧車。
そこに爆破装置をセットして脅迫電話がかけられているね。
太陽のマークは「日本」のことだ。
だから、この時日本は脅迫のネタにされていたことになる。
確かにこのドラマ制作の前の年に、地下鉄サリン事件が勃発している。
それは世界中に報道され、テロという言葉がテレビを賑わしただろう。
では、誰を脅迫していたのか・・・だ。
その後、身動き取れなくなったのはアメリカではなかっただろうか。
だからこそ「911爆破テロ」は成功し、被害を拡大させてしまっている。
このことを日本は知るべきだ。
結局、「オウム真理教」は、「911爆破テロ組織」と繋がっている。

「赤か、青か」のタイトルは、そのことを示したものだ。
つまり、日本をやるか、アメリカをやるか・・ということだ。
シナリオ制作の時点で、番組関係者はこのことを知っていたと思われる。



古畑任三郎 第二部 4
<偽善の報酬>

このタイトルは、犯人しか付けないだろうと思う。
殺された人を悪く描くのは、犯罪者心理であるからだ。
全体的にこの話には嘘がねじ込んであって、それが成功しているので、犯人は酷く上機嫌である。
それは凶器に関して、いいアイディアが出たからだろう。
つまり、実際に使われた凶器は別にあるのだ。
初めはその実際に使われていた凶器で撮影が進んでいたはずだ。
しかし、途中でそのまま出すのはマズイという意識が湧いてきたのだろう。
急遽、凶器を小銭に変えたのだ。
そのことは暖炉のシーンで解ると思う。
実際に使われた凶器は「棍棒」だろう。
木製であれば、暖炉で燃えてしまって炭になるので発覚しにくいのだ。
凶器で頭を殴った場合、死亡させるためには頭蓋骨陥没まで衝撃を与えなければならない。
小銭では無理なのだ。
何故なら、小銭だと衝撃で力が分散してしまう。
振り上げることができる量では、衝撃も軽いもので終わるだろう。
もし、小銭で死亡させたければ、人間大の量を固く絞った袋に入れて、高いところから落とすくらいなら可能かもしれない。

しかし、だいぶ前から凶器とも成り得る「棍棒」は販売されていない。
もちろんそれを使う人がいるかもしれないからだろう。
それを所持できたのは・・・・テレビ局だけではないだろうか。
つまり、犯人はテレビ関係者である。
そのような職業の犯人設定にもなっている。
結局、犯人の行動としてはほとんど事実と一致すると思う。
凶器だけを入れ替えたと見ていいだろう。

そして、殺された「妹」だが、「あなたこの世界じゃ笑いものよ。」という妹の台詞があるので、犯人と同業者である。
どっちも芸能界に所属していて、姉の方は若い俳優を燕として傍に置いているようだ。
殺された女性は、犯人に小間使いのように働かされていたらしいが・・・。
それが誰なのか・・・・・燕なら知っているだろう。

ネットに暴露されてた。
妹は「島倉千代子」さんだったって。


次の今泉のコーナーでは、食べられる凶器を紹介。
疑問に思ったのが「液体酸素」。
本当に部屋に液体酸素を放置しておくと、たばこの火で大爆発起こるの?
酸素は燃えるのに必要なものだけど、酸素が燃えるわけじゃないんだよ?
調べてみると、「液体酸素爆薬」というのがある。
その性質からこれを使っての同時多発テロは行えないようだ。
こんな風にいろんな方法を研究して、テロ計画を進めていた節がある。
最後に出てきたのは・・・・虫?・・・毒虫?
見えなかったんだけど・・・。



<VSクイズ王>

この回で、犯行のヒントになったのは「ゲーム」です。
古畑と一緒にやった同じ動きをするというゲーム。
最後にクイズ王は水を吐き出してしまう。
これは毒殺を意味する。
死因は青酸カリ。
楽屋から出ていく人が皆口にハンカチを当てていたのは、異臭がしたからだ。
犯人が薬を使うのは、雑多な人の中で物音を立てたくないからで、そして犯行は女性である可能性が高い。

この話も有能な知識人を殺した話だ。
たぶん大学などで天才と言われていたような人。
テレビ局に行ったっきり帰って来なかった頭のいい友人に心当たりは無いだろうか。

実力の無い者は実力のある者には勝てない。
不正を働いて、いくら仲間に調べさせても調べた内容がクイズに出なければ答えることはできないですね。
「とっちゃん坊や」というあだ名まで付けて卑下しても、落とすことはできなかった。
「もしもし、おまわりさん」というのは、表でコントの打ち合わせをしていた芸人さんが警察に連絡したということだ。
でも、部屋には入れなかった。
青酸カリですからね。
異臭だけでも吸い込んだら死んでしまう。
だから、死因が特定できず、飲み物に混入していたのか、配られた弁当に混入していたのか、当時はその噂でいろんな話が出ていたのだろう。
実際には殺害用に作られた飲み物でなければ、青酸カリは使えない。
でも蓋を開けた時に気づく時もある。
しかし、その時は一気に飲んでしまっているのだ。
恐らく、わざと負けるよう誰か言ってきたに違いなく、その後腹立ち紛れに勢いよく飲んでしまったようだ。
言ってきたのは2名の女性だろう。
その2人が犯人だ。

