2013年12月31日火曜日

今年もあと僅か・・・

今年最後に歌を聴きながら、年を越したいと思います。

The Song for you
 紅白見た後でも、見に来て下さいね。


2013年12月30日月曜日

途中からなんだけどね

あったから、見たい人は見てね。

ホビット 思いがけない冒険 02 03 04 05 06 07


2013年12月28日土曜日

推理オタクは好んで見る6

東野圭吾SP3部作ですが、かなりダウンロードが遅いです。

11文字の殺人

これは・・・聖悠紀のことだ。
名前にそれが出てる。
男性の名前に本名の一文字「川」が入っている。


「無人島から殺意をこめて」
ほんの短い文章を見て、犯罪者は震え上がることがある。
タイトルはそういう意味で付けられたようだ。

さて、この話には最低4つの事件が交差している。
1つは、聖悠紀殺害事件。
2つ目は、豪華客船沈没事件。
3つ目は、無人島撮影時での殺人事件。
4つ目は、この「11文字の殺人」の撮影時に起きた殺人事件だ。

聖悠紀殺害事件だが、犯人は彼が付き合っていた彼女。
ドラマでいうと、結城のことだが実際には新里のような感じだったらしい。
彼女は聖悠紀氏を薬で殺した後、彼の作品を取り上げて、自分がそれに成り代わっていたのである。

冬子は萩尾という名前である。
この場合、冬子が漫画家萩尾望都を殺して、その作品を奪っているのだ。
同じようなやり方で何人もの作家が殺され、作品を盗られている。

このドラマで、情報提供者は作家を殺して作品を取っている者なので、手口などは明かしたくないのだろう。
あまり話が広がらなかったようだ。
そこで、密かに豪華客船沈没事件を調べて、話に組み込んでいこうとしたのだ。
この事件は、全く知られていないにも関わらず、いくつかの作品の題材になっているので、大概すぐに気づくかもしれない。
例えば、「名探偵コナン 水平線上の陰謀」などがそれだ。
その船には、有名人著名人が多数乗り込んでいる。
そして、まるであのタイタニックと同じ状況で沈没しているのだ。


日本において、テレビニュースなどで船の転覆事故が多数報道されたはずであるが、その記録がほとんど残っていない。
それは、調べられてはマズイということだろう。
豪華客船沈没事故を調べても、それらしいものは出てこなかった。
しかし、状況や時期が一致するものある。
例えば、大阪湾内タンカー転覆事故小型漁船第三新生丸の衝突転覆事故
これらの時期はズレているが、恐らく、2000年に事故が起き、もう一度事故検証を行ったのが2005年だったと推測される。
それは、事故に関する資料を集めるのが目的で、映画などに使用するためだったのだ。
事故原因は、タイタニックと同じであるということは、目的がタイタニックと同じということだ。
つまり、乗り込んだ人の財産をすべて奪うのが目的だ。
その計画を実行する実行犯が同伴した形で乗船し、それぞれに薬を飲ませ、絶命させた後仲間が用意した船に移って、豪華客船をそれごと爆破したのだ。
タイタニックは爆破されずに、船体を使い回したのだが、この船の場合は爆破されている。
もちろん証拠隠滅のためであるが、船を爆破できる技術は日本では自衛隊にしかない。
そのためにヘリや巡視船を出して監視にあたったため、記録が残ってしまったのだ。
恐らく、爆破は戦艦レベルの大砲を使用したと思う。
つまり、自衛隊は僅かな隊員を残し、そのほとんどがスパイと入れ替わって動かされていたと思われる。

この沈没事件のことを聖悠紀氏は知ってしまったのである。
そこで聖悠紀氏の周囲にいる女性に指令が伝えられたのだ。
殺せ、と・・・。
ドラマの中で彼は、命を狙われるような心当たりがあると言っている。
気づいたのなら、誰かに伝えようとしただろう・・・だが、身近なところに殺人鬼がいることを知らなかったのだ。

作者の許可無しに作品を勝手にお金に換えるな。
奪った作品の生原稿を取り上げろ。
作品の売り上げは、作者本人に渡しなさい。
雑誌社や編集者を通してはならない。
以上だ。


ブルータスの心臓

ブルータスと言えば、「ブルータス、お前もか・・。」の台詞で有名な裏切りの代名詞だ。
しかし、ブルータスは裏切ったわけではなく、カエサルが偽者であることを知った上での暗殺だったのだ。
カエサルは有名だが、後に何人ものカエサルを名乗った者たちがいる。

さて、この話は酷く大きな事件を元にしている。
2010年に起こった「マツダ本社工場連続殺傷事件」である。

舞台となっている「MM重工業」。
この「MM」がいったい何を示すのか。
英語で「mm」は、うん、うむ、ええとの意味らしい。
つまり、これは「ほにゃらら重工業」という意味だ。


冒頭に出てくる工場内で起こった高島の事故。
これは一人の操作ミスとして描かれている。
飛行機事故の時もそうなのだが、プログラムを弄って、事故を起こすということはあった。
確かに工場の場合もそういうことはあると思う。
しかし、プログラムを弄って誤作動していたのなら、一人で作業した場合必ずプログラムを元に戻して作業の再開をするのだ。
そうでなければ、作業ができないのだからおかしいのだ。
他にもう一人いて、急に作動させたりするのであればそれもあり得る。
だが、工場で起こる一番の事故原因は、背中を押すことなのだ。
作業に集中していれば、背後に人が立っていても気づかないことが多い。
末永が屋上で背中を押されたのと同じである。
それを行うのは、女性と相場が決まっている。
このドラマでは、高島と付き合っていた中森が一番怪しい。
時間外にうろうろしていても、高島に会いに来たで事が済んでしまうからだ。

実際に起こった事故では、背中を押された拍子に機械に体を挟まれ、腕の切断が起きたのだと思われる。
しかし、ドラマのように放置され、出血多量で死んでしまったようだ。

この後、そのことを知った社員が次々と殺されていく。
末永、仁科、橋本の3人は、その事故に不審感を持った者たちだったと言える。
殺人リレーは、女性たちが考えた計画で、殺した順番ではないかと思われる。

つまり、マツダの上層部が女性社員に一挙に殺されたことになる。


本当に工場ではこういうことが起き易い。
私は工場で働いていたから解る。
もう止めて欲しいんだ。
工場は刑務所だとさえ言われていた。
それは、日本の技術ではオートメーション化が進み、人の手はほとんど要らなくなっていたにも関わらず、いじめや圧力をかけるためにわざとレベルの低い作業能率の悪い中途半端に手作業を入れるよう変えてしまったからなのだ。
それで作業員を苛め抜くほどのスピードで作業を行わせ、できた製品はすべて破棄、あるいは安価で流すようになっていた。
ただで自分たちが手に入れるためでもあっただろう。
結局、そんなやり方では質の悪いものしかできないのだ。

もう止めよう。
そんなやり方を認めてはいけないよ。
人まで殺すような工場なら、武力行使もやむを得ないと思う。
どうか来年は、そんな状態を一掃して、安全に仕事ができるようにして欲しい。



回廊亭の殺人

何故「回廊」なのだろうか。
明らかに「帰ろう」だと思う。
どこに帰るかというと、祖国にだ。
そんなに帰りたかったら、帰ればいい。
私にしてみれば、他国に来て犯罪犯しながら、祖国に帰りたがってるやつの気が知れないのだ。

さて、里中二郎が誰か、大抵の人は判ると思う。
「赤川次郎」及び「東野圭吾」のことだ。
それぞれ意味がある。
「赤川次郎」は、赤い血の川をジロッと見ている者の意。
「東野圭吾」は、東京の警護をしている者。
つまり、刑事や警察官のことだ。
このミステリー小説は、警察の資料なくしては書けないものだからだ。
書いている人は、警察官として警察の資料を手に入れられた人のようだ。
そこで解ったのだが、「マニュアル警察」の細かい手順というのは、映画やドラマを作るための資料にするためでもあったのだと思う。
また、この人はネットで「進次郎」と呼ばれている人でもある。

このドラマには、赤川次郎から東野圭吾に名前を変えた時のことが描かれている。
何故なら、「赤川次郎」として表に出ている顔の人が死んだからだ。
しかし書いている人は一貫していて、小説の内容は、過去に書かれたものと警察の資料、それから犯罪者の証言でストーリーが構成されている。
面白さは過去に書かれた小説(土台部分)にあり、それを現事件に合わせて都合のいいように書き換えてしまっているので、面白さに波がある。

