2014年1月28日火曜日

陰惨な・・


レイクサイド マーダーケース

この話の元になった事件は、「東大山中湖事件」である。
この事件は、大々的に報じられたにも関わらず、正式な記録は一切残されていない。
犠牲になったのは、東大生ではなく、東大を目指していた進学校の生徒たちだ。
ドラマにあるように、両親とともに山中湖の畔にある塾寮に集められて、受験のノウハウを教えてもらうことになっていた。
しかし、それは罠であった。
計画していたのは母親たちだった。
父親の方は、話は聞いていたのだが、実際に殺すとは思っていなかったかもしれない。
だから、事件は父親の通報で発覚し、警察沙汰となった。

1984年に起こったこの事件では、5人の生徒が殺されている。
しかし、そのままでは終わらなかったのである。
その後も、同じように湖の近くで合宿を開いては、そこに呼ばれた学生たちが犠牲になっている。
2009年のネット記事には「東大山中寮セミナーハウス」が開催されると書かれてあった。
親は保険金が目当てだったのか、それとも自分が学生になるためだったのか・・・。
事件が発覚すれば、保険金は受け取れない。
やはり、成り代わるつもりで学生である内に殺してしまうとしたのだと思われる。
殺害方法はドラマと同じだろう。
ドラマの中の「裏口入学」は成り代わりのことだ。

だが、いくら沈めても死体は浮かんでくるものだ。
後になって、死体があがったという騒ぎはあちこちであったと思う。
しかし、今では山中湖も富士山に落ちた青酸カリの白い粉で埋もれてしまって何もできなくなっている。
まるで、もうやらせまいとしたかのようだ。

その生徒たちの両親だった者は、まだ生き残っているかもしれない。
見つけ次第、精算が必要だ。

・・・生徒たちの冥福を祈る・・・。

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