もしかしたら、テレビ局の弁当がマズイというのは意味があることなのではないだろうか。
つまり、食べた後倒れたりした場合、食中毒という理由で処理できるからだ。



古畑任三郎 第二部 5
<動機の鑑定>

この中に「慶長の壺」というのが出てくる。
この名前も犯人が付けた可能性が高い。
「慶長」は「慶弔」のこと。
つまり、喜ぶべきことと、死などの悲しむべきこと、またはお祝い事と不幸の意味。
この言葉を選んだのは、近親者の不幸と高価な壺が手にはったということだろう。
近親者というのは、夫婦のことで陶芸家の家に来た2人の間柄。
つまり、陶芸家の他にもう1人(夫)死んでいるのだ。
残ったのは1人(妻)で、それが犯人になる。

その陶芸家は名人の域に達した国宝級の人物。
しかし、自分の作品を売りたがらないので、困窮していたらしい。
その魅力に魅せられた男性が、見せてもらいにきていたのだ。
そこにくっついてきた妻が、良からぬ考えを持ってしまい犯行に及んでいる。
2人一度に殺さなければならない理由があったので、薬を使ったのだろう。
2人が陶芸談義に花を咲かせている隙に、お茶に薬を混ぜたのだ。
仲のいい2人を1人ずつ殺すのでは、犯行が発覚する可能性が高い。
更には、その陶芸作品を独り占めにして、売り捌こうという考えもあった。
だから使った薬は「砒素」だろう。
砒素なら、その場にいても被害者に触らなければ危険は無い。

後で「蹲(うずくまる)」という壺が出てくる。
でも、これは壺のことではない。
砒素を使った時に、蹲って倒れたので、その言葉が出てきただけだ。
それをわざわざ解らないように壺の名前にしたのだ。

蹲の壺 01

↑これはネット上にあった画像だが、恐らくこのような感じだったのだと思う。

そして・・・ネット上に犯人を見つけた。



次の今泉のコーナーは・・・・。
ん・・・・・面白かった・・・・・かな。
仏像壊されて可哀想って思ってたけど・・・・・・。
・・・ローン組んだみたいだし・・・・・いいか・・。
じゃ、次いこうかな。


<魔術師の選択>

この話が、実際に現場で起きたことであることを確認して欲しい。
その場合、どう見ても誰かが毒を仕込んだように見える。
・・・・が、毒は検出されないはずだ。
このトリックはアメリカで実証済みとも言っている。
ということは・・・完全に誰かを嵌めるために計画されたものである。
嵌められたのは「南大門」。
どう足掻いても犯人だなと思わせてくれる。
しかし、このトリックは出演者にも真相を隠すことで、ストーリーは進んでいくのだ。

この回をやり遂げることで、一番得をしたのは誰だろう。
現場で演出担当でもないのに、指示を飛ばしていたのは?
それが犯人だ。
またその人は真相を知っている人の一人でもある。
被害者をよく観察してみると解るのだが、ジュースを飲んでしばらくしてから、倒れている。
それは、劇薬の症状ではない。

前に私が言ったことがこれで証明されてしまったようだ。
南大門が実際に入れた粉薬は、恐らく市販の風邪薬か何かだろう。
だから、誰が飲んでも倒れるということは無かったのだ。
それなのに、倒れてしまったのは何故か。
口から血を吐いているので、内臓が破れていると思われる。
かなりもがいたように見えたが、胃の中で何かが起こっていると考えられる。
実行したのは、ジュースのがぶ飲みだけだ。
それで起こることは一つだけ。
胃の中で水蒸気爆発が起こったのだと思う。
つまり、彼は硫黄生体の持ち主だったということだ。

南大門のシーンを見れば解ると思うが、酷く涙もろい人だ。
初めから目頭が光っている。
内情は解らないが、撮影はいい状態ではなかったのだろう。
更には、ドラマでなく半分ノンフィクション化してしまっている。
まさにその時点にならなければ、実際にどうなるのか知らない人の方が多かったのだ。

何故犯人は、今回の犯行を思い付いたのか。
恐らく、犯人を怒らせることを2人の男性が言ったのではないだろうか。
これは本人に聞かないと分からないが・・・・。



古畑任三郎 第二部 6
<間違えられた男>

このドラマ全般で重要なのは、常に優秀な人が被害者になっていること。
何とか証拠を挙げて、犯人を見つけたいと思う。

今回のキーワードはいくつかある。
被害者は一人である。
犯人は「雑誌の編集者」であること。
それはこのドラマの制作された年に創刊されたものを当たると近いだろう。
マンガ雑誌ではないかと思う。
そして、初めのシーンはセカンドハウスのようなところで起こっている。
つまり、それだけ裕福な環境にあった人が被害者だ。
それを狙ってきた女性がいたようだ。
だが、男2人(恐らく親子)で暮らしていて、女を寄せ付けない雰囲気があったのだろう。
簡単に断られているようだ。
つまり、セカンドハウスで言い争いをしていたのは被害者と女性だと思う。

