2013年12月10日火曜日

シリーズもの


三毛猫ホームズの推理 第一話

これは1996年作のリメイクなのかな。
偶然飼うことになった三毛猫が事件のヒントをくれるという不思議な話。

さて、第一話の殺害方法が何を意味しているのか・・・。
そこが一番注目すべきところだろう。
答えは「スカイツリー」。
このスカイツリー、どうしてこういう(建造物としては)不安定な形にしたのか。
東京タワーがあるのに、それと同じようなものを作る必要はないだろう。
その理由は、NASAで同じことをしていたのができなくなったのが理由の1つだ。
おまけに観光地として造られているので、待ち合わせ場所には打って付けというわけだ。
時折、トラブルが発生してエレベーターが止まったというニュースが入る。
その時に、事が起きていると思っていいだろう。
問題はエレベーターだ。
「スカイツリー」のツリーが人のことだとしたら、宙を舞う人を意味する。
宙を舞うには無重力状態を作らなければならないが、それは物理的に急降下させた時に起こることは知っていると思う。
もし、スカイツリーに観光に行って帰って来なかった人がいたら、その企みに巻き込まれた可能性がある。

目的はもちろんお金だ。
エレベーターが急降下した後地下で止まった時に、遺留品の強奪が行われていると思われる。
スカイツリーは地震や気象の変化で折れかかっていると言われていたが、現在はどういう状態なのだろうか。

それから最後に言っておきたいのだが、「スカイツリーに行こう」と強く薦めていた人は要注意人物だと思われる。



三毛猫ホームズの推理 第二話

この回で事件となっているのは、ネット結婚相談所でのケース。
それは第一話で出てきたスカイツリーを使って、悪どい強奪行為を繰り返していた犯罪グループの犯行内容だ。
相手を紹介するのにスカイツリーで待ち合わせをさせ、相談者のその後は行方不明になっている。
今年だけで被害者総数40000人以上。
スカイツリー以外では、ホテルで殺害したケースも多い。

それから、クライマックスシーンで皆涙ぐんでいるのに気づいただろうか。
もう解っていると思うが、殺人事件を扱うドラマでは、実際に人を殺して映像にするような方法が取られてきた。
恐らくこの回でも、犯人を殺すという指示が出ていたのだろう。
出演者はその不本意な指示をどうにかして回避しようと必死に話を変えたようだ。

推測になるが、根本刑事のような人がいたらそういう恐怖感を伴う指示が飛ぶだろう。
あのように怒鳴り立てる人は、残虐性を持っているので、実際に暴力もふるうことが多い。
人の揚げ足ばかり取るので、取れる時にだけ現れるという特徴を持っている。
こういう人は要注意だ。



三毛猫ホームズの推理 第三話 第四話

この回、出演者が全員顔を変えて出ていることに気づいただろうか。
何故そうしたか・・・・それは、前回根本刑事に批判が集中してそれを緩和するためにキャラクター内部を入れ替えるという暴挙に出たようだ。
放送当時もネットで批判が巻き起こったので書き込みにそれが残っている。
第一話に比べて画質が酷く悪くなっているのは、顔の入れ替えに気づかれないよう仕組んだのだ。

この話の永江家相続に関する事件の内容は、ある親族のほとんどが死んでいるらしく、犯人を隠して誰かに罪を着せようとした形跡がある。
この話で言えば、犯人は英哉だろう。
相続を拒否しているので、誰にも金を渡したくないわけだ。
殺しをしてでもだ。
いや、待て・・・もしかして金は無いのではないだろうか。
だから、金を奪うために親族を殺しているのだ。
つまり、金を持って生き残っている人物が犯人と断定していいだろう。
ドラマではそれを引っくり返せとの指示が出ているのだが、それはある人物からの依頼で、その人は親族でもなんでもない外部の人間なのだ。
その人から指示されたことで、批判を挽回しようとした根本刑事が別顔であちこち出まくっている。
つまり、みんな怒鳴っていれば自分に批判が集中することはないと思ったのだろう。

話の辻褄も合わないし、出演者もビクビクしながら撮影している。
死人も出しているし、こういうやり方だと見てる方も面白くないし、行き詰るばかりだ。
実は、そのままいけば圭子は殺されることになっていたと思う。
前回でも犯人になっている者は殺せという指示が出ていた。
それを変えたのは何故なのかラストシーンで判るのではないだろうか。