この回のドラマで、過去に書かれた小説の部分は、途中で入るラブシーンである。
あの場面で不思議と涙が零れた人もいると思う。
あれは実話に基づく小説で、ある60代の女流作家に惹かれた20代の男性の悲恋物語なのだ。
女性は年齢を気にして、その人に近づこうとはしなかった。
しかし、男性の方は結婚まで考えていたのだ。
ある日とうとう男性は想いを遂げる。
一度きりだった。
その後、その2人は会うことが無かった。
それは男性が母親に殺されたからだ。
女性は、一度きりで男性は思い止まったのだと思い込んでいた。
来るはずもないと思いながら、どこか待っているような状態が長く続いたようだ。
その間に書かれた歌がある。
「ラヴ・イズ ・オーヴァー」だ。
そして女性は生涯独り身を貫いたのだ。

このドラマはその小説と犬神家の一族を足して、更には赤川次郎として顔を出している人を殺害した事件を混ぜたものと言えるだろう。
相続争いの場面は、芸能界の番組争いを表している。
それが金銭に関わってくるので、皆必死なのだ。
最後に出てくる遺言状の書き換えは、土台になる小説の権限を鯵沢弘美(東野圭吾)が取るという意味だ。
誰かに了承してもらったわけではない。
爆発の場面があったように、反対者を何人も殺している。
それで、たくさんの原作を手に入れているのだ。

しかし、この奪い合いの状況からすると、この2人も無事ではいられないかもしれないね。


実在するもの

殺意取扱説明書

この説明書は実在するそうだ。


殺意取扱説明書を実際に持っていたのは、この場合川島だけだろう。
木谷は憎んではいただろうが、川島を殺そうと思っていたわけではない。
ただ川島にもいいとこがあるはずだと思ってしまった人なのだ。

殺意取扱説明書は、社内や機関の秘密の場所に隠されていた。
それは、市民スパイとして潜り込んだ者が、その場所に馴染んでしまわないようにするためだと思われる。
その場所に次々とスパイを送り込むため、人減らしをする必要があったのだ。
更には、殺人はスパイにとってステータスであり、その場所で幅を利かせるためには有効なのである。
ちなみに日本語では書かれていないらしい。


よく続くなぁ・・

エンドレス・ナイト

ミステリーはまだまだある。
この話は、実話だが、いろいろ事情があって変えた部分がある。
リメイクもされているので、何故そうしたか疑問が残るところだ。

中盤でどんでん返しがあり、犯人を自白させる刑事の口頭技術が見物。


解説を少ししておくね。
被害者の妻「厚子」は、大阪に住んでいた時に母親とグルになって父親を殺した。
それは保険金目当てだったが、周囲には借金の取立てで脅迫されたと言っていたようだ。
これは、その時と同じことを自分の夫にしようとした事件なのである。
だから、すべて嘘であり、大阪嫌いも自分のやったことがバレることを恐れてのことだったのだ。

刑事が必要以上に優しい言葉をかけているが、そう言ってあげることで自分から自白するように仕向けたのである。
可哀想である過去を持つ人物であるなら、こう言うだろうと勝手に思考が働いて自白してしまっているのだ。
刑事はとっくに厚子が嘘ばかり言うことを解っていたのである。

リメイクされた理由は、リメイク前が犯行の手口まで描かれていたからだろう。
厚子と背格好の似た森岡という女性が行方不明になっていたのは、厚子と入れ替わってアリバイ工作をしていたからだと思う。
それを知られたくなかったのだろう。


おまけ
マニュアル警察

画質が悪いけどね。
これもまた不思議な話で、自首してきたのに、そこまでの手続きが異常に長いので、最後にはその温厚な性格が変わってしまったという話だ。
何故そんなに事件捜査の手順が長いのか・・・・それは、警察が役所と同じで、市民警察になっていたからだろう。
そうなると、その一つ一つの役割を果たすことで、経費が出る状態にあり、無駄と解っていながらマニュアルの順番どおりに事を進めようとするのだ。

誰か「私はミニスカポリスなの。」と言っている人がいるらしいんだが、それってただのコスプレ女じゃないのか?
まさかホントに警察名乗ってないよね。


2013年12月20日金曜日

推理オタクは好んで見る5


毒<ポイズン>

男が恋人を殺すとき
この「毒(ポイズン)」は、24時間以内に死に至り絶対に検出されない毒薬である。
そしてそれを発見したのは、日本人の科学者らしい。
更には、その毒の資料には写真があって、写っている人物の手の甲に「X4」の文字が書かれてある。
この「X4」のネーミングを考えた人とは完全一致しないかもしれないが、解読すると同じような意味が浮かび上がる。
「X」は、24番目のことでもあるが、ここではもちろん罰のことだ。
あるいは戸口に付けられた×印と同じ意味でもある。
つまり、現時点における排除ターゲットの選別に印をつけるとすれば、このドラマに出てくる人がどういう人か判断材料となるのである。
「4」は英語で「four」だが、これを「f」「our」に分割してみよう。
「f」は「force(力)」の略で、「our」は私たちのという意味だ。
つまり、「X4」とは人間を罰する力のこととなる。

この第一話のドラマは、女を使って荒稼ぎしていた男の話だ。
周囲には、質素な暮らしをしていると嘘を言い、2人の関係を隠して、金持ちをカモにしてお金を奪っていたのだ。
結局は、この2人は「回想電車」の男と同じで、体内に異常な状態があり癌に侵されている。
だから、突然死ぬのだ。
つまり、毒薬を使った話ではないので、薬物反応は一切出ないのだ。



女がストーカーを殺すとき
突然死する人には、いろんなタイプがあるようだ。
ここに出てくるストーカー男は、ある女性を異常に信奉していたらしい。
それは「沙織」という名前だ。
「代筆」の話に例えると、もし手紙の差出人の名前が「沙織」だったらどういうイメージを持つだろうか。
ストーカーの特徴である妄想がその人を動かしてしまうだろう。
そういう名前の効果を利用していたのが「沙織」なのである。

もしかしたら、その女性は人気のあった誰かを殺して成り代わった人かもしれない。
その人に成っていれば、誰からもそのイメージで見てもらえる・・・そう思ったのだろう。
友人の麻央は、自分よりいい思いをしている沙織が憎くて仕方が無いのだ。
いつか殺ってやろうと思っていたに違いない。
まるで四姉妹みたいだね。

最後に顔を包帯巻きにされているが、本当に切られた可能性がある。
たぶん、その女性に対して麻央と同じ感情を持っていた人がテレビ関係者にたくさんいたんだ。

まさか・・・実際にその人の使ってる名前って・・・・・サユリじゃ・・。
名前使ってると本人と同じ目に遭うらしいのだが・・・・。



刑事が容疑者を殺すとき
この話は、2012年10月に起きたエイプリル・ジョーンズちゃん殺害事件が元になっている。
写真を見てもらえば解るが、エイプリルちゃんはとても可愛いので、皆の人気者だったのだ。
そして、当時捜索隊も出ている。

ドラマでも実際の事件でも、犯人は一番怪しくない人が真犯人なのだが、ドラマの方では行き違いの結果2人の男性が殺し合いをした形となっている。
おかしいのは、常に母親であるエリ子が目を離した隙に、娘がさらわれていることだ。
つまり、エリ子が真犯人か、あるいは原田とエリ子が共謀していたかのどちらかだ。

では、元になった事件の真相を追ってみよう。
エイプリルちゃんは可愛いくて優しい性格だったので、周囲の大人にも人気があった。
それを良く思わない者がいた。
もちろん母親だ。
つまり、エイプリルちゃんを殺したのは母親なのだ。

それを町中で隠そうとして、偽の容疑者を作り逮捕までしている。
その時の捜索の様子が写真に残っているが、何故こんなにきれいに残っているのか疑問である。
それもネット配信までして、公開している。
他の事件でこんなにきれいに写真が残っていることはまずない。
そこで感じたのは、この事件の真相隠しを町中の人で行っていたのではないかということ。
それはいったい何故なのだろうか。

写真は時期的にもイギリスではないと思われるので、アメリカで事件は起こっている。
しかし、町の人たちはアメリカに移住してきたイギリス人なのだ。
だから、イギリスで起こった事件としてニュース記事になっている。
その場合、町中の人の生活は厳しいものだったと思う。
だからこそデマがまかり通ってしまったのだ。
そのデマとは、エイプリルちゃんの事件として捜索隊や警察が動いたということにすれば、多額のお金が入ってくるというものだった。
デマを流したのは、エイプリルちゃんの母親だ。

今の時代、こういうことは考えられることだ。
しかし、お金が欲しいのであれば、もっと他のことをした方が良かったのではないだろうか。
結局、その町の人たちにはお金は入らなかったのだ。
それはイギリスで起こった事件としてニュースになってしまったからだ。