その後、家に帰ろうとしたのだろう。
途中でタヌキが出ただの嘘を言って、その場で殺している。
山道なので、それに咄嗟に思いついて殺そうとしているので、凶器を用意していない。
だから、本人だけ車外に出させて、車で轢いたのだと思われる。
その死体は、今でも彼女の車のトランクにあるはずだ。
死体というのものは、おいそれと捨てられないのである。

被害者がどんな人だったのか。
それがその後の犯人の紆余曲折行動に隠されている。
まず、拾った財布を届けるような人であること。
友人がたくさんいる人であること。
ボーリングが上手な人であったこと。
そして、ホテル関係者であること。
それも大きなホテルの・・・恐らく重役クラスの人物であった可能性が高い。
もし、ホテル役員の消息が不明になっている、あるいは死亡したと聞いたが葬儀が行われていない・・つまり、死体が見つかっていない場合だが、心当たりがあれば探して欲しい。

この回の話は、実際に起こった事件の情報と、他に犯人がどういう人かも描かれている。
つまり、この話は犯人が緊急事態にどう対処してきたかを犯人自身がネタとして提供しているのだと思う。
家にあがり込んだ際、急に訪問者が現れた時は、その家の者に成り切る。
職場では、その会社の者に成りすますため制服を着用して、無理にでも仕事を奪ってやっているふりをするなど・・・。
どうもこの人は、入り込むのが得意な人なのかもしれない。
となると、雑誌の編集者というのも、ただ入り込んで居座っているだけかもしれない。



次の今泉のコーナーだが・・・今泉、お手柄(^^)
証拠が出てるよ。
見てたら、なんだかナヨナヨした今泉だなぁ~~っと。
たぶんある男性と女性の会話を抜粋して台本にしているね。
そこで犯人(女性)が自供しているの、解る?

「あとさぁ、親父とお風呂に入った時、溺れたふりしなかった?」
「なんか懐かしいなぁ~」
「俺、今でもよくやるよ。」
「お風呂で死んだふり?」
「うん。」
「誰に見せんですか。」
「自分自身にかな。」

謎なのは、「自分自身に見せる死んだふり」。
将棋の名人戦での事件で、お風呂で人を殺す方法というのがあることを指摘したけど、この犯人も同じ手を使う人らしい。
更には、死んだ人に成り代わって、その人としてそこに住むようだ。
だから、死体を見つめているのは、死んだ人と同じ名前を使っている人ということになる。
つまり、この台詞を言った女性は、その名前の人を殺した殺人犯である。



<ニューヨークでの出来事>

バスでの会話を聞いて、私は酷く驚いた。
完全犯罪という自信の表れだろうか。
まあ、証拠になることをペラペラとしゃべっていますね。
これは第一部第一話の続きだ。

事件話の中の登場人物にドラッグストアに務めている友達というのが出てくる。
それは、毒薬を持って来た者という意味だろう。
本の裏表紙に載ってるポートレート・・・・と言えば、著者近影の写真のことだ。
その人物は「小石川ちなみ」を殺害した犯人のことだ。

どうやら「小石川ちなみ」は結婚していたらしい。
ということは、旦那さんは彼女が消えてしまって心配しただろうと想像できる。
そうなると、犯人は足がつかないように、次の犯罪を計画し始めるのだ。
そして彼女の旦那も殺したということだろう。
使用した薬物は「オキサミン」。
恐らく、置いていったという意味だ。
だから飲み物でない可能性がある。
確かに最後に口にしたのが和菓子だったと言っている。
そうなると、彼女の旦那を殺したのは漫画の担当者ということだ。

この話では友人の話として話しているが、どう見ても本人のことのように見える。
そして、その表情だ。
小説の内容を話す時の顔が、恨みさえ感じるような眼つきになっている。
恐らく、小説というのは小石川ちなみの漫画のことで、それは自分と旦那さんの恋の経緯を描いたものだったのではないだろうか。
つまり、夫婦は凄く仲が良く、人が羨むような家庭を築いていたと思われる。
その妻が行方不明になったのなら、当然夫は探し始めるだろう。
それを止めるために、他の男と逃げたのだと担当者が言いに行ったのだ。
だが、そんなこと信じるわけもなく、指示通りにもう1つのことを伝えたようだ。
「あの・・・・ある女優さんを紹介します。凄くきれいな女優さんですよ。」
しかし、体よくあっさり断られたのだ。
それを聞いたその女優に殺意が芽生えたのは言うまでもない。

話し終わった後の顔が嬉しそうなのは、上手くいったと思っているからだ。
つまり、全く事実とは違う情報を伝えているのだろう。
裁判の話では、話している本人が完全に関わっていることが確認できる。
和菓子を半分にして食べたなどというのは、一緒に食べて来いと本人がその担当者に指示したということだ。
それはできないだろう。
担当者は自分の身の安全を優先させると思う。
そのことで言い争いをしたようだ。

話の途中で「感じの良さそうなおばさん」の話が出てくる。
その人は着物を着ていたらしいのだが・・・漫画家殺人事件と同じくここには将棋名人殺人事件の犯人が出てきている。
着物を着ていたというキーワードで一致するのだが、もしかすると、テレビ局でこのドラマネタを提供する時に集まった者はすべて繋がっているのではないだろうか。
その中で着物のおばさんが毒入りの和菓子を手渡す役目を持っていると思っていいだろう。

そして更には、印税がどうのという話まで出している。
つまり、「小石川ちなみ」に成り代わった担当者が多大なお金を手にしたのを知って、殺害事件の詳細を知っている女優が金を渡せと強請っていたことになる。

残念なのは、この時初めて古畑は犯人を取り逃がしているのだ。
無罪とかなんとか、犯人が言った言葉なんか信じるなよ。
古畑!取り押さえろ!