なんだか・・・根本刑事が一人で仕切ってるんじゃないかと思う。
監督とか脅したのかも。



三毛猫ホームズの推理 第五話 第六話

このドラマで一貫しているのは、「自分で決めること」「人に頼らないこと」だ。
もう何度も何度も義太郎をその言葉で責め立てている。
だが見ていると、ドラマ作り自体が一人の人物によって仕切られているのが解る。
事実や筋を無視した自分勝手な展開を繋げて、行き詰ると放り投げる手法で作られている。
「俺の言うことを聞け。」と「自分で決めろ。」は、真逆なのだ。
つまり、言ってることとやってることが違うのだ。
これは、逆暗示手法とでも言うべきだろうか。
やっていることが道理に沿っていなければ言及されるのは当然である。
それを追求されないよう逆のことをドラマに捻じ込んでいくのだ。
犯罪者のよくやる手法だと思う。

今回の事件は実話であることを初めに言っておきたい。
この連続殺人事件・・・このネタを持って来た者が犯人だ。
ヒントは栗原課長の発言。
その一つが「フーガ」。
フーガとは、同じ旋律が複数の声部に順次現れるということだ。
つまり、同じ理由あるいは同じ原因で複数の人物が殺害されていることを指す。
二つ目は、片山家に来ていた栗原課長の台詞「逆療法」。
これがさっき言った逆暗示手法と同じだ。
詳しく言うと、この連続殺人事件の原因をもみ消すために義太郎に恋愛絡みのシーンを持って来たということ。
つまり、殺人事件の原因は恋愛絡みであったということだ。

推理をしよう。
連続殺人事件の凶器が次の事件の傍に落ちていたというのは、この話が前回の相続殺人事件のラストシーンに端を発しているという意味だと思われる。
最後の圭子を説得するシーンで気づくとおり、犯人は好きな女性に対して庇う行動をとる。
しかし、暴走した場合はその女性の周りに集まる男性を殺しまくるのだ。
それが今回の連続殺人事件である。
殺されたのは男性ばかりだ。
イジメの復讐なら一般的に女性は女性、男性は男性が中心になると思われる。
辻褄が合わないし、アザというのは暴力を振るわれた時にできるものだ。
だからこの場合、被害者は男性である可能性が高い。

つまり、連続殺人事件の他に、学生時代に犯人が暴力で虐めた者を校舎の屋上から突き落とした事件があったはずだ。
実際に起こした事件なので、犯人が一番詳しく知っているのだ。
だから、撮影現場で仕切れるのだと言える。



三毛猫ホームズの推理 第七話

警察のやっていることは犯罪者を守ることのように描かれている。
これは誰が見てもそう思うことだろう。

さて、重要なのはこの話が予言から来ていることだ。
その予言とは、弱者が立ち上がり武器を持ち、犯罪者を全員裁くだろうということ。
それはもう誰にも止めることはできない。

大事な話をしておこう。
「困っている人を全員助けたいんだ。」
そういう台詞がある。
しかし、犯罪者も追い詰められれば困っている人の一人になる。
その場合、犯罪者も助けるのか。
「悲劇を起こした犯人を捕まえることが警察の仕事なんだよ。」
その台詞には、悲劇を防ぐことは含まれていない。
そして犯人を捕まえた後逃がすこともよくある。
すべて言い分けであり、警察ごっこをした記録を残して給料をもらうだけのことだ。
警察の仕事は本来国家の防衛にある。
犯罪者を撲滅し、善良な国民の安全を守ることがその任務である。
それが叶わないというなら、警察はもう無いのだ。
だからこそ、義太郎のように辞表を書き、警察官は辞めていったのだ。
もし、一つでも犯罪を見逃すというのであれば、どういう理由であろうとそこから事態が悪化していくということを知らなければならない。
犯罪者は働かない。
故に、他人のものを奪うことで生活を続けている。
そのためには殺人も実行する。
一人の犯罪者が生きていくのに、平均50人の人が死ななければならない。
故人の財産収入すべてを奪って生きていくのだ。
それを容認するのか。

この日本の社会が存続しているのは、きちんとした仕事をする労働者が多数存在するからだ。
福祉もそうだ。
そういう労働者がいてこそ成り立っている。
会社も店も決められた仕事をきちんとするという基盤があって成り立っている。
それを阻止するということは、存続を危うくするということだ。
存続できなければ、生活することは不可能となる。
何故今、日本が安泰でいられるのか・・・その理由は、善良で勤勉な国民が一人で20人~30人もの働きをしているからだ。
それは奇跡に近いことだ。
だが、そのままではいずれ私のようになってしまう。
それではダメだ!!
それは同時に、犯罪者を野放しにしているということだ。

