2014年1月1日水曜日

明けましてミステリー・・



やはり今年も引き続き、ミステリーものに挑んでいきたいと思います。
すいません・・・・片っ端からやってますので、もういいやという方は、お引取り下さいネ。


さよならコーチ
この話は、アーチェリー部のことではない。
テレビドラマ関係者の事件だ。
コーチ=監督のことだろう。

誰もが怪しいと感じたのは、コーチの妻ではないだろうか。
ただ証拠が残らないので、直接の動機が分からないなら指摘することはできないだろう。
しかし、推測することはできる。
つまり、被害者と第一発見者は秘密の関係を持っていたことだ。
それなら妻が動く理由が出てくる。
そして森山がコーチの妻を狙ったことも、望月に好意を持っていれば納得できる。

この後、望月と森山が接触しているという話が出てくる。
メールのやり取りをした後、会うことになりその場で自殺のことを告げているという。
初対面で自殺の話をするという展開には疑問を感じるが、裏に隠された事情があるなら理解できると思う。
メールのやり取りは女性の方から仕掛けるのが普通だ。
ここで会う約束をしたということは、森山に得になることがあったと思われる。
それは「望月」という名前。
もしかしたら、森山は漫画家「望月花梨」のファンだったのではないだろうか。
その人がその名前を名乗っているとしたら、望月花梨の安否が気遣われる。

その後、森山は口を閉ざした。
それはその自殺の話が実際は逆の意味で、望月をニセモノだと見破ってしまったために殺すと脅しをかけられたためだろう。

コーチと一緒にオリンピックに行くのが夢という望月。
これは、ドラマ女優になるのが夢だという意味だ。
その証拠に、カメラに向かって演技している光景が映像として残されている。
その夢をコーチの妻陽子が利用した形で指示を出し、実行犯が望月を嵌めてドラマの1シーンを撮るという話で薬を飲ませ殺害している。
恐らく、情報提供者はこの時の実行犯だろう。

どうしても犯罪者は、自分が殺した有名人や著名人、作家の名前をドラマで使おうとする。
ステータスなのだろうか?



犯人のいない殺人の夜
このタイトルにこの話の謎を解く鍵が隠されている。
冒頭でのシーンで犯人は明らかに次男隆夫に見える。
だが、実際はこのタイトルどおりに次男は現場にいなかったのだ。
後半、犯人は佐藤になっているが、まるで刑事の謎解きは独りよがりだ。
では、家庭教師を殺したのは誰だろうか。

この事件は、一切が表ざたになっていない。
ドラマを見れば解るように、ある家庭で起きた事件として公共性を感じさせないようにしている。
多額なお金が絡んでいることと単独犯でないことは明白なので、大きな事件であることは間違いない。
そうなると、家庭教師協会全体の事件である可能性が高い。
元々家庭教師というのは、大学生の軽いアルバイトだったはずだ。
それも大掛かりなシステムではなく、親類のツテなどで勉強をみていたはずなのだ。
それが、巨大企業へと変貌したのはどういうわけだろうか。
メディアでCMを流し、その印象は優良企業そのものだ。
しかし、内情はこのドラマが示しているような状態であったと思う。

何故家庭教師を狙ったのか・・・。
やはり勉学に関する異常なまでの阻止行動と取るべきではないだろうか。
つまり、背景となっているのは外国の指令に基づいた日本の優等生の撲滅ではないかとも考えられる。
でなければ、これほどの巨大企業にまで発展させることはできなかったはずだ。
隠れた優秀な大学生または家庭教師に成り得る優秀な人材を見つけるには、このシステムは好都合だったかもしれない。
それが・・・恐らく全員殺されていると思われる。
内情を訴えるブログがあるのだが、それも書き換えられている。
それがいったいどういうことか解るだろうか。
書いた者に成り代わるためには、書いた本人を殺さなければならないのだ。