ちなみにラスト背景に911以前のワールドトレードセンターが映っている。
それで気づいたのだが、島倉千代子殺害事件の犯人も言っていたが、外国へ旅行に行くと・・・。
この時期一斉に日本からアメリカに飛んだ人たちはいなかっただろうか。
もし、飛んだのなら、いったいそこで何の集会が行われたのか・・・。
ドラマで言うくらいなら、重大な集会だったのではないかと思われる。



「古畑任三郎 スペシャル」
<しばしのお別れ (20分だけ)>

この最後に、犯人がドリンク剤を一気飲みするシーンがある。
恐らく、マジシャン殺人事件を意識しての行動でしょう。
しかし、むしろトリックを思わせる映像なので、逆効果だったのではないだろうか。
つまり、この回の犯人は本人だと断定できるということだ。

この「しばしの別れ」というタイトルも、海外への旅行を意識している。
もしかしたら犯人自身が強制的に指示してストーリーを作っているのかもしれない。
だとすれば、隠そう隠そうとしたがために、スペシャルだというのに質がた落ちの酷い展開になっている。
途中で古畑とも険悪な状態になるし、目障りな者をやり込めようという腹が見え見えである。
不思議なことに、ドラマでは見られない素のままが映像に残っている。

殺された二葉鳳水が誰のことかと言えば、話の展開から母親であることは明白だ。
映像と同じ方法で母親を殺している。
母親との確執で独立していた娘は、「花と戯れる」ことがしたかったと言う。
つまり、遊び回りたかったのだろう。
確かにドラマ作りも遊びの域を出ない。
酷いものだ。
終いには、古畑を怒らせて一時的に撮影中止になっている。
そのカメラが回っていない間に、犯人は何をしたのだろうか。
撮影が再開されても、事態はいっこうに改善されなかったが・・・。
脅迫か?

酷く気になったのが、録画映像の画質が酷く、本人が慌てて消すような事態が起こっている。
それはネックレスの他に理由があるように思えて仕方が無い。
ストーリーが編集されているとすれば、確実にテレビ録画に映っているのは本人ではないのだ。
つまり、元々顔と体は別人で、2人で1人のキャラクターを作っていたと思われる。
テレビや映画ではよくあることだが、映像の中だけにしか存在しない人がたくさんいる。
だから、この話でもその顔の人は踊りを踊れないが、踊れる人に顔を付けて踊れるように見せているのだ。

その前の「ニューヨークでの出来事」の時も、モデルか何かを使ってキャラを作っているように見えた。
部分的にあまりにきれい過ぎるシーンが入ると、その人が偽者だと疑いを持つのが普通だろう。
半分以上演技をしていないのに、女優などと言って欲しくないというのが本音だ。
結局、本当に演技ができたのは、事実の部分だけだ。
つまり、犯人として反応する部分だけが、映像として使えるほど真に迫った表情だったのだ。

さて、さすがに殺人犯だと思う。
周囲も言うことを聞かざるを得ない状態であったと映像に出ている。
テレビや映画業界が良くならない原因でもある。
何とかならないものかと思うのだが・・・。

この番組の評判が良いのは、有名人が多数ゲストで出ているからというイメージがあったのかもしれない。
有名人であれば、自分も出ないと・・・と思って立候補した人は何人かいただろう。
でも、殺人犯役だ。
実際は、頼まれないとやらないよね。


2013年11月13日水曜日

新作アニメ

ゲームの世界を描いたものだ。
悪役が主役になってる。

シュガー・ラッシュ

悪役でも映画なら俳優がやるよね。
名優が悪役する時もある。
ん・・・・このアニメだと、イメージを決め付けて欲しくないって思いがあるのかも。


2013年11月10日日曜日

推理オタクは好んで見る

ちょっと古いけど・・・。

古畑任三郎 第一部 01


懐かしいね。
覚えてるよ、この話。
推理ものって好きだから、結構必死で見てたよ。

でも、今見るとなんだか実話じゃないかって思う部分がある。
古畑任三郎が言ってたよね、「頭の中だけでそれだけ想像するのは普通できない」って。
だから、実体験でないとそういう展開を考えるのは不可能だって思うとこがある。
それは、原稿用紙をぐしゃぐしゃに掴んでいたところ。
話の筋として、原稿用紙をぐしゃぐしゃにする必要はないのよ。
何も書かずにペンを握って傍に紙があればいいんだから。

