第06話 しのぶセンセと前のセンセ
この回は、あまり大きな事件は入ってないようだ。
ただ大事な人と引き離すような小細工の手口や嫌がらせの方法が明かされている。
まず遅刻するように途中で邪魔する行為を頻発させている。
この場合、時間に遅れる原因を作った人はすべて示し合わせていたと思っていい。
初めに母親からのモーニングコールを停止させる。
そして道途中でわざと物を落として拾わせる行為。
更には、遅刻について責め立てる発言で朝から気落ちさせるよう仕向けている。
偶然だと思っているかもしれないが、肝心な時にそれが起こったり、何度も同じことが起こる場合は疑うべきである。
それを回避するには、誰かに頼る部分を排除し、自分の行動だけで目的地に到着できるよう計算をしておかねばならない。
通勤通学時には、時々道を変えるなどの工夫も必要だし、たまに服装を変えると待ち伏せしている人が気づかない場合もある。
もし、芹沢のようにどうしても遅れてしまう理由があったのなら、事前に報告するか到着時に詳しい理由を報告すべきだ。
言わなかった場合、それが後になって必ず自分の立場を悪くするような話になってくるからだ。
さて、次に跳び箱については、ズラすズラさないに関わらず、飛ぶ前にダメージを与えることで怪我をする可能性がある。
例えば、腕を捻られる叩かれる引っ張られるなど、痛みを感じるほどのダメージを与えておけば、飛んだ時に力が入らず手をつき損ねて落ちて怪我をするということがある。
小学校の跳び箱でも怪我をするのだから、新体操の跳馬や鉄棒などは大変な事故になる場合がある。
それで再起不能になった選手が何人もいる。
だから、何事においても、万全な体勢ができる時にだけ行わなければならない。
ドラマの中で発覚する芹沢親子の関係だが、学生時代の部活において、一般的に部のマネージャーになる女子は性悪が多い。
ドラマではマネージャーだと説明されていないのだが、インターハイでの写真に載っているので、ただの彼女なら写っていないと思う。
部活をするのに、実際にプレイしない人というのはプレイができないからでその部に入る意味がないのだ。
結局は、その部に所属しておけば何かいいことがあるからいるのだ。
マネージャーに女子が多いのは、男を漁る計画を持っているからだと思う。
そして大概マネージャーは男子部にのみにいるのだ。
つまり、芹沢の母親はその計画を実行した人物だと言える。
だが、子供は産んではいない。
そういう女性は子供が産めない体のはずだ。
だから、山下の子供をどこからかさらってきて、自分の子供にしてしまっているのだ。
その証拠に、別れてから子供がいるのが判ったと言っている。
恐らく、山下のモデルになった人は、器械体操が得意なので体操の選手だろう。
その子供も当然その方面が得意である。
母親になった者からみれば、その2人は引き離しておかなければならないのだろう。
それに協力したのが、渋谷親子だったというわけだ。
よくあることだが、怪我をした怪我をしたと言いながら、人が見てないところで腕を振り回している場合がある。
怪我をしたことで、それ以外に影響があった時はそれが目的だったのではないかどうか確認する必要があるだろう。
怪我をした理由がちゃんとしているなら、それはそれでいいのだが、いつの間にか包帯を巻いて何もしなくていい状況を作っている場合がある。
いわゆる「仮病」ってやつだ。
周囲は「仮病」に関して、許しておくべきではない。
証拠が掴めない、あるいは上の人が認めている場合でも、その影響に関して探りを入れた方がいいのだ。
それが何を意味しているのか分かった時、もしかしたら意外なことに気づくかもしれない。
例えば、危険なことを誰かにやらせるつもりだったとか、ドラマのように誰かに罪を着せるためだったりする。
そして、その時に動いた人は芹沢の母親と渋谷の母親のように裏で繋がっていたりするのだ。
第07話 しのぶセンセと家なき子
この話の元になった事件は、陰惨で残酷な
心斎橋通り魔事件である。
この事件はあまり警察の記録に残されていないようだ。
記事に頼るしかないが、ほとんど作り話になっている。
被害者は、音楽プロデューサーとその息子。
有名なので、事件が表ざたになった。
その2人を襲ったのが、ドラマでは上原という男とその妻にあたる。
この犯人は、長屋に住んでいた一般の人なのだが、凶暴な人でその性格が遺体の惨殺状態に出ているとさえ言われている。
もちろん夫婦とも国外から来た不法侵入者だろう。
目的はお金で、竹内しのぶにターゲットを紹介されて襲いに行っている。