これだけ子供たちが激減しているにも関わらず、子供に関わる仕事をしているような人たちが知らぬ存ぜぬでいることはどう考えてもおかしいのだ。
本当に親身になって接しているのであれば、劣悪な状況であることは自然と判るはずだ。
家庭教師に関する会社自体が、別の目的で作られているとすれば、利用者の希望どおりには絶対ならないだろう。
家庭教師をしていた大学生や社会人で行方不明になった人が大勢いると思う。
しかし、ドラマのように顔を溶かされて身元不明として埋められているとしたら・・・・。
必ず成り代わっている者がいる。
顔が違うはずだ。
探し出せ!

ドラマの後半になって、刑事がいろんな証拠を挙げて佐藤を追い込んでいる。
しかし、八木が血糊の入った袋を仕込んでいたなどという嘘は通らないだろう。
血の広がり方がおかしいとか何とか・・・・その前に、違う血液が服に付いていないとおかしいと思うが・・。
ちゃんと鑑識に回したのか?
ガムのことも飲み込むくらい力が残っているなら、吐き出すんじゃないかと思うけどね。

一番気にかかっているのは、隆夫が血で手を真っ赤に染めているシーン。
その時の叫び声の異常さに気づくだろうか。
刺した状態で、手首まで血に染まるのは不自然だ。
それなのに、壁に向かって崩れ落ちる場面では、手に血が付いていない。
これは映像トリックだろう。
つまり、トリックを使わないといけない事態がそこで起きたということだ。
手首まで真っ赤になるためには、手首を切らねばならない。
それを母親時枝がやっている。
撮影は二回行われており、初めに撮った時の映像を混ぜ入れているようだ。
手首を切った後、もう意識は無かったと思われる。

何度も言うが、動脈を切断してしまったら、出血多量で死ぬ。
普通は処置が早ければ何とかできるものと思っているかもしれないが、病院でもそれは無理なようだ。
だから、危険なことは絶対してはいけないのだ。
もし「このくらいで」などと言う人がいるなら、その人は殺そうとしていると思っていい。

最後にドラマで佐藤を犯人に仕立て上げているが、八木の恋人だったからだろう。
本当は八木は優秀な父親安藤の血をひく女性で、八木家で育てられ、家庭教師になった時に事件が起きている。
それは偶然ではなく、安藤の娘だということを知っていて殺害しているのだ。
だから、彼女の恋人が探し回ったに違いない。
それを隠すために、彼を殺して犯人に仕立て上げているのだと思われる。



レイコと玲子
この話の元になった事件は、光市母子殺害事件だ。
この記事に書かれていることは、まったくのデタラメで、ドラマで前村家の生き残りの息子が記事に中の「福田孝行」だ。
彼は当時9歳で、塾に通う小学生だった。
その頃から、塾内には妙な先生面した者が出入りするようになり、塾に通う子の家庭を物色。
金目当てで親を殺害し、残った息子も殺している。
初めは母親を息子の目の前で殺し、父親に付き纏って結婚しようと試みていたが拒否され、父親も殺している。
息子はショックのあまり口を利かなくなり、処理に困った塾講師が薬を飲ませて殺したようだ。
それを死刑囚などという記事にして公開するなど、言語道断だ。
更には、塾講師が小さい子持ちの親を子供諸共殺す事件を幾度も起こしている。
その事件も同じ加害者の犯行として、記事に組み込まれているようだ。

浅野と玲子の関係は、お互いの立場を維持しながら、仲間を逃がす方向へと事態を動かしている。
これと同じケースが映画「真実の行方」で描かれている。
犯罪者というのは、必ず二面性がある。
そうでなければ、犯罪者であることがバレてしまうからだ。
つまり、例に漏れず犯人に見えない者が犯人なのだ。

このドラマでは、玲子は架空の人物で、完全に作り上げたものだが、モデルになっているのは塾講師なのである。
幼少時の可哀想な話は、誰かの受け売りや作り話であると思った方がいい。