つまり、将来を有望視された新人漫画家が原稿用紙をぐしゃぐしゃにして死んでいた事件があったんだよ。
犯人はもちろん担当者だ。
死因は薬だね。
もがき苦しんで原稿用紙をぐしゃぐしゃにして死んでしまったんだ。

私は漫画が好きだったから、そんな死に方をした漫画家たちのために書いておこうと思う。
この話の元になった事件では、殺されたのは新人女性漫画家ペンネーム「小石川ちなみ」本人だ。
こういう番組で活躍中の漫画家の作品自体を使うことはまず有り得ない。
つまり、死んでいることを知っていたから使ったのだ。
単行本の見返しに著者近影として載せてある写真は恐らく担当者の写真だろう。
その時犯人はすぐに逃げてしまったので捕まっていない。
でも、テレビでこの話を出しているのなら、この時点でテレビ局にいたんだと思う。
そして、被害者となった新人漫画家は物凄くたくさんいるのではないかということを疑って欲しい。



古畑任三郎 第一部 02

これも実話が入っている。
この話では、犯人は歌舞伎役者だが、実際は違うようだ。
大体舞台に上がる前に人を殺すなんて不可能でしょう。
テレビなら撮り直しや映像加工なんていうことができるけど、舞台は本番一度きりだからね。
余計なことは考えていられないと思う。

最後に犯人が言う台詞。
「今度やる役は人を殺した後、部屋で茶漬けを食べるんです。どういう気持ちなんだろうって・・。」
これはつまり、実際に人を殺さないと仕事上その役になり切れないという状況だ。
こんなことを言うのは、テレビや映画関係者以外にはいないだろう。
だから、この話はテレビの楽屋で、出演者を殺して成り代わった男の話なのだ。
それもあまり機械操作を知らない未経験者が死体を運ぶ時に証拠を残していたことで、殺しが発覚している。
でも、テレビで扱うということは、局内でもみ消された事件だと言っていいと思う。



古畑任三郎 第一部 03

この回は、有能なフランス料理人が妻と共に殺された事件が元になっている。
犯人は、神経科の先生ではなく、夫婦の共通した友人・・・つまり、相談相手だ。

その日は、被害者(フランス料理人)の誕生日だった。
友人を招いてバースディパーティーを開くことになっていた。
しかし2人でパーティーをするのに、東急ハンズでそんなにたくさん飾り付けの買い物をするだろうか。
だから、パーティーに呼ばれた複数の友人がいたはずだ。
その友人がこぞって共犯者であることは言うまでも無い。
証拠は、ストッキング・・・。
あれを被って女たちを驚かせようという話でなければ、単独でストッキングを被ることは有り得ない。
だから男女それぞれ数名ずついたと思われる。

恐らく、くじ引きか何かで本人が被ることに決まったのだ。
そして、驚かせに行って殺害されている。
問題は、その時奥さんがいないことである。
奥さんは、彼が東急ハンズに買い物に行っている間に殺されていると思う。
別の部屋に死体を置いて、彼には具合が悪いから休んでるようなことを言ったのだろう。
彼は友人のために一生懸命料理を作り、一段落ついた時に、騒ぐ男たちの提案でストッキングを被ることになったのだ。

古畑任三郎が料理を作ってあげたシーンでは、犯人は全く料理に手をつけていない。
これは、この犯人たちが食べるものが普通の料理ではないことを示している。
それは、有能なフランス料理人夫婦を殺す動機になるのだが、解るだろうか。

そう・・・犯人たちは2人を食べるために殺したのだ。
そして、その話は隠蔽され、テレビに使われたのである。



古畑任三郎 第一部 04

この話も実際に起きた事件をベースにしている。
人質事件や爆破脅迫事件で犯人から連絡があった時は、大概この回と同じような展開になっていた。
つまり、犯人と被害者が同一人物であるということだ。

ここでは、小説家が犯人だが本人の本に書かれてある「鯨鳥」という名前は「鮫島」のことだというのは古畑任三郎も解ったようだが・・・。
余程犯人は「鮫島」が憎らしかったようだ。
後々まで語り草になるくらい当時起きた事件で、犯人グループが追い詰められたのだろう。

この小説家は恐らく本物ではないと思う。
著作である本の『虚栄の航跡』というタイトルも当てずっぽうで付けたものだと言う。
つまり、本当のタイトル名を付け替えて本を出しているのだ。
「鯨鳥」も実は「鮫島」のことで、登場人物の名前を変えて自分の本として出版しているのだと思われる。
ということは、その本の本物の小説家はいったいどうなったのかだ。
結局のところ、作品を別人が出すというのは、本人が死亡している時に限る。
本人が現存しているなら訴えられるからだ。
訴えられないのは、本人が死亡している可能性が非常に高いと思う。
どんなものでもだ。
著作権、肖像権、特許権など・・・。