それで思った。
そういう騙しでお金をくすね取るのではなく、不正で隠してあるようなお金を見つけたら皆で分けた方がいいのではないかと・・・。
それは、税金や公的な資金とは縁の無いものなので、収支の計算に入れなくていいのだ。
だって、それは元々無いお金なのだから・・・。
できれば、たくさんの人に協力して欲しい。
今だって、みんな生活は苦しいだろう。
反対するような人には言わなければいいのだ。

・・・考えてみて。



カリスマ主婦が旧友を殺すとき
この話の元になった事件は、2012年9月に過去最大級の韓国売春グループが摘発された事件だ。
しかしながら、この事件がテレビドラマネタにされているということは、摘発された韓国売春グループは誰一人捕まっていないということだ。
つまり、警察は逃がしているということになる。

もしかしたら、警察署にも不正なお金が保管してあるかもしれないね。
どうして何一つ事件が解決されていないか・・・そこに不審感が蔓延する理由がある。
ちゃんとやれない人が警官の制服着たって警察官とは言えないからね。

さて、ドラマの内容で売春をしていた者は全員死んでいくようだ。
犯行の手口を見れば、薬で眠らせるか殺すかして、金目のものをすべて盗んでいたということになる。
だから、記事に100億円などという驚くような金額が出てくるのだ。
それを摘発したということは・・・・その100億円は警察が持っているということにならないだろうか。

警察がいないのであれば、その売春グループは我々で処分しなければならないだろう。
そうしないと、これからも被害は続いていくのだ。
武装準備をお願いする。
1人1人ジングを手に入れてくれ。



読者モデルがライバルを殺すとき
この話の元のなった事件は、ブラジル出身のスーパーモデル「カロリナ・レストン拒食症死亡事件」である。
しかし、それは日本で起きたことではなかったので、日本ならどういう事件になるかモデル関係で話を聞いて作ったようだ。
つまり、犯人の目星がつくようなことはしたくなかったようだ。
ということは、実際に起きた事件の犯人が解れば、日本でも同じような状態があったと見ていいと思う。

カロリナ・レストンは、一度日本に来ている。
写真を見てもらえば解るが、日本人好みの顔をしている。
恐らく、日本での人気は凄いものだっただろう。
それをよく思わないのは、こういう事件では例外なく母親である。
彼女の死も、母親が毒殺したのが本当のところなのだ。
カロリナは、激痩せではなく、スーパーモデル体型だっただけである。
しかし、彼女を毒殺したことを隠すために、画像を変えて拒食症だったことにしてしまったのだ。
こういうやり方をするということは、母親はかなり太っていたからだろう。
周囲がそれに協力しているのは、その母親のような人がたくさんいたからだ。

さて、このドラマになっているモデルの話だが、モデルといってもモデルの写真に顔を貼り付けて名前を名乗ってる人のことだ。
一応同じ格好をして写真を撮るので、自分が本当のモデルであるように錯覚する。
まあ、それは仕方ないかもしれない。
雑誌の読者モデル同士がやり合ったという話で、ドラマが構成されたようだ。
しかし、作ったといっても実際に事件は起きている。
先に名前が売れていた人を弾こうとして諍いが起こり、結局殺してしまって後から入って来た人が取って代わったらしい。
芸能界ではないのでマネージャーらしき人はいない。
そこは話を作ったんだろう。

なんとなく、カワイイとか痩せてるとか人気があるとか、そういうことは単に殺す理由を見つけただけのこと。
結局はお金目的なんだよね。
もし、顔や体型なんかを気にするのなら、薬を断つべきだよ。
ほとんどが薬で本来の美しさを失っている。
病気でもないのに飲んでる薬というのは、何がどう作用しているか本人は知らないのだから。
体にいいと聞いて口にしているものもだよ。
それにも何か入ってると思う。
無理に摂取するんじゃなくて、自分の好きなものを選んだ方がいいに決まってるんだ。
自分の体が欲しがってるんだからね。
もちろん薬で食欲増進してしまう作用ってあるから、気をつけないといけないけどね。

美しさって何だと思う?
人がきれいになる時・・・例えば恋愛中とか、人間関係や仕事が上手くいってる時なんかだと思うんだけどね。
・・・それは、「安心」を手に入れているってことなんだ。
自分のことを思い出して考えてごらんよ。
そうだったはずだよ。



部下が上司を殺すとき
これは情報提供者の身近に起きた事件で、報道されていないもののようだ。
その情報提供者は同時に犯人でもある。
ドラマどおりに「吉野 京子」が情報提供者なのだ。
だから、自分の都合のいいように展開させている。

トップを走っていた女性が、自分を追い越すような男性を好きになることはよくある。
つまり、秋山は正田に好意を持っていたのだ。
更には、男性にとって自分の仕事の結果を認めてくれる女性を好きになることはよくあると思う。
つまり、正田も秋山に好意を持っていて、2人は結婚することになっていたのだ。
結局、吉野の妬み心で事件が起きているようだ。

話の流れとして、正田の本社移動によって、秋山も一緒について行くことになっていたはずだ。
それを止めようと、吉野がまず秋山を殺したのだと思う。
そうすれば、自然と正田は自分のものになるものだと吉野は思っていた。
だが、完全に拒まれたのだろう。
吉野は意を決して、秋山を殺したのは自分だと、脅しをかけてみた。
言うことを聞かせようとしたのだろうが、結果は裏目に出てしまったのだ。
結局、正田も殺さなくてはならなくなってしまったようだ。

ところで、ドラマの中に出てくる「レズビアン」的なものというのは、実際は存在しない。
女が女に惚れる時、体の関係ではなく、その人が持つ雰囲気とか精神的な部分に惚れるのだ。
もし今の世界に「レズビアン」がいたとしたら、脅迫されてそう見えるよう作っているか、薬による中毒症状がレズという形で出ているかになる。
「ホモ」も同じなので、そういう認識で見て欲しいと思う。
別の見方をすれば、犯罪者が不審な行動を取る時に「レズ」や「ホモ」を言い訳として利用する場合があるかもしれない。



フリーターが暴力夫を殺すとき
この話は、同じケースの事件がたくさんあったと思われる。
それを集約したものが、ニュースとして報道されている
それがどういう意味なのかは、このドラマが教えてくれるだろう。

最後のシーンでフリーターの植垣が何者だったかが判る。
「俺は君のために・・そうだ、君のために甲斐とアユミを殺したのに・・。」
問題は登場していない「アユミ」という人物が誰かだ。
一番考えられるのは、甲斐の妻である「由美」だろう。
そうなると、事件のあらましがガラッと変わってしまう。

甲斐とその妻由美を殺して「あなたのために殺した。」と言ったのなら、言われたのは翔太だ。
そうなると、植垣は女性ということになる。
ということは、ドラマの初めで死にたがっていたのは実際は翔太なのだ。
そこに付け入るように近づいたのが、スナックで働く女性だったというわけだ。
何故か犯人は、どこかに確実に証拠を残してしまうようだ。
つまり、殺人犯はその女性で、テレビドラマの情報提供者でもあるということだ。

最後拳を振り上げた植垣に翔太が抱き付くが、実際は父と母を殺した犯人が判ってその犯人に向かって翔太が「殺す!」と言って向かって来ようとしたので犯人が止めた場面なのである。

そして、もう一つ。
その犯人は、巷で密かに有名になっている人(ここでは松井のことだが)に成りすましていたということもあったと思われる。

さて、気になったのは、「人の心には善もあります。」という台詞。
松井が笹本に対して指摘しているのだが、どうやら笹本の父親が言った言葉らしい。
しかし、その父親が死んだ理由もそこにあったと推測する。
善とは何か、悪とは何か。
善と悪は混ざっているように見えても混ざらないということを知っておいて下さい。
同じ拳を振り上げても、理由が全く違う場合がある。
「ごめんなさい」の言葉にも、まったく違う意味が込められている場合がある。
「あなた、いい人ね」の言葉にも、まったく違う意味がある。
善と悪が同居している人間がいたとしたら、その人は悪なのである。
どんなに善に見えても、悪を持って善に見えることを行っているだけなのだ。
それを取り違えてしまうと、油断した笹本の父親のように殺されてしまうのだ。

それから、松井が言っていた「監獄実験」だが、これは「es(エス)」という映画の内容を示している。
この説明も言葉足らずだ。
本当は、力を持つ前に力を奪われているのだ。
その酷い反動で、力を奪ってきた者が力を奪われた者に殺されていくのだ。
当たり前のことだ。

更に松井は「人には善も悪もない。役割があるだけ。」と言っている。
人間の認識では、善も悪も視点が違えば逆転する。
自分の親を殺した犯人は自分とって悪だが、その犯人にとって殺す理由があったのだ。
理由がある限り、犯人にとってそのこと自体悪ではないのである。
解り易く言えば、ライオンと人間が一緒にいたらどうなるかだ。
腹が減ったライオンは人間を食べようとするかもしれないが、それは悪ではない。
しかし、人間にとってそれは悪と思えるだろう。
逆に、人間がライオンを殺そうとすれば、ライオンには人間が悪に見えると思う。