現在、この国を守っているのは、一般国民に紛れた「防衛の種」たちだ。
その種は、空まで届くほど大きな木になるだろう。



三毛猫ホームズの推理 第八話 第九話

まず、猫が死ぬ時家からいなくなる理由。
それはもちろん土に帰るからだ。
死んだら、一刻も早く土に帰って分解された方がいいのだ。
死体ってのは荒らされるからね。
猫は他のものに食われることを良しとしないのである。

さて、今回は危険な話を持って来たね。
この後、危ない目に遭うんじゃないかって心配するよ。
そのくらい真相が含まれている。
現在はどうなってるか解らないほど、情報が出て来なくなったけど、当時はそのグループに逆らうと死ぬと言われていたくらいだったからね。
すべてに手を回し、各地に青酸カリを搭載した人工衛星を落とせと命じたのもこのグループの中心人物だから。

この話で一番気になったのは「MDMA」。
この合成麻薬と言われているものがどういうものなのか・・・調べてみて驚いた。
正式名称は「メチレンジオキシメタンフェタミン」という。
これを解読するには、あの数字で区切った読み方をしなければならないのだ。
「メチ/レンジオ/キシメタン/フェタミン」
めっちゃレンジを抱き締めた後、へたる薬と訳す。
レンジを抱き締めたというのは、胃の中で発熱し胃袋を破く作用のことだ。
これは、映画でも使われたし、カプセルに入っているのでテレビ局でも見たことがあったかもしれない。
これを飲むと、しばらく時間が経った後、大量に吐血して死亡するのだ。
この薬の売買にこのグループは関わっていたと思われる。

そして、義太郎が裏切られたと激怒するシーンは、そのまま現実でそのグループの中心人物がずっと騙していたのに気づいたからだろう。
宮越友美が最後に激白するが、話のモデルになったその中心人物も同じような感じだったと思う。
しかし、村瀬明日香との関係は少し違う。
2人は薬物や毒菓子絡みで、協力体制は万全だったと思う。
学生時代から一緒にいたので、お互いの役目も解っていたはずだ。
だが、自分に不利になるようなことは避け、宮越友美を持ち上げることで村瀬明日香は立場を保っていたと言った方が正しいのではないかと思う。

この回の事件は解決したように終わっているが、あの脅迫状を誰が書いたのかは不明のままだ。
実際は脅迫状ではないのだろうが、本人にはそう見えるような内容が公開されたことではないかと思う。

あと、堀口はその凶悪グループの中で根本刑事のような性質を持っていたことを付け加えておく。



三毛猫ホームズの推理 第十話 最終話

刑務所から脱獄した金田という男の話は、恐らく山口組に関係があるようだ。
山口組は二代目までが正統な組長で、あとはその名を借りたものと言っていいと思う。
映画にもなった「竜二」はその二代目であり、その通り名は広く知れ渡ったほどの強い存在だった。
しかし、その行方を追って調べてみると、意外な事実が浮上したのである。
それが今回の話の元になっている。

当時竜二は店で飲んでいたのだが、突然逮捕され拘留された。
本人には理由が解らなかったのだが、警官が言うには銀行で人を撃ち殺したのはお前だろと言われたのだ。
身に覚えがないことに無実を訴えたが聞き入れられず、拘留されたまま銃殺。
その事件の犯人として片付けられてしまったようだ。
そして、そのことは一切公表されなかった。

銃撃戦のシーンは別の話になる。
それは犯人逮捕の訓練中に起こった。
犯人役とその傍に配置していた警官の計2名が殺されたのだ。
警官が2名死亡したことで大騒ぎになり、状況調査が行われた。
そこで発覚したのが、実弾が使われたことと故意に狙い撃ちされた可能性。
訓練に参加した警官の供述に食い違いが生じ、発覚を恐れた者が警察内に圧力をかけてもみ消したようだ。

当時の事件のことも腑に落ちないが、このドラマの撮影時にも相当数の死亡者が出ている。
根本刑事が拘留されることで、その撮影に参加していないというアピールをしているが、それこそ何か計画していたことになるだろう。
気になるのが義太郎が腕を撃たれたこと、栗原課長の昏睡状態シーン、金田の首吊り殺害シーン。
そのどれもが放置されれば、死ぬ可能性が大きい。
ドラマや映画では、やり切った時に主な出演者が全員殺されるという事態がある。
それは撮影現場で起こったことを口外させないためだ。
むしろ、どうせ最後にやるなら、撮影時に犯罪行為を行った者を全員殺すべきだよ。

竜二、殺された警官、死亡したドラマの出演者・・・・その無念はいったい誰が晴らすのだろうか・・・。


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