さて、この話で気になったのは、古畑任三郎以外警察が犯人の思うままに動いていること。
そして、考えられる他の捜査方法を取らず、決まったことしかしていない。
いや、決まったことしかできなかったのだろう。
影で警察に圧力を掛ける人物がいたはずなのだ。
この犯行を実行するには、犯人一人だけでは無理だ。
多数の協力者が必要だったと思う。
まずファックスだが、タイマーをセットしておけば、そのまま計画どおりに動けばいいだろう。
だが、他人の作品を奪うような者に一人でこの計画を考え出す能力は無い。
協力者が多数いて、身代金目当てにいろんな案を出した結果できたことだと思う。

途中途中で、古畑任三郎がやたら食いまくるシーンが入っている。
これは古畑任三郎ではなく、犯人や犯人の協力者が捜査予算で飲み食いしていた可能性を示唆している。
たぶん結婚式というのも・・・。
犯人に気づかれないよう大勢の人を紛れ込ませるために必要だとか何とか言ったのだろうね。

このことがテレビに出るということは、公けに発覚していないということだ。
つまり、この誘拐事件に関わった警察官や捜査員は全員薬などで殺されていると思われる。



古畑任三郎 第一部 05

まだ続きますね。
今度は将棋の名人戦。
どうやら若手棋士へと世代が変わる間際の話のようだ。
これもやはり実話を元にしている。

ヒントは話のあちこちにある。
犯人は女だと言わんばかりにそのことが台詞になっている。
そのとおりである。
背広を丁寧に畳むところや死体が風呂場にあったことなど、女性だから思いつくようなことが証拠となっている。

まず、封じ手を言い出したのは、若手棋士の方だろう。
行動を見れば、何だか落ち着かない甘えん坊の少年だ。
こういう人は名人戦では勝てない。
だが、名人と対局することになっているのは、それまで勝ってきたからだろう。
さて、どうやって勝って来たのかだが、ネックになるのが母親である。
この2人1組の協力で、指し手を決めていくのだ。
要は、難局をどう乗り越えるかの情報収集ができればいいのだ。
恐らく電話で聞いて伝えている可能性が大きい。
しかし、この話に出てくる名人には効かなかったのだろう。

どうしても勝ちたかったのは、母親である。
名人の部屋に「負けて欲しい」と言いに行ったのである。
だが、それは建て前で、本当は部屋に行って風呂場に薬入りの入浴剤を置いておくことが目的だったと思われる。
それでまんまと不戦勝となったわけだが、その後その若手棋士は羽生名人に打ち負かされている。

皮肉なものだね。



古畑任三郎 第一部 06

今度はピアニストの話。
彼女は事件に全く関係ないと思われる。
犯人は家族だろう。
もちろん保険金目当てだ。
家族が彼女のせいにしようとした節がある。
彼女には人望があり、死んだ河合の後を継いで、生徒をまとめる力があったようだ。

この話も実話なのだが、実際は作曲家の息子が殺された事件になると思う。
つまり、親族が親子とも殺しているのだ。
だから、半分以上作り上げた話だと思っていいだろう。

気になるのは、最後のシーンで本当に涙を流していたこと。
まるでその役そのままの気持ちになっていたように見える。
つまり、自分のことのように思えたということだろう。

こうしてみると、舞台裏が見えるようだ。
あまり詳しくは言いたくない。
涙がすべてを語っているのだから・・・。



古畑任三郎 第一部 07

この回は、時代劇。
実話が入っているようだが、実際に殺されたのは主役の役者。
そして、時代劇じゃなくアクション映画の撮影時だったのではないかと思う。
刀で芝居をしながら殺すのは無理だろう。
だから、凶器となったのは実銃。
レプリカと実銃の区別は、実銃を持ったことがある人でなければ判らないかもしれない。
犯人は、エキストラだ。
だから、言い訳が通用してしまったのだ。

主役が殺されるなんて無いよう思うのだが、主役が代わったり、撮影が中止になったりした時はその可能性を疑った方がいい。
思ったよりそういうケースは少なくない。
撮影は関係者内だけで行うので、中でどういうことがあったか外部に漏れることがあまりないのだ。
そのために隠されて公表されていない事実は多いと思う。
世間が見るのは、作品が仕上がってからだ。
だから隠したがっている者は、映像を加工編集して出来上がりを工夫する。

これが計画殺人であることは、最後の台詞に込められている。
「私はね・・・何回だってやるつもりだよ。」
この台詞を言わせたのは、女性だろう。
話の筋から辻褄が合ってないように思うが、もしかして脅迫しているのだろうか。
そうなると、事故だと公表されても意図的に殺害されたとすべてのことを疑った方がいいかもしれない。



「古畑任三郎 第一部 08A 08B

今回は、外科医。
ちぐはぐな内容だったが、事情を解らなくしながらエピソードを入れるという難義をやろうとしたのだから仕方が無いだろう。
解説を読んだ後で見ると、その行動の意味が解るかもしれない。

この話の元になった事件の犯人は・・・・医院長の奥さん。
医学会の会議などで病院関係の医師が集まる場合、当時は大抵そう遠くなければ列車か新幹線を使っただろう。
それについてきた妻が、買ってきたものに薬を入れて飲ませ、毒殺した事件だ。
出先で油断する場合、家族が一番身近で注意を怠り易い。
恐らく、身元が確認できないように身包み剥がして逃げている。
つまり、奥さんだったから身の周りの物を持ち出してもおかしく見えなかったのである。
そして、身元が確認できなければ、出先の場合全くの身元不明者になってしまう。