この竹内しのぶは、事件の実行犯ではないが、その残虐性がその後の展開に表われている。
ドラマでは父親を殺された荒川少年を自宅に保護するなどの場面があるが、実際はその少年の死体を自宅に運んだことになる。
荒川少年が汚くて性格が悪いように描かれているが、それは死体があまりにもズタズタに切り裂かれていたのでそう表現したのだろう。
しかし、その方が食べ易いということで手に入れている。
少年の母親と言い争いをする場面では、物凄い形相で号泣しながら母親を責め立てている。
前にもあったと思うが、自分のやった犯行内容がドラマになっていると、自ずとそこに入り込んでその時の状況そのままに思い出してしまうのだろう。
泣いたり叫んだりが激しくなる。
だから、あのシーンが証拠だと言える。
つまりは、事件の内容を詳しく知っている竹内しのぶが情報提供者なのだ。
そして、実行犯夫婦はまだ捕まっていないのだ。
その後、また犯行を繰り返しているかもしれない。
本当なら、2人とも死刑なのだが、見つけ次第処分が必要だと思う。
第08話 しのぶセンセの上京
この話の元になった事件は、
大津いじめ加害生徒による転校先での暴行事件だ。
その前に起こった大津いじめ自殺事件の犯人は、PTA会長の息子だという。
どうもその辺が、ドラマの進行と一致するので、このドラマ「浪花少年探偵団」の背景となった地域は大津市であると断言していいのではないだろうか。
その地域の学校は酷い状態になっていたのだ。
今回のドラマの内容に入っている事件は、転校先で起こった同じ犯人による暴行殺人事件だ。
その犯人というのが、稀にみるほどの凶暴性を持っていて、
前の学校でも目を付けた生徒に対して容赦ない残虐な暴行を加えていたようだ。
更には、転校した犯人が行った先の学校で、同じように目を付けた生徒に集団リンチをかけ、暴行死させている。
その生徒は学校内で一目置かれていた生徒で、転校して来た犯人とタイマン勝負をするために呼び出された。
しかし、すぐに集団リンチへと移行してしまい、袋叩きの末に死亡、死体を池に投げ捨てたという。
被害者をその犯人に引き合わせたのが、被害者の父親だ。
父親は日頃から、息子に対して嫌悪感を持っており、何かの折には殺そうと思っていたのだ。
ドラマでは誘拐事件として描かれているが、用意したあの3千万円というのは実際は保険金のことで、それを手に入れて皆で分けようという話になっていたのだ。
しかし、ちゃんとした捜査を行っていない調べようとしても誰も話そうとしない残虐な事件だったので、親に対する容疑が晴れないために結局保険金は下りなかったようだ。
だが、その犯人と共謀者たちはまだ生きている。
そしてまだ学生をやっているのだ。
見つけ次第、当て嵌まる者全員に対して、生命反応停止処分を行わなければならない。
つまり、生かしておいてはいけないということだ。
第09話 しのぶセンセと小さな恋
この話の元になった事件は、
大津市教育長がハンマーで襲われ負傷した事件だ。
しかし、実際は負傷ではなく殺害されている。
だからドラマになったのだ。
やっぱり「大路」は「大津」のことだと思う。
凶器はハンマーが使われたが、ドラマに出てくるようなちゃちなハンマーではない。
金属製のでっかいハンマーだと思う。
だが、大津市教育長が殺されたのはこの時点ではなく、いじめ自殺事件があった直後にはもう殺されていたのだ。
だから、今回殺されたのは、犯人の夫になる。
ドラマでは永島という名前で出てくるが、この被害者は犯行手口そのままに電話で誘導されてハンマーで撲殺されたようだ。
実際には稲子という女性は関係がない。
ただ、稲子は芳子に言われて夜家を空けただけなのだ。
つまり、家を勝手に殺害現場に使われた人だということだろう。
ネットにはその時の様子を「
じゃれあい」と言っている。
コメントしているのは、事情を知っている大津の連中だ。
大ごとにしたくないというのがひしひしと伝わってくる。
記事で犯人を大学生と言っているのは、大きい学生のことで、芳子がまだ学生をやっているということだろう。
家では母親をやって、子供を見送った後学校へと行っていたのだ。
殺しの動機は、芳子の浮気が原因で夫を怒らせていたから口封じのためだと思われる。
つまり、「秘密」と同じことが起こっていたのだ。
しかし、ドラマと違って実際は殺傷沙汰となってしまっているようだ。
第10話 しのぶセンセのクリスマス
この話は、ある男性クリエイターと女性歌手の恋物語が元になっている。
風貌から見て、男性はアニメーターではないかと推測される。
名前が「酒井」になっているのは酒井法子ファンだったからだと思う。