問題は、一緒にいてはいけない者同士が一緒にいるということだ。

このドラマが放送されてしまったということは、文句を言う人がいないということだ。
だから、ニュースの内容は殺人犯と被害者が逆なのである。
つまり、翔太は犯人にも善があると思ってしまったのだろう。



刑事が毒を暴くとき
この回は、今までの事件をダイジェストでまとめたものだが、何故途中でそんな展開になったか解るだろうか。
ヒントは最後のシーンで、松井が笹本の知ってる人に毒を渡したと教えていること。
それが次の話に繋がっていくのだが、実はもう手遅れなのだ。
事はもう起きている。
だから、この回は話が作れなかったのである。
その理由は、次の回に形を変えて登場する。
そして、一つ確認して欲しいのだが、本条刑事の顔が変わっているような気がしないかどうか・・・。



妻が夫を殺すとき
この回は、前回起こったことがきっかけで出てきた話だ。
情報提供は、貴子。
さて、この貴子がいったい誰なのか・・・。

その前に、前回の収録時に何が起こったかが問題だ。
第十話の映像に残っているのは、ほんの僅かだが本条刑事がお腹を押さえている場面が入っている。
22分前後、バックには救急車の大きなサイレンの音も聞こえるのだ。
そして、本条刑事は同時に千葉刑事の演技もやっていたようなのだが、身振りで判るだろうか。
前回の内容では、千葉と笹本が激しく言い合う場面がある。
そこでかなり本気で殴っているようだ。
それはその後に続く話に理由が隠されているのだが・・・。

撮影の合間に、笹本は本条に妊娠したと告げている。
しかし、それが嘘であることに気づいたのだ。
それは、推測だが、その日薬を入れた飲み物ではないかと思った本条は、飲んだふりをして実際は飲まずに眠ったふりをしたのだろう。
その間に起きたことを本条自身は自覚していたのだ。
だから、妊娠は嘘だと思ったのだ。
だが、笹本は中絶費用を要求してきた。
それで本条は怒ったのだと思う。

恐らく、この後刑事が殺される場面が多くなることが予想されていたので、笹本が本条に「今度はあんたの番ね。」というようなことを言ったのかもしれない。
ホームズの時もそうだったが、後半になると出演者の中に本性を出して来る者がいる。
だんだん現場の雰囲気が殺気立って、恐怖感を感じるようになるのだ。
この回で、病床に伏した秋吉の額に大量の汗が噴出しているのがわかったと思う。
この時「俺はこのまま眠らされてしまうのではないか・・。」と思っていたのではないだろうか。

結論として「貴子」は笹本だ。
この第11話がドラマになっているということは、もう文句を言う本条がいないからだ。
そして、笹本は貴子であり、また加奈子でもある。
自分で話を上手く作ったのだろう。




テロリストが仲間を殺すとき
この回は、もちろん指名手配犯オウム真理教信者の逃走劇が元になっている。
しかし、大臣暗殺事件に関与していたというのは真っ赤な嘘だ。
何故なら、逃げ回っている逃走犯は、絶対にテロリストとして動けなかったはずだからだ。
普通に生活する普通の人になっていることで、生き長らえていたのだ。
だから、テロ活動をしていたのは、全く周囲の目を気にする状況にない人たち。
当然そうでなければ、動けないのだ。



人が人を殺すとき
最終回なので、どうやって終わるのか楽しみにしていたのだが・・・。
松井がそうなるとは思わなかったな。
松井というのは、監獄実験の犠牲者であるが、あの映画のようにお金目当てで参加した者ということだろう。
つまり、松井は初めから毒を使う側(癌保有者)だったということだね。

笹本が毒を入れなかったのは、松井が見ていたからだろう。
見てなかったら、入れたんじゃないか?
最後、笹本が死ななかったとは誰も言っていないので、死んだ可能性が残されている。
大月がどちらのグラスにも毒を入れたとすれば・・・。
話としては、うるさいハエ(事情を知っている者)を叩き潰したがっているように見えたのだが・・。


2013年12月19日木曜日

見たかったの

「ネバーエンディング・ストーリー 字幕 01 02 03 04 05 06

すごくイイお話。





2013年12月18日水曜日

寒いね・・・((((;゜Д゜)))ブルブル

そこで、やっぱミステリーもの。
寒さ倍増。

週刊 赤川次郎 01

これ、オムニバスで短編が3本繋がってるから、全部見ないとどうなっていくのか見当がつかない。
ちょっとちゃんと見られるかどうか確かめてみるね。

「週刊 赤川次郎 02a 02b 03a 03b

「週刊 赤川次郎 04 05

<代筆>
この話は、ある工場で起こったことだ。
映画「ジュリエットからの手紙」と同じことだと思う。
代筆となった手紙は、過去に書かれた恋人への手紙の数々。
それを収集している者がいるのだ。
日本語で手紙が書けない彼女らは、それを使って男性を捕まえようとしていた。

この話に出てくる男性は、代筆を頼んだわけではなく、手紙を受け取った方だ。
てっきり本人が書いたものだと思って、その人柄に惚れて結婚を決めてしまったという悲劇が描かれている。
ドラマのように、相手の女性は酷く悪質な性質を持っている。
だから、結婚した後は男性にとって地獄なのだ。

私もネットでそれらしい書き込みを見たことがある。
それを見た私は、一瞬息を呑み、その文章に惹かれる自分を確認して驚いた。
その言い回しは、男性だけでなく女性の心をも捉えるだろう。
しかし、これでやっと解った。
その文章は、そのブログの主ではなかったのだ。

諸君、気をつけてくれたまえ。


「週刊 赤川次郎 06

<美しい闇>
この話は、ある病院で起こった事件だが、やはり犯人の供述によって作り上げられている。
そうなると、隠したいことは別のことにすり替えられているので、犯人らしく見えない者が犯人なのである。

ドラマの流れでは、どうもターゲットになっている医師は病院内で描かれているような恋愛には逆に興味がなかったように見える。
ということは、盲目の患者と看護婦の小競り合いの結果、どちらかが殺されているのだ。

その刺殺事件はニュースになっているが、記事は事実を伝えていない。
新聞の記事は真相を隠そうとするテレビニュースの記録だ。
2007年1月15日に事件が発生し、刺殺体が発見され警察に通報されている。
だが、殺されたのは大学の男子学生ではなく、医師をターゲットにした恋愛絡みの事件なので被害者は女性だったはずだ。
何故大学の男子学生としたのかだが、当時大学関係で事件が多発しており、それをリンクさせてこっちの事件の詳細を隠そうとしたのだと思われる。

ドラマでは盲目の患者が刺殺された現場を通っていることから、殺されたのは医師に言い寄っていた看護婦だったのではないだろうか。
初めから怪しかったのだが、患者といっても盲目だったわけではなさそうだ。
入院しているはずが、何故あんな時間にあんな所を歩いていなければならないのか解らない。
どうも嘘を言って、医師目当てに無理やり入院してきたようなことだったのだろう。
だから医師は「君の目は見えるはずだ。」と言っていたのだ。
更には、お化け屋敷で先頭に立って歩いている。
それもどうかと思うが・・・。

だとすれば、ドラマにするために情報提供したのもその人ということになる。
容疑者として集められた男性3人は、犯人の付き合っていた男たちであり、犯人が入院する前に全員殺している可能性が高い。
「先生のために付き合っていた男と別れて来た。」という台詞も、犯人が言った台詞なのではないだろうか。
三番目の男性は本命なのに、殴る蹴るの暴行を加えていたという。
これは、ほとんどお金目当てに犯人自身がやっていたことなのだと思われる。

最後のシーンで、医師が死ぬ場面。
万年筆で首を刺すなどということは、逆上して犯人が背後から襲ったとしか思えない。
万年筆が置いてあるのは大概自宅の自室。
つまり、その医師も自宅で犯人に殺されていると思う。
家庭持ちでなかった彼の家に上がり込むことができた犯人は、チャンスだと思って迫ったのだろう。
医師はそこで犯人を怒らせることを言ってしまったのだ。
恐らく、万年筆は被害者の手に握らされていたのだろう。
犯人は、自殺に見せかけるために偽装を行ったようだ。

タイトルどおりにすべて犯行は暗闇で行われている。
そして、その残虐な現場を直視したくない犯人の心情が浮き出ている。


「週刊 赤川次郎 07 08 09 10

<迷いの季節>
この話はかなり短かったが、何故社内でトラブル処理をする専門分野があり、女性社員同士の諍いが起こり、新入社員があっと言う間に辞めていくのか・・・。
倉庫にあったゴキブリが何を示すのか・・・。
今ならピンとくる人は多いと思う。
つまり、死体があったのだ。
コメディタッチに仕上げているが、こういう会社では笑えないことが多いのだ。