車内で誰にも気づかれずに殺すためには、一瞬で意識不明となる「砒素」が必要だろう。
もがき苦しんで暴れたら、気づかれてしまうからだ。

もしかしたら、その方法で行方不明になった男性はたくさんいるのではないだろうか。
例えば、新幹線や列車だけではなく、駅のトイレや駐車場の車の中など・・・・。
特に医者や学者、教師、大手企業など、全国から集まって会議をする機会が多い職業が狙われる。
場合によっては、会議さえ意図的に開かれる時もあるようだ。

その時には、絶対連れはいない方がいいだろう。




古畑任三郎 第一部 09

この話では、やはり本物が殺されている。
テレビに出演しているのは、成り代わった者だと断定できる。
本人談で「確かに20歳までは力があったんだ。」と言っている。
つまり、本物が20歳になった時に「黒田清」は殺され、成り代わった者がその名でテレビに出るようになったのだ。
「黒田清」は「清田益章」のことだろう。
その名を堂々と出すのなら、やはり死んでいて発覚していないということだ。

はっきり言って、超能力者ではなく特殊能力を持っていた人は結構いたと思う。
でも、何でもできたわけじゃない。
ある特定の論理から自分が引き出せる力で、普通できないことができたというのはあるのだ。
しかし、それも得意分野があって遺伝とか才能の範囲に限定される。
そして、その能力は血液(DNA)に既存する。
だから、できない人もいるのだ。
訓練すればできるというものでもないし、できる人の力を借りるということもできない。

「清田益章」は何故殺されたのか・・・・。
それは先ほどの「フランス料理人夫婦」の時と同じ理由である。

さて、番組内で誰も知らないことを当てているが、そこに示された赤い布は、当時清田益章と付き合っていた彼女を示したものだと思う。
つまり、清田益章は当時付き合っていた彼女に薬で殺されたのだ。
服の色を間違えたのは、彼女らしい。
どうも彼女は色盲だったようだ。
犯罪者の特徴として、通常とは違う体質を持っているというのがある。
犯罪を立証するものではないが、証言としては証拠に繋がる鍵ともなり得るのだ。

神経が細かい彼は、感覚の鋭い注意深い人間だったはずだ。
だが、彼女という恋愛対象には、完全に油断する事態になっていたのだ。
どんなに能力があっても、人間はその部分にとても弱いのだろうね。

こんな風に、全国にいた超能力少年少女は皆殺されて、その名前が使われている。
番組などで超能力のほとんどがトリックだという内容のものが大々的に取り上げられたが、それは全部偽者がやっているからで、死亡している超能力少年少女たちに注目がいくのを防ごうとした主旨があったのだと思われる。




古畑任三郎 第一部 10

次の話は、秘書官の話。
しかし、犯人は政治関係者ではないようだ。
ヒントは「今泉巡査」。
痔を患って入院しなければならない状態が、途中途中に出てくる。
本筋とは無関係のように見えるのだが、無関係なら出て来ないだろう。
「痔」といえば、大概は「ホモ」を連想する。
ホモであるなら残虐性があるので、殺人事件等にはよく関わっていると思う。
しかし、議員は生きているので、女性だけが死んでいる状態になっている。

さて、ストーリーのように、もし議員のために秘書官が誰かを殺したとしたらあなたはどう判決を下すだろうか。
有能な秘書官が議員に手を掛けるということ自体有り得ない。
台詞にあるように「有能な秘書が有能な政治家になれるわけではない。」だ。
それは秘書官本人がよく自覚していることである。
それにも関わらず、最後に議員に注射をしようと病室に忍び込むシーンがある。
これは秘書官ではなく、女性だろうと思う。
つまり、議員に近づこうとする女性は多いだろうが、それだけ危険もあるということだ。
それを阻止し議員を守るために、秘書官が議員に近づいてくる者に手を掛けることはあっていいと思う。
いや、そうでなければ秘書官とは言えないだろう。

そして、「ホモ」は女性が連れてくる。
女性で言うことを聞かない場合は、ホモで言うことを聞かすというのがある。
デリケートな内容なので、ほとんど表には出て来ない話だ。
だから・・・あまり詳しく説明しないでおく。

でもこの話だけは、本人が殺されなかったという後味のいい話だね。





古畑任三郎 第一部 11

今回はラジオ番組のパーソナリティー。
殺されたのはラジオパーソナリティーの方。
犯人は・・・・・・・彼女を育てたつもりでいた人かな?
脅迫状を書いたのも同一犯。
嫉妬・・・・が引き金のようで、男をその彼女に取られたと思っているが、実はそうではない。
男が遠ざかったのを彼女のせいだと思い込んでいたようだ。

