2013年12月18日水曜日

寒いね・・・((((;゜Д゜)))ブルブル

そこで、やっぱミステリーもの。
寒さ倍増。

週刊 赤川次郎 01

これ、オムニバスで短編が3本繋がってるから、全部見ないとどうなっていくのか見当がつかない。
ちょっとちゃんと見られるかどうか確かめてみるね。

「週刊 赤川次郎 02a 02b 03a 03b

「週刊 赤川次郎 04 05

<代筆>
この話は、ある工場で起こったことだ。
映画「ジュリエットからの手紙」と同じことだと思う。
代筆となった手紙は、過去に書かれた恋人への手紙の数々。
それを収集している者がいるのだ。
日本語で手紙が書けない彼女らは、それを使って男性を捕まえようとしていた。

この話に出てくる男性は、代筆を頼んだわけではなく、手紙を受け取った方だ。
てっきり本人が書いたものだと思って、その人柄に惚れて結婚を決めてしまったという悲劇が描かれている。
ドラマのように、相手の女性は酷く悪質な性質を持っている。
だから、結婚した後は男性にとって地獄なのだ。

私もネットでそれらしい書き込みを見たことがある。
それを見た私は、一瞬息を呑み、その文章に惹かれる自分を確認して驚いた。
その言い回しは、男性だけでなく女性の心をも捉えるだろう。
しかし、これでやっと解った。
その文章は、そのブログの主ではなかったのだ。

諸君、気をつけてくれたまえ。


「週刊 赤川次郎 06

<美しい闇>
この話は、ある病院で起こった事件だが、やはり犯人の供述によって作り上げられている。
そうなると、隠したいことは別のことにすり替えられているので、犯人らしく見えない者が犯人なのである。

ドラマの流れでは、どうもターゲットになっている医師は病院内で描かれているような恋愛には逆に興味がなかったように見える。
ということは、盲目の患者と看護婦の小競り合いの結果、どちらかが殺されているのだ。

その刺殺事件はニュースになっているが、記事は事実を伝えていない。
新聞の記事は真相を隠そうとするテレビニュースの記録だ。
2007年1月15日に事件が発生し、刺殺体が発見され警察に通報されている。
だが、殺されたのは大学の男子学生ではなく、医師をターゲットにした恋愛絡みの事件なので被害者は女性だったはずだ。
何故大学の男子学生としたのかだが、当時大学関係で事件が多発しており、それをリンクさせてこっちの事件の詳細を隠そうとしたのだと思われる。

ドラマでは盲目の患者が刺殺された現場を通っていることから、殺されたのは医師に言い寄っていた看護婦だったのではないだろうか。
初めから怪しかったのだが、患者といっても盲目だったわけではなさそうだ。
入院しているはずが、何故あんな時間にあんな所を歩いていなければならないのか解らない。
どうも嘘を言って、医師目当てに無理やり入院してきたようなことだったのだろう。
だから医師は「君の目は見えるはずだ。」と言っていたのだ。
更には、お化け屋敷で先頭に立って歩いている。
それもどうかと思うが・・・。

だとすれば、ドラマにするために情報提供したのもその人ということになる。
容疑者として集められた男性3人は、犯人の付き合っていた男たちであり、犯人が入院する前に全員殺している可能性が高い。
「先生のために付き合っていた男と別れて来た。」という台詞も、犯人が言った台詞なのではないだろうか。
三番目の男性は本命なのに、殴る蹴るの暴行を加えていたという。
これは、ほとんどお金目当てに犯人自身がやっていたことなのだと思われる。

最後のシーンで、医師が死ぬ場面。
万年筆で首を刺すなどということは、逆上して犯人が背後から襲ったとしか思えない。
万年筆が置いてあるのは大概自宅の自室。
つまり、その医師も自宅で犯人に殺されていると思う。
家庭持ちでなかった彼の家に上がり込むことができた犯人は、チャンスだと思って迫ったのだろう。
医師はそこで犯人を怒らせることを言ってしまったのだ。
恐らく、万年筆は被害者の手に握らされていたのだろう。
犯人は、自殺に見せかけるために偽装を行ったようだ。