諸君、気をつけてくれたまえ。


「週刊 赤川次郎 11 12 最終回


<幽霊屋敷の電話番>
この話は、大きい事件だと思う。
元になったのは、世田谷の自宅で起こった一家惨殺事件だ。
記事にも残っているが、場所も内容も変えられている。
田園地帯というのは、世田谷の田園調布のことである。
そこに住んでいたのは、明治大学教授とその家族の3人。

事件の元になったのは、ある女子大生が教授と言い争いをしたことに始まる。
「君はこの学校の生徒ではないだろう?」
この時既に何人もの侵入者が学内で学生のフリをしていたようだ。
その女子学生は、教授に身元がバレたことで居場所が無くなってしまい、酷く教授を恨んだのだ。
それがHPに残っている。
その人はキャンパスハラスメントと名付けて、教授を糾弾する内容を書き込んでいる。
大学内であれば、ネットに書き込まず友人や他の教授に相談すればいいのだ。
だが、そうしなかった。
名前も性別も偽って書いたところで、何の解決もないだろう。
つまり、HPは事件のカモフラージュなのだ。

そのHPの内容が怪しいと思うのは、そのことがテレビネタとして情報提供されているからでもある。
そして更には、大学の学生まで巻き込んだ異常事態を引き起こしている。
同じ時期に明治大学内において、いじめ自殺事件も起こっている。

調べてみると、気になる情報があった。
明治大学学生の大量留年事件だ。
時期は隠してあるようだが、同じ頃ではなかったかと思われる。
その頃、東京ではいろんな危険事態が発生して、大量に人が移動したりしている。
ある場所では、町ぐるみでスッカラカンになっている所もあったようだ。
そのために大学生たちは、学業を続けられなかったのでないかと思われる。
仕事に就いてしまった人もいただろう。
それを利用されていないかどうか心配だ。
名前を使う連中だから、未だに学生を気取ってうろうろしているような気がする。

もう一つの話に出てくるが、学生と言っても家族持ちのおばさんだったりするのだ。
後日談になるが、このことをドラマ化した後に明治大学教授を殺した女性にあることが起きる。

では、ドラマと共に何が起こっていたか追ってみよう。
明治大学教授に身元が一致しないことがバレた女性は、教授宅に毒菓子を持っていくことに決めた。
その名前の女子大生を殺して成り代わっていたので、周囲にそのことが知られる前に事を起こそうとしたのだ。
もしかしたら、学生内で犯人が「仲直りしないといけないからお菓子を持っていく。」と言っていたのを聞いた人がいるかもしれない。

犯人は毒菓子を教授ではなく家族に渡してさっさと帰ってきた。
その後、教授の消息が途絶える。

しばらくして、テレビ局で幽霊屋敷を使った企画が持ち上がる。
その時指名されたのは、男性タレントで女性が付き添って現場までやってきた。
どうも付き添い人の台詞が女性っぽいので、男女逆でドラマにしたようだ。
その男性タレントは、殺された大学教授宅とは知らずに言われたとおり一人で家に入り、かかってきた電話を受けて出てくる手筈になっていた。
しかし、毒菓子には青酸カリが使われていたので、部屋に入った途端男性タレントは倒れて死亡してしまったと思われる。
この企画の目的は、教授が確実に死んでいたか確かめるためだったのだ。

しかし、教授がいなくなったことで不審がった学生はたくさんいたのだ。
そこで、学内全部に教授を殺したと伝えたようだ。
結局、大学自体が動かなくなり、皆散り散りバラバラになっていった。
金澤という学生が引越しの準備をしていたのは、実家に戻る学生がほとんどだったからだろう。
高価な車に乗っていたのは、犯人の女性だ。
皆教授を殺した後盗ったんだろうと噂したのだ。
居座る学生を脅して追い出したケースもあったようだ。

その後、仕事に就いた大学生たちは、それなりに結婚までする人も現れた。
しかし、それさえ邪魔しようと、市民スパイを使って情報を収集し、破談に追い込んでいったのだ。

最後に車に追い詰められていくシーンが入っているが、この2人の安否が心配である。
そのままやられてしまったのではないかと・・・・。



<夏休み>
この話は、会社ではよくある光景だ。
騙しやすっぽかしは、その人の反応を見るために行われている。
主人公はとてもいい人で、優しいという認識を周囲が皆持っている。
それをぶち壊すのが目的なのだ。

いい人というのは、いろんな人を助けてしまう。
その時に計画した企みがいい人のせいで破棄されてしまうことは多い。
彼女らは会社内が上手くいくことを望んでいないのだ。
トラブルがあればあるほど、何かやれると思っている。

しかし、会社が上手くいかなければ潰れてしまうということも事実だ。
正式な契約をして入社した社員と不正をして入って来た人たちとは、考え方がまるで違う。
世間にはいろんな人がいるなどといった誤魔化しや言い訳を聞き入れてはならない。
じゃあ、会社内に犯罪者や泥棒がいるということも普通のことなのだろうか。
私には全く腑に落ちないことだよ。



<青春の決算>
さて、この話は「幽霊屋敷の電話番」と繋がっている。
ここに出てくる高校生になった靖代は、明治大学教授一家を殺した犯人だ。
犯人は大学で靖代と入れ替わっている。
その詳細がこのドラマで描かれているのだ。

恐らく高校ではなく大学で、学年の終わりに送別会を開く慣わしがあった。
その時に好きな人に告白するという風習があったのだ。
だが、靖代本人はその時に殺されている。
実は、靖代からではなく、柳原から手紙を渡してくれと靖代の友人に言付けを頼んでいたようだ。
それを友人は勝手に開いて見てしまったのだ。

その手紙は靖代には渡されなかったのだが、柳原は不安に思って靖代を探し回ったようだ。
それに気づいたもう一人の友人が、靖代を暗い場所に呼び出して殺害。
その死体を柳原に見せている。
その時靖代を殺したのが、大学教授を殺した犯人なのである。

だから靖代の家族というのは、大学教授を殺した犯人の家族のことだ。
靖代が娘を妹と間違えているのは、当時姉妹として動いていたからで、柳原の手紙を渡さなかったのはその妹なのである。

好きな人を目の前で殺すなど、この上も無く卑怯なやり方だと思う。
そういうことをやっていれば、どこかでしっぺ返しがあるものだよ。
案の定、テレビ局にこの話のネタを提供した後、明治大学の運営費1億円をテレビ局に奪われている。
犯人には、1円たりとも渡らなかったようだ。

ばかじゃん。





しかし、こんな理不尽をそのまま放置するわけにはいかないだろう。
これから諸君には、クリスマスキャロルを再現してもらいたいのだ。
上記のように、大学を潰して運営費をテレビ局がくすね取っている。
もちろんそれ以外にもやっていると思う。
それを見つけてきて欲しい。
現在稼動している全国の各テレビ局の建物内、地下も含んだ全域を捜査。
空間にダンボールが積み上げられていたら中身をチェック。
見つけたら、みんなに1人10万円ずつ配ってくれ。
そこに残さないように。
テレビ局が不正を行っていても発覚しにくい状態になっているので、現金で保管されている可能性が高い。
金融関係には一切通してないものだ。
協力をお願いする。
以上だ。


2013年12月17日火曜日

短いですが・・・


回想電車

これは2007年3月に世にも奇妙な物語の特別編で放送されたものだ。
この話はやはり昔書かれた短編小説が元になっている。

この不思議な物語の意味が解るだろうか。
少し良い意味に変えてあるようだけど・・・。



この男が何故解雇され、最後は死ぬことになったか・・。
ヒントは3つのケースで表されている。
ドラマでは、他人にはそう言っていたという形が描いてあるようだ。
だからほとんど嘘なのだ。
で、この話・・・実は・・・・。

男は、妊婦を殺害した者であり、事故を装って同僚を殺害した者であり、小さい女の子を誘拐して殺害した連続殺人犯なのである。
幽霊のように消えてしまうので、皆死んでいるのだ。

そういう人は、体に爆弾を抱えている。
しばらく前に「突然死」というのが流行ったが、皆この男と同じであると言っていい。
それは人肉あるいは血液を体に摂り込んだ結果、それが癌細胞となって時間と共に大きくなっていき、体内でその抑え込みに限界が来た時、突然死を迎えることになるのだ。