そこで、ラジオ番組の間に無理を承知で、「次の曲は、私の車の中にあるカセットテープの曲にして。」と注文をつけた。
それを曲が流れ終わる前に取って来なければならない。
どうせ無理だと高をくくっていたのだが、彼女は時間内で帰ってきたんだね。
後で、近道を知っていたと聞いたようだ。
そしてその途中で見かけたニュース報道の内容も覚えていて、すぐにラジオで使ったのだ。
皆周囲は凄く驚いたと思う。
それだけの感覚的才能を彼女は持っていたのだろう。

その後、犯人は悔し紛れに薬で殺したのだと思う。
誰がどうやって殺したのか、一切分からないようにしておいたはずなのだ。
しかし、この「古畑任三郎」という番組で取り上げた話はそれを打ち砕くものだった。
・・・なんで知ってるの?・・・。
そういう目をしているような気がしたよ。



古畑任三郎 第一部 12

第一部はこれで最後です。
この話は、警察とやくざ・・・そして、御三家の話だと思う。
そして実話です。
御三家の中の女が一人殺された。
それはやくざの生原という男が殺したのだ。
殺された女は、やくざに資金援助をしてくれた人物の孫娘を殺している。
だから生原が報復のために殺したのだ。
そして、それを無罪にしたのが小暮だったということだ。
それだけ小暮という人は凄い警察官だったのだ。

こういう事態に御三家が黙っているわけがない。
その後、生原、小暮両方とも狙ったと思われる。

この回は、御三家繋がりでテレビ関係者がその事実をひっくり返すつもりで作ったものだと思う。
番組に使う話はほとんど殺された人の話だから2人とも死んでいる可能性がある。
ぼやが出たというエピソードが入っているので、もしかしたら死体の身元を隠すため、燃やしたのかもしれない。
そして、第一部の最後だというのに覇気の無い演技が目に付く。
出演者たちにも圧力がかかったからだろうか。


2013年11月9日土曜日

実験?

なんか実験でもしたのかな?

「ミッション:8ミニッツ 01 02 03

この映画の感想とは別に、何か不穏なものを感じるんだけど・・・。
でもまずは、感想から・・・。


この話は、予測書の内容を含んでいる。
大事なのは、大佐が列車に乗った3回目まで。

さて、主人公スティーヴンスは元々その列車には乗っていない。
コルターという人物の脳にアクセスしただけなのだから、コルターは死亡する運命である。
何故なら、初めの時点ではコルター自身が犯人だからだ。
アクセス前に爆弾設置のためトイレに行ったのはコルターなのである。
しかし、その直後にスティーヴンスがアクセスしてしまったので、コルターはすっかりそのことを忘れてしまって爆発に巻き込まれるのだ。

映画はその視点を使って、爆破を阻止できないかどうか検討する展開となっている。
だが、どうやっても爆破は防ぐことができず、死ぬ者は死ぬことになる。

スティーヴンスがアクセスした3度目の時、クリスティーナの視点で乗客がどう見えるか聞いている。
その時、彼女は全員テロ犯に見えると言ったのだ。
つまり、その列車はテロ集団を乗せた行動パターンの進行を意味していると言っていいと思う。
結局最終的に自分らの仲間が仕掛けたことで、全員巻き込まれて死んでしまうという結末が待っているらしい。

ここでデレクという犯人が出現する。
面白い設定になるが、コルターがスティーヴンスにアクセスされていなければ、彼が爆弾を設置したのだからデレクと同じ行動を取るはずだ。
つまり、話が変わったことでコルターはデレクになったのだ。
そうなると、コルターは完全にスティーヴンスになっているということになる。

結局、犯人は捕まってハッピーエンドとなるのだが、気になるのは、死亡後の8分間に脳波を使って行うこの事件捜査計画だ。
脳波が使えるなら、死亡しなくても使えると思うのだが・・・。
もしかして、霊の存在から発想した考えかな?
でも、霊じゃなくて、聞こえる可能性としては、自分の祖先や過去世の遺伝子の声の方が確率は高いと思うよ。

もし、実験的に死んだ人を使って、過去に起こった出来事の検証などしていたら危険である。
受信する場合、自分がその死んだ人に波動を合わせなければならないので、死の危険をも受け取ることになる。
よく悪魔召喚だの交霊術などを行っているような話を聞くけど、やって良かったことなんて一つもないからね。
知らないよ。


実は、この話に繋がるものがあったのだ。
映画「皇帝のいない八月 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13」のことだ。
問題は吉永小百合である。
吉永小百合ははっきり言って実在しない。
この映画で吉永小百合役の女優が死亡しているが、それがその後に影響を及ぼしている。
映像解析をすれば判るのだが、ある子供の骨格を主体にして形成された架空の顔なのだが、映像を見た人は吉永小百合だと思い込んでしまっている状態がある。
それは映画だけではなく、テレビも写真もすべてである。
この映画のタイトルにある「皇帝」は后妃のことで、その女性が吉永小百合であると信じていた人が話を作っている。
「ミッション:8ミニッツ」では、そのシナリオを書くためにあることを依頼されている。
それは「交霊術を施して、吉永小百合が死んだ理由の追求と更には彼女を救え」というものだったのだ。
それは大変危険なことで、実行したシナリオライターは廃人になったと思われる。