下の名前が「直継」なので、名を継ぐの意味だろう。
その2人の間に入ろうとしていたのが「松本」だ。
恐らく、「松本潤」と「稲垣吾郎」の役をやっていた者だ。
松本はその女性歌手を気に入って近づこうとしていたのだが、高野がそれをさせまいとして女性歌手を殺し、探し回る男性クリエイターも手にかけて殺している。
これは表に出ていない事件なので、推測に留まる。
しかし、撮影現場で起きた殺人事件は記事になっているので、確定できるだろう。
殺されたのは、竹内しのぶの演技を担当していた女性。
映像を見れば、薬で眠らされ鈍器のようなもので頭部を殴打され、手首をナイフで切られて殺されたのが解る。
この事件は、
2012年4月29日に起こった大阪の『なんばウォーク地下街』強盗事件として記事になっている。
まさに「浪花少年探偵団」撮影現場での出来事だ。
正式に警察の捜査が行われた事件ではないので、記録が
記事やコメントだけになっている。
内容から、強盗と書かれているので、お金目的の犯行だと思われる。
もちろん犯人は、竹内しのぶだ。
この犯人は出演者の財産を狙っていて、チャンスがあれば殺すことを考えていたようだ。
この記事もあちこち載せられ、コメントが付いているが、事情を知っている者の書き込みであることは明白だ。
その事件の記事に関連して、もう一つの事件記事が見つかった。
渋谷刺傷事件だ。
この内容から、第二話で起きた新藤刑事殴打事件ではないと思われる。
記事はたくさん出ているのだが、やはり正式な記録は残されていないようだ。
殴打された男性は、緊急手当てを受けているが、夕方6時に駅のホームをうろつく医者など有り得ないので、記事の内容は辻褄合わせか誤魔化しであると言える。
つまり、病院で手当てを受けていないのだ。
記事に書かれている「
処置」は、ネットでの情報操作処置のことだと思われる。
更には、気になる言葉が書き加えられていた。
その中に「
渋谷の地下鉄全滅」という文字。
わざわざ全滅と書いたわけがあるのだ。
それは、ミステリードラマでは主人公が出演者全員を殺して、その財産を独り占めするという計画で撮影が進められていたからだ。
どのドラマでも、最後に出演者が危険なシーンを強制される。
それに乗じて、殺人を実行しようと考えているので、犯人はドラマ制作に余念がないのだ。
ドラマとしては、最後まで問題のないように仕上げられている。
しかし、その計画があるのなら、出来上がった後に取り直しの話を持ち掛けて殺害することは可能だろう。
そういう順番で現場での段取りを決めているのだ。
まだ最後まで見ていないので、この後の展開を注意して見て行こうと思う。
第11話 しのぶセンセ、最後の事件
最終話 しのぶセンセを仰げば尊し
最後の事件だが、また1人殺害されている。
やはり竹内しのぶの演技を担当していた人ではないかと思われる。
つまり、演技担当者は2人。
その証拠として、冒頭に「どちらにしようかな・・・鉄砲撃ってバンバンバン」とどっちを犠牲にしようか選んでいるシーンが入っている。
あとは、それをやるための話作りでドラマが進んでいる。
一応最後までやり遂げなければならないので、途中で両方殺すわけにはいかなかったようだ。
ドラマの中で、原田が悪態付くところがあるが、たぶん別の人がやったみたいだね。
できないんだよ・・・悪態付いたことないんじゃないかな(笑)
気になるのは、横田が奈々を人質にしたシーンで、目をしばしばさせていたこと。
泣きたいのを我慢しているように見えた。
同じシーンで子供たちも泣きじゃくっているように見えたので、しのぶの演技担当をしていた人が死んだと聞いたのかもしれない。
その人は、何役もやっていたようで、あちこちで代わりをやっていたのではないだろうか。
卒業式のシーンで、しのぶ先生が話している間も子供たちが号泣していたが、あれはドラマの最後になってしのぶ担当の人が心境を切々と語ったからだろう。
こうして見ると、ドラマ的には納得いかない部分が多かったが、子供たちが無事だったので何よりだと思った。
結局、あの「渋谷の地下鉄全滅」というのは、しのぶの身代わりが全滅ということだったのだと思う。
それで、2人分の出演料の強奪が完了し、竹内しのぶは大金を手にしたわけだ。
ついでに、男も奪取しようとしたようだが、どうもうまくいかなかったようで、自分のものにならないのならいっそ殺してしまえという考えで実行してしまったのだろう。
前もって動きそうな気配はあったのに、何故止められなかったんだろうか。
みんなで危ない危ない言うてたら、なかなか手出すことできへんかったのにな・・。