タイトルどおりにすべて犯行は暗闇で行われている。
そして、その残虐な現場を直視したくない犯人の心情が浮き出ている。


「週刊 赤川次郎 07 08 09 10

<迷いの季節>
この話はかなり短かったが、何故社内でトラブル処理をする専門分野があり、女性社員同士の諍いが起こり、新入社員があっと言う間に辞めていくのか・・・。
倉庫にあったゴキブリが何を示すのか・・・。
今ならピンとくる人は多いと思う。
つまり、死体があったのだ。
コメディタッチに仕上げているが、こういう会社では笑えないことが多いのだ。

諸君、気をつけてくれたまえ。


「週刊 赤川次郎 11 12 最終回


<幽霊屋敷の電話番>
この話は、大きい事件だと思う。
元になったのは、世田谷の自宅で起こった一家惨殺事件だ。
記事にも残っているが、場所も内容も変えられている。
田園地帯というのは、世田谷の田園調布のことである。
そこに住んでいたのは、明治大学教授とその家族の3人。

事件の元になったのは、ある女子大生が教授と言い争いをしたことに始まる。
「君はこの学校の生徒ではないだろう?」
この時既に何人もの侵入者が学内で学生のフリをしていたようだ。
その女子学生は、教授に身元がバレたことで居場所が無くなってしまい、酷く教授を恨んだのだ。
それがHPに残っている。
その人はキャンパスハラスメントと名付けて、教授を糾弾する内容を書き込んでいる。
大学内であれば、ネットに書き込まず友人や他の教授に相談すればいいのだ。
だが、そうしなかった。
名前も性別も偽って書いたところで、何の解決もないだろう。
つまり、HPは事件のカモフラージュなのだ。

そのHPの内容が怪しいと思うのは、そのことがテレビネタとして情報提供されているからでもある。
そして更には、大学の学生まで巻き込んだ異常事態を引き起こしている。
同じ時期に明治大学内において、いじめ自殺事件も起こっている。

調べてみると、気になる情報があった。
明治大学学生の大量留年事件だ。
時期は隠してあるようだが、同じ頃ではなかったかと思われる。
その頃、東京ではいろんな危険事態が発生して、大量に人が移動したりしている。
ある場所では、町ぐるみでスッカラカンになっている所もあったようだ。
そのために大学生たちは、学業を続けられなかったのでないかと思われる。
仕事に就いてしまった人もいただろう。
それを利用されていないかどうか心配だ。
名前を使う連中だから、未だに学生を気取ってうろうろしているような気がする。

もう一つの話に出てくるが、学生と言っても家族持ちのおばさんだったりするのだ。
後日談になるが、このことをドラマ化した後に明治大学教授を殺した女性にあることが起きる。

では、ドラマと共に何が起こっていたか追ってみよう。
明治大学教授に身元が一致しないことがバレた女性は、教授宅に毒菓子を持っていくことに決めた。
その名前の女子大生を殺して成り代わっていたので、周囲にそのことが知られる前に事を起こそうとしたのだ。
もしかしたら、学生内で犯人が「仲直りしないといけないからお菓子を持っていく。」と言っていたのを聞いた人がいるかもしれない。

犯人は毒菓子を教授ではなく家族に渡してさっさと帰ってきた。
その後、教授の消息が途絶える。

しばらくして、テレビ局で幽霊屋敷を使った企画が持ち上がる。
その時指名されたのは、男性タレントで女性が付き添って現場までやってきた。
どうも付き添い人の台詞が女性っぽいので、男女逆でドラマにしたようだ。
その男性タレントは、殺された大学教授宅とは知らずに言われたとおり一人で家に入り、かかってきた電話を受けて出てくる手筈になっていた。
しかし、毒菓子には青酸カリが使われていたので、部屋に入った途端男性タレントは倒れて死亡してしまったと思われる。
この企画の目的は、教授が確実に死んでいたか確かめるためだったのだ。