この話が書かれた頃にも同じことが起こっていたのだろう。


透き通った一日

これも中身濃いな・・・。

これは「滝川高校いじめ自殺事件」のことだ。

前にも言ったように、供述は犯人がしている。
それを元にドラマ仕立てにしているのだ。
大体何故ドラマにしたかだ。
それもこんな幽霊話のような形で・・・。
記録ではいじめを受けたのは男子生徒となっているが、男をいじめるのは男だということは前にも言ったとおりだ。
しかし、男は殺害方法として突き落としという方法は使わない。
突き落とし、毒殺などの卑怯な手口は使わない・・・男がその方法を使ったという話を聞いたことがないのだ。
つまり、犯人は女だったはずである。
いじめの場合、女は女をやろうとするので、被害者も女性だったのだ。
真相を隠そうとしていたテレビニュースをWikipediaはそのまま記録として残しているだけだろう。

殺された娘と突き落とした者は、風貌もやられたことも逆である。
殺された娘は、成績優秀でスポーツ万能・・・誰からも羨望の目で見られていた。
理不尽なことにははっきりと抗議するタイプだったのだろう。
それが元で狙われたようだ。
親友を装っていた犯人は、常にいつか殺そうと機会を狙っていたのだ。
殺した後、成り代わろうとしていたと思われる。

ドラマの最後で、教師が一人屋上から落とされて殺されているが、この元になった事件のことで反発した発言をしてしまった可能性が高い。
そのために、恐らく「演技のためにロープをかけて後ろから引っ張ってあげるわ。」と言われてそのとおりにしてしまったのだ。

言っておくが、油断してはならない。
親友だろうが、親切そうだろうが、気を許して自分を危険に晒してはならない。
少しでも変だと思ったら離れなさい。

この事件はニュースでも取り上げられたように、大きな波紋を広げている。
それでも真相が明らかにされなかったということは、相当数の共犯者がいた模様。
皆協力して仇を討って欲しい。



2013年12月14日土曜日

土曜洋画劇場

今夜の土曜洋画劇場は・・・。

タイタニック

ごゆっくりご覧ください。


2013年12月12日木曜日

リバーシブルアニメ

テニスの王子様 二人のサムライ The First Game

これは映画製作時のことが含まれてるね。
最後はよく解らないが、解ろうとすれば解るのかも。


テニスの王子様 英国式庭球城決戦!

とりあえず載せておくけど、それが何を元に描かれたのか、ちょっと考えてみて欲しい。



この映画は、柳川高等学校で起こった男子テニス部暴行事件が元になっている。
「2008年5月22日、男子テニス部で3年生が1年の後輩を殴って鼻の骨を折る事件が発生。同年6月29日、3年生が殴ったり平手打ちをする事件が発生。同年11月13日にはテニス部の上級生部員らが1年生部員らに暴行を加えていたことが発覚した。」
記録として残されているのはそれだけだ。
本当はその高校の男子テニス部の部員全員が殺された事件である。

真相はこうだ。
ある日突然男子テニス部の部長が消えた。
そこに現れたのは、部員でもない3年生。
正確には、学生として潜り込んでいた外部の者だ。
そいつが新しい部長になったと公言した。
困惑しながらも部員たちは、その新しい部長の指示に従って練習を開始したのだ。
その練習とは・・・。

凶器として使われたのが「リアルテニスボール」。
「リアルテニス」とは、「ジュ・ド・ポーム」と呼ばれるもので、一説では現在のテニスの端りとなったものだと言われている。
「ジュ・ド・ポーム」とは、フランス語で「手のひら(paume)の遊び、ゲーム」を意味するらしい。
その名が示すように、古くは素手で直接ボールをたたいて競技したという。
ここでは、ラケットを使わずにボールを当てるという意味だと思っていい。
しかし、当てたくらいで死亡させるには固くて小さいボールでなければならない。
そうなると、当て嵌まるのは「ゴルフボール」しかない。
それをどう使ったのか・・・・。

答えは、物凄いスピードでボールを発射する「ピッチングマシン」。
それにゴルフボールをセットして部員に向かって射ち始めたのだ。
倒れた部員の頭目掛けて何度も何度もボールを当て、顔をぐちゃぐちゃにしたらしい。
だからこそ、この映画で「クラック(crack)」という言葉を使ったのだ。
「クラック」は「裂け目」「ひび割れ」のことだ。
このグループが指輪をしているのは、妻帯者であり学生でもなんでもないただの暴力じじいの集まりだからなのだ。

しかし、何故そんな無謀とも思える暴挙に出ることができたのか・・・。
ただ気に入らないというだけではそこまでできないものだ。
つまり、その連中には大きなスポンサーがいるということだ。
それは・・・・日本のテニス界のニューフェイスたちが、海外の選手を脅かす存在になると思われていたからだ。
ただ海外の選手が直接その暴行を依頼したわけではない。
選手の家族が依頼しているのだ。
結局、自分の収入源である選手がその立場を維持し、自分らの収入が少しでも減らないよう前もって手を打ったというのが真相のようだ。

過去に、外国に行った日本の選手が活躍した結果どうなったかに真相の鍵があると思う。


ここで日月神示の一部分を思い出す。
「嵐の中の捨て子船ぞ、どこへ行くやら行かずやら、船頭さんにもわかるまい、メリカ、キリスは花道で、味方と思うた国々も、一つになりて攻めてくる、梶も櫂さえ折れた船、どうすることもなくなくに、苦しい時の神頼み、それでは神も手が出せぬ、腐りた物は腐らせて、肥料になりと思えども、肥料にさえならぬもの、沢山出来て居ろうがな、北から攻めて来る時が、この世の終わり始めなり」
「世界は一つになったぞ、一つになって神の国に攻め寄せて来ると申してあることだ出てきたぞ。臣民には未だ判るまいなれど、今に判りてくるぞ、くどう気つけておいたことのいよいよが来たぞ、覚悟はよいか、臣民一人一人の心も同じになりておろうがな、学と神の力との大戦ぞ、神国の神の力現す時が近うなりたぞ、今、現すと、助かる臣民殆どないから、神は待てるだけ待ちているのぞ、臣民も可愛いが、元を潰すことならんから、いよいよとなりたら、どんなことありても、ここまで知らせてあるのざから、神に手落ちはあるまいがな。いよいよとなれば、なぜ知らさぬのぞと申すが、今では何馬鹿なと申して取りあげぬことよくわかっているぞ」
「世界中総掛りで攻めて来るとのざから、一度はあるにあられんことになるのぞ、大将ざからと言って油断出来ん。富士の山動くまでにはどんな事も耐えねばならんぞ。上辛いぞ。どんな事があっても死に急ぐでないぞ」
「今のどさくさにまぎれて、悪魔はまだえらい仕組み致して上にあるなれど、上に上がりきらんうちにグレンぞ、せめて3日天下が取れたら見ものであれど、こうなることは世の元から判っているから、もう無茶なことはゆるさんぞ」

ここでの「花道」は引退前に通る舞台道のこと。
つまり、持てはやされた国々が中心になって、世界中が日本潰しを計画していたということではないだろうか。
「北から攻めてくる」とは、東北の地震を意味していると思う。
「富士の山」とは、「富士山」ではなく「不治の病の者」を指している。
「臣民」とは、「」がヤマト王権で使われていた姓(かばね)の一つであることより、正統な日本民族を指す。

世界で異変が起きた時、一番初めにイギリスを中心にしたヨーロッパが打撃を受け、移動を止む無しとしてアメリカに渡っている。
それは大量の青酸カリを流したせいなのだが・・・・それを仕組んだのはどこなのか。
そのことで一番得をしたのは、ヨーロッパ諸国を従えることができたアメリカなのではないだろうか。
しかし、イギリスはそれに気づいたのだろう。
そのまま黙っているわけにはいかないと、人工衛星をアメリカにも落とせと日本にいる仲間に指示を出している。
そこから凶悪グループの中心人物に話が通って、実行したのだ。
それを知ったアメリカが約束が違うぞと責め立てると、中心人物が非難を回避しようとして日本にもあちこち落としてしまったようだ。
順番としては、そうなっていたと思う。

私たちは気づかなかったが、世界は日本に対して別の考えを持っていたことになる。


2013年12月10日火曜日

シリーズもの


三毛猫ホームズの推理 第一話

これは1996年作のリメイクなのかな。
偶然飼うことになった三毛猫が事件のヒントをくれるという不思議な話。

さて、第一話の殺害方法が何を意味しているのか・・・。
そこが一番注目すべきところだろう。
答えは「スカイツリー」。
このスカイツリー、どうしてこういう(建造物としては)不安定な形にしたのか。
東京タワーがあるのに、それと同じようなものを作る必要はないだろう。
その理由は、NASAで同じことをしていたのができなくなったのが理由の1つだ。
おまけに観光地として造られているので、待ち合わせ場所には打って付けというわけだ。
時折、トラブルが発生してエレベーターが止まったというニュースが入る。
その時に、事が起きていると思っていいだろう。
問題はエレベーターだ。
「スカイツリー」のツリーが人のことだとしたら、宙を舞う人を意味する。
宙を舞うには無重力状態を作らなければならないが、それは物理的に急降下させた時に起こることは知っていると思う。
もし、スカイツリーに観光に行って帰って来なかった人がいたら、その企みに巻き込まれた可能性がある。

目的はもちろんお金だ。
エレベーターが急降下した後地下で止まった時に、遺留品の強奪が行われていると思われる。
スカイツリーは地震や気象の変化で折れかかっていると言われていたが、現在はどういう状態なのだろうか。

それから最後に言っておきたいのだが、「スカイツリーに行こう」と強く薦めていた人は要注意人物だと思われる。



三毛猫ホームズの推理 第二話

この回で事件となっているのは、ネット結婚相談所でのケース。
それは第一話で出てきたスカイツリーを使って、悪どい強奪行為を繰り返していた犯罪グループの犯行内容だ。
相手を紹介するのにスカイツリーで待ち合わせをさせ、相談者のその後は行方不明になっている。
今年だけで被害者総数40000人以上。
スカイツリー以外では、ホテルで殺害したケースも多い。

それから、クライマックスシーンで皆涙ぐんでいるのに気づいただろうか。
もう解っていると思うが、殺人事件を扱うドラマでは、実際に人を殺して映像にするような方法が取られてきた。
恐らくこの回でも、犯人を殺すという指示が出ていたのだろう。
出演者はその不本意な指示をどうにかして回避しようと必死に話を変えたようだ。

推測になるが、根本刑事のような人がいたらそういう恐怖感を伴う指示が飛ぶだろう。
あのように怒鳴り立てる人は、残虐性を持っているので、実際に暴力もふるうことが多い。
人の揚げ足ばかり取るので、取れる時にだけ現れるという特徴を持っている。
こういう人は要注意だ。



三毛猫ホームズの推理 第三話 第四話

この回、出演者が全員顔を変えて出ていることに気づいただろうか。
何故そうしたか・・・・それは、前回根本刑事に批判が集中してそれを緩和するためにキャラクター内部を入れ替えるという暴挙に出たようだ。
放送当時もネットで批判が巻き起こったので書き込みにそれが残っている。
第一話に比べて画質が酷く悪くなっているのは、顔の入れ替えに気づかれないよう仕組んだのだ。

この話の永江家相続に関する事件の内容は、ある親族のほとんどが死んでいるらしく、犯人を隠して誰かに罪を着せようとした形跡がある。
この話で言えば、犯人は英哉だろう。
相続を拒否しているので、誰にも金を渡したくないわけだ。
殺しをしてでもだ。
いや、待て・・・もしかして金は無いのではないだろうか。
だから、金を奪うために親族を殺しているのだ。
つまり、金を持って生き残っている人物が犯人と断定していいだろう。
ドラマではそれを引っくり返せとの指示が出ているのだが、それはある人物からの依頼で、その人は親族でもなんでもない外部の人間なのだ。
その人から指示されたことで、批判を挽回しようとした根本刑事が別顔であちこち出まくっている。
つまり、みんな怒鳴っていれば自分に批判が集中することはないと思ったのだろう。

話の辻褄も合わないし、出演者もビクビクしながら撮影している。
死人も出しているし、こういうやり方だと見てる方も面白くないし、行き詰るばかりだ。
実は、そのままいけば圭子は殺されることになっていたと思う。
前回でも犯人になっている者は殺せという指示が出ていた。
それを変えたのは何故なのかラストシーンで判るのではないだろうか。

なんだか・・・根本刑事が一人で仕切ってるんじゃないかと思う。
監督とか脅したのかも。



三毛猫ホームズの推理 第五話 第六話

このドラマで一貫しているのは、「自分で決めること」「人に頼らないこと」だ。
もう何度も何度も義太郎をその言葉で責め立てている。
だが見ていると、ドラマ作り自体が一人の人物によって仕切られているのが解る。
事実や筋を無視した自分勝手な展開を繋げて、行き詰ると放り投げる手法で作られている。
「俺の言うことを聞け。」と「自分で決めろ。」は、真逆なのだ。
つまり、言ってることとやってることが違うのだ。
これは、逆暗示手法とでも言うべきだろうか。
やっていることが道理に沿っていなければ言及されるのは当然である。
それを追求されないよう逆のことをドラマに捻じ込んでいくのだ。
犯罪者のよくやる手法だと思う。

今回の事件は実話であることを初めに言っておきたい。
この連続殺人事件・・・このネタを持って来た者が犯人だ。
ヒントは栗原課長の発言。
その一つが「フーガ」。
フーガとは、同じ旋律が複数の声部に順次現れるということだ。
つまり、同じ理由あるいは同じ原因で複数の人物が殺害されていることを指す。
二つ目は、片山家に来ていた栗原課長の台詞「逆療法」。
これがさっき言った逆暗示手法と同じだ。
詳しく言うと、この連続殺人事件の原因をもみ消すために義太郎に恋愛絡みのシーンを持って来たということ。
つまり、殺人事件の原因は恋愛絡みであったということだ。

推理をしよう。
連続殺人事件の凶器が次の事件の傍に落ちていたというのは、この話が前回の相続殺人事件のラストシーンに端を発しているという意味だと思われる。
最後の圭子を説得するシーンで気づくとおり、犯人は好きな女性に対して庇う行動をとる。
しかし、暴走した場合はその女性の周りに集まる男性を殺しまくるのだ。
それが今回の連続殺人事件である。
殺されたのは男性ばかりだ。
イジメの復讐なら一般的に女性は女性、男性は男性が中心になると思われる。
辻褄が合わないし、アザというのは暴力を振るわれた時にできるものだ。
だからこの場合、被害者は男性である可能性が高い。

つまり、連続殺人事件の他に、学生時代に犯人が暴力で虐めた者を校舎の屋上から突き落とした事件があったはずだ。
実際に起こした事件なので、犯人が一番詳しく知っているのだ。
だから、撮影現場で仕切れるのだと言える。



三毛猫ホームズの推理 第七話

警察のやっていることは犯罪者を守ることのように描かれている。
これは誰が見てもそう思うことだろう。

さて、重要なのはこの話が予言から来ていることだ。
その予言とは、弱者が立ち上がり武器を持ち、犯罪者を全員裁くだろうということ。
それはもう誰にも止めることはできない。

大事な話をしておこう。
「困っている人を全員助けたいんだ。」
そういう台詞がある。
しかし、犯罪者も追い詰められれば困っている人の一人になる。
その場合、犯罪者も助けるのか。
「悲劇を起こした犯人を捕まえることが警察の仕事なんだよ。」
その台詞には、悲劇を防ぐことは含まれていない。
そして犯人を捕まえた後逃がすこともよくある。
すべて言い分けであり、警察ごっこをした記録を残して給料をもらうだけのことだ。
警察の仕事は本来国家の防衛にある。
犯罪者を撲滅し、善良な国民の安全を守ることがその任務である。
それが叶わないというなら、警察はもう無いのだ。
だからこそ、義太郎のように辞表を書き、警察官は辞めていったのだ。
もし、一つでも犯罪を見逃すというのであれば、どういう理由であろうとそこから事態が悪化していくということを知らなければならない。
犯罪者は働かない。
故に、他人のものを奪うことで生活を続けている。
そのためには殺人も実行する。
一人の犯罪者が生きていくのに、平均50人の人が死ななければならない。
故人の財産収入すべてを奪って生きていくのだ。
それを容認するのか。

この日本の社会が存続しているのは、きちんとした仕事をする労働者が多数存在するからだ。
福祉もそうだ。
そういう労働者がいてこそ成り立っている。
会社も店も決められた仕事をきちんとするという基盤があって成り立っている。
それを阻止するということは、存続を危うくするということだ。
存続できなければ、生活することは不可能となる。
何故今、日本が安泰でいられるのか・・・その理由は、善良で勤勉な国民が一人で20人~30人もの働きをしているからだ。
それは奇跡に近いことだ。
だが、そのままではいずれ私のようになってしまう。
それではダメだ!!
それは同時に、犯罪者を野放しにしているということだ。

現在、この国を守っているのは、一般国民に紛れた「防衛の種」たちだ。
その種は、空まで届くほど大きな木になるだろう。



三毛猫ホームズの推理 第八話 第九話

まず、猫が死ぬ時家からいなくなる理由。
それはもちろん土に帰るからだ。
死んだら、一刻も早く土に帰って分解された方がいいのだ。
死体ってのは荒らされるからね。
猫は他のものに食われることを良しとしないのである。