しかし、教授がいなくなったことで不審がった学生はたくさんいたのだ。
そこで、学内全部に教授を殺したと伝えたようだ。
結局、大学自体が動かなくなり、皆散り散りバラバラになっていった。
金澤という学生が引越しの準備をしていたのは、実家に戻る学生がほとんどだったからだろう。
高価な車に乗っていたのは、犯人の女性だ。
皆教授を殺した後盗ったんだろうと噂したのだ。
居座る学生を脅して追い出したケースもあったようだ。

その後、仕事に就いた大学生たちは、それなりに結婚までする人も現れた。
しかし、それさえ邪魔しようと、市民スパイを使って情報を収集し、破談に追い込んでいったのだ。

最後に車に追い詰められていくシーンが入っているが、この2人の安否が心配である。
そのままやられてしまったのではないかと・・・・。



<夏休み>
この話は、会社ではよくある光景だ。
騙しやすっぽかしは、その人の反応を見るために行われている。
主人公はとてもいい人で、優しいという認識を周囲が皆持っている。
それをぶち壊すのが目的なのだ。

いい人というのは、いろんな人を助けてしまう。
その時に計画した企みがいい人のせいで破棄されてしまうことは多い。
彼女らは会社内が上手くいくことを望んでいないのだ。
トラブルがあればあるほど、何かやれると思っている。

しかし、会社が上手くいかなければ潰れてしまうということも事実だ。
正式な契約をして入社した社員と不正をして入って来た人たちとは、考え方がまるで違う。
世間にはいろんな人がいるなどといった誤魔化しや言い訳を聞き入れてはならない。
じゃあ、会社内に犯罪者や泥棒がいるということも普通のことなのだろうか。
私には全く腑に落ちないことだよ。



<青春の決算>
さて、この話は「幽霊屋敷の電話番」と繋がっている。
ここに出てくる高校生になった靖代は、明治大学教授一家を殺した犯人だ。
犯人は大学で靖代と入れ替わっている。
その詳細がこのドラマで描かれているのだ。

恐らく高校ではなく大学で、学年の終わりに送別会を開く慣わしがあった。
その時に好きな人に告白するという風習があったのだ。
だが、靖代本人はその時に殺されている。
実は、靖代からではなく、柳原から手紙を渡してくれと靖代の友人に言付けを頼んでいたようだ。
それを友人は勝手に開いて見てしまったのだ。

その手紙は靖代には渡されなかったのだが、柳原は不安に思って靖代を探し回ったようだ。
それに気づいたもう一人の友人が、靖代を暗い場所に呼び出して殺害。
その死体を柳原に見せている。
その時靖代を殺したのが、大学教授を殺した犯人なのである。

だから靖代の家族というのは、大学教授を殺した犯人の家族のことだ。
靖代が娘を妹と間違えているのは、当時姉妹として動いていたからで、柳原の手紙を渡さなかったのはその妹なのである。

好きな人を目の前で殺すなど、この上も無く卑怯なやり方だと思う。
そういうことをやっていれば、どこかでしっぺ返しがあるものだよ。
案の定、テレビ局にこの話のネタを提供した後、明治大学の運営費1億円をテレビ局に奪われている。
犯人には、1円たりとも渡らなかったようだ。

ばかじゃん。





しかし、こんな理不尽をそのまま放置するわけにはいかないだろう。
これから諸君には、クリスマスキャロルを再現してもらいたいのだ。
上記のように、大学を潰して運営費をテレビ局がくすね取っている。
もちろんそれ以外にもやっていると思う。
それを見つけてきて欲しい。
現在稼動している全国の各テレビ局の建物内、地下も含んだ全域を捜査。
空間にダンボールが積み上げられていたら中身をチェック。
見つけたら、みんなに1人10万円ずつ配ってくれ。
そこに残さないように。
テレビ局が不正を行っていても発覚しにくい状態になっているので、現金で保管されている可能性が高い。
金融関係には一切通してないものだ。
協力をお願いする。
以上だ。


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