さて、今回は危険な話を持って来たね。
この後、危ない目に遭うんじゃないかって心配するよ。
そのくらい真相が含まれている。
現在はどうなってるか解らないほど、情報が出て来なくなったけど、当時はそのグループに逆らうと死ぬと言われていたくらいだったからね。
すべてに手を回し、各地に青酸カリを搭載した人工衛星を落とせと命じたのもこのグループの中心人物だから。

この話で一番気になったのは「MDMA」。
この合成麻薬と言われているものがどういうものなのか・・・調べてみて驚いた。
正式名称は「メチレンジオキシメタンフェタミン」という。
これを解読するには、あの数字で区切った読み方をしなければならないのだ。
「メチ/レンジオ/キシメタン/フェタミン」
めっちゃレンジを抱き締めた後、へたる薬と訳す。
レンジを抱き締めたというのは、胃の中で発熱し胃袋を破く作用のことだ。
これは、映画でも使われたし、カプセルに入っているのでテレビ局でも見たことがあったかもしれない。
これを飲むと、しばらく時間が経った後、大量に吐血して死亡するのだ。
この薬の売買にこのグループは関わっていたと思われる。

そして、義太郎が裏切られたと激怒するシーンは、そのまま現実でそのグループの中心人物がずっと騙していたのに気づいたからだろう。
宮越友美が最後に激白するが、話のモデルになったその中心人物も同じような感じだったと思う。
しかし、村瀬明日香との関係は少し違う。
2人は薬物や毒菓子絡みで、協力体制は万全だったと思う。
学生時代から一緒にいたので、お互いの役目も解っていたはずだ。
だが、自分に不利になるようなことは避け、宮越友美を持ち上げることで村瀬明日香は立場を保っていたと言った方が正しいのではないかと思う。

この回の事件は解決したように終わっているが、あの脅迫状を誰が書いたのかは不明のままだ。
実際は脅迫状ではないのだろうが、本人にはそう見えるような内容が公開されたことではないかと思う。

あと、堀口はその凶悪グループの中で根本刑事のような性質を持っていたことを付け加えておく。



三毛猫ホームズの推理 第十話 最終話

刑務所から脱獄した金田という男の話は、恐らく山口組に関係があるようだ。
山口組は二代目までが正統な組長で、あとはその名を借りたものと言っていいと思う。
映画にもなった「竜二」はその二代目であり、その通り名は広く知れ渡ったほどの強い存在だった。
しかし、その行方を追って調べてみると、意外な事実が浮上したのである。
それが今回の話の元になっている。

当時竜二は店で飲んでいたのだが、突然逮捕され拘留された。
本人には理由が解らなかったのだが、警官が言うには銀行で人を撃ち殺したのはお前だろと言われたのだ。
身に覚えがないことに無実を訴えたが聞き入れられず、拘留されたまま銃殺。
その事件の犯人として片付けられてしまったようだ。
そして、そのことは一切公表されなかった。

銃撃戦のシーンは別の話になる。
それは犯人逮捕の訓練中に起こった。
犯人役とその傍に配置していた警官の計2名が殺されたのだ。
警官が2名死亡したことで大騒ぎになり、状況調査が行われた。
そこで発覚したのが、実弾が使われたことと故意に狙い撃ちされた可能性。
訓練に参加した警官の供述に食い違いが生じ、発覚を恐れた者が警察内に圧力をかけてもみ消したようだ。

当時の事件のことも腑に落ちないが、このドラマの撮影時にも相当数の死亡者が出ている。
根本刑事が拘留されることで、その撮影に参加していないというアピールをしているが、それこそ何か計画していたことになるだろう。
気になるのが義太郎が腕を撃たれたこと、栗原課長の昏睡状態シーン、金田の首吊り殺害シーン。
そのどれもが放置されれば、死ぬ可能性が大きい。
ドラマや映画では、やり切った時に主な出演者が全員殺されるという事態がある。
それは撮影現場で起こったことを口外させないためだ。
むしろ、どうせ最後にやるなら、撮影時に犯罪行為を行った者を全員殺すべきだよ。

竜二、殺された警官、死亡したドラマの出演者・・・・その無念はいったい誰が晴らすのだろうか・・・。


2013年12月9日月曜日

リバーシブルドラマ

東野圭吾ミステリー 赤い指〜「新参者」加賀恭一郎再び!


これはいい出演者に恵まれているので、深みのあるドラマに仕上がっていると思う。
しかし、解読すれば全く別の事件に見えてくるというリバーシブルドラマになっている。
つまり、1つで2度おいしいってやつです。



<事件の真相>
あまりにリアルなので、実話であることは確実なのだが、証言を元に話を組み立てている状態では隠されていることに気づき難いかもしれない。
注目して欲しいのは、女の子が殺された場面が見えないことだ。
そして、その家の息子が荒れた原因が不明であること。
更には、過去に父親が死亡しているのだが、その原因も不明だ。
冒頭には嘘をつく言い訳を並べ立てている。
つまり、この話は嘘で繋ぎ合わせたという意味だろう。
それだけ言えないことなのだ。

息子がゲームセンターで補導されたというのは、家に帰りたくない理由があるからだ。
その理由を昭夫は知らなかった。
恐らく、息子と殺された優菜は仲良かったのだと思う。
しかし、家に連れてきたのは息子の直巳ではない。
じゃ、誰が連れてきたかだ。
それが真犯人なのだが・・・・前原家の者ではないのだ。

直巳が殺したと言ったのは、母親の八重子だ。
優菜を殺したのは八重子ではないが、その原因を作っている。
息子を持った母親で妙な行動をする者は、息子の傍に近寄る者をすべて殺すケースが多い。
家に寄り付かなくなった息子を繋ぎとめるために、八重子が取った手段とは・・・。

八重子は実行犯に連絡をして、優菜を家に連れてきてもらったのだ。
その実行犯というのが「春美」だ。
春美は優菜を直巳の目の前で殺したのだ。
母親の言うことを聞けと言って・・・・。
恐らく、実際は優菜と直巳は同年代で付き合っていたのだと思われる。
これはよくあることなのだ。
若い男性の精神が捻じ曲がっていくのは、そのようなことが目の前で起きるからだ。
そして言うことを聞くようになる。

前原家では、昭夫の父親も殺されている。
赤い指は手に血が付いたからだろう。
それは薬で血を吐いた可能性が大きい。
それを「口紅を拭こうとしたのよ。」と言う。
つまり、父親を殺したのは政恵なのだ。
この家で連絡し合っていたのは女だけで、追い詰められているのは男だけだ。

更には、加賀恭一郎と父親の関係。
これも同じで、誰かからの脅迫によって会うことを禁じられているのだ。
だから、誰かを介してでなければ関わることもできなかったのだ。
会いに行かないことが最大のできることなのだ。



学園ミステリー

死者の学園祭

深田恭子主演の学園ミステリーもの。
深田恭子・・・さすがにカワイイ・・・。
最後のシーンが本物。

さて、この映画で出てきた「民数記」が気になった。
ほとんど「ヨハネの黙示録」のようなものだと思っていいと思う。
だから「ねばならない」とは読んでしまってはいけないのだ。
本当は民数記では「そうなるだろう」と読むべき。
予言なので、掟は入っていない。
だから、書き換えたことになる。
内容は現在のことのような気がする。
数は桁が違うので、2桁落として考えるといい。
11部族は、マルコの11人の弟子の末裔のことだろう。

映画としては、テレビ局内で起こった事件を学園ものとして作ったようだ。
あとは創作だと思う。


2013年12月8日日曜日

意外な意味

ロード・オブ・ザ・リング


リングは前から結婚の意味だと思っていた。
でも、実はちょっと違うことに気づいた。
ビルボ・バギンズが家を出る時に、なかなか手放さなかったリング。
それは、誰かたった一人のために生きるということなのだ。
つまり、リングは縛りであり、他の者はどうでもいいという考え方になってしまう。
確かに、リングを持つと何か囚われてしまうような表現になる。
そして、リングを嵌めると消えるということは、リングの対象は見えないということではないだろうか。
それは、物語には出て来ないのだ。

でも、ビルボもフロドも最後にはリングを手放すね。
だから、誰か一人のために生きるのではなく、もっと大勢のために生きようと決意したということではないだろうか。

2013年12月7日土曜日

久々にしんちゃん

映画クレヨンしんちゃん バカうまっ! B級グルメサバイバル!!

この中に秘伝のソースっていうのが出てくるんだけど、ちょっと前にとんかつソースが売り切れていて買えなかったのを思い出した。
ま、まさか・・・・背後でこんな事件が起こっていたんじゃ・・・・ないよね。


これはいったい・・・何?

見たことないの見つけたけど・・・・まだ全部見てない。
不思議な感じだけど・・・・。

牙狼〈GARO〉 ~蒼哭ノ魔竜~