最後に言っておきたいのだが、実は宮崎勤が起こしたと言われている連続幼女誘拐殺人事件もこのケースと同じなのだ。
つまり、宮崎勤は家族全員殺され一人残されてしまった人で、障害者扱いをされているが、実際に目の前で家族全員を惨殺されれば誰でも精神障害を負ってしまうだろう。
そして、実は映像として公開された人物ではない。
テレビは、別人の顔を貼り付けて報道している。
無実の罪で逮捕された後、彼は獄中で射殺されている。
どうか皆、誤解していたことを彼に謝ってくれないか。
この事件の真犯人は、やはり女性であり、近所の女子中学生を装った30代の女の犯行なのだ。
見た目幼く見える人には、注意して欲しい。
そしてその犯人はまだ生きている。
見つけたら、2人とも殺して欲しい。
本当はどちらの事件においても死刑囚なのだから。



甘いはずなのに
この話の元になった事件は、「首都圏連続不審死事件」だ。(資料1 資料2
記事によると、3人以上の男性が1人の女性に殺されている。
ドラマで言えば、殺害現場になった家の親子と加害者の知り合いが殺されたことになる。

事件のあらましだが、その男性(35歳)は母親の薦めで仕方なく結婚相談所に登録したのだが、紹介された女性(34歳)は酷く雰囲気の悪い人だった。
突然家に押しかけて来て、勝手に上がり込んで部屋を覗いて回るようなことをするので、驚いた男性がはっきり交際を断っている。
その時その女性は男性の息子(8歳)に目を付け、しばらく経ってから男性の留守を狙って、また家に上がり込んでいる。
そこで、息子を脅し薬を飲ませて殺したようだ。
タイトルの「甘いはずなのに」は、甘いよと言われて差し出された飲み物が苦かったからだと思われる。
そこに帰ってきた男性は息子が死んでいるのを見つけ、そこにいた女性と殴り合いになったのだ。
平手を受けた女性は、頭に血が上って男性の頭を持って来た凶器で殴って殺している。
男性を殺せるほどの凶器なので、斧くらい危険なものだったと思われる。
つまり、初めから殺すつもりで来ていたのだ。
しばらく、その女性はその家に住み着いていたのだが、実家や男性の会社から電話がかかって来るので、新妻のフリをしてしばらく新婚旅行で家を留守にすると言ったようだ。
そのために慌てて夫の代役を知り合いに頼み、2人で3週間ほどの旅行に出かけている。
もちろんその家の財産を使っているだろう。
その間に、心配した男性の父親が家に足を運んでいるのだが、鍵がかかっているのでそのまま戻っている。
しかし、2人が旅行から帰って来た時に、偶然鉢合わせして正体がバレてしまったようだ。
父親は動転して息子たちを探したが見つからず、留守番だと言い張る女性に追い出されてしまった。
怒った父親が警察に通報して、事件が発覚している。

だがその後、男性の父親と知り合いの男性はその女性に殺されたようだ。
それも斧だろうか・・撲殺だと思われる。
事件の資料から、薬が検出されたのは初めの息子(8歳)の遺体だけからで、後は一酸化炭素中毒死になっている。
一酸化炭素中毒というのは、よく聞く症状であるにも関わらず、あまり解明されていない。
気づかない内に死に至る状態というのは、呼吸不全になるような症状なら気づくはずで、実際の現象と一致しないのだ。
つまり、現場に証拠が残らない一酸化中毒死として処理したのではないだろうか。

かなり前からストーブの回収広告がCMで流れたりしていた。
不審な点は、古過ぎて残っている可能性がほとんど無いものばかりだったこと。
それは、回収を理由に各戸の付近をうろうろできる利点があるからだと思った。
しかし、更にもう一つ不審な点が出てきた。
回収製品の種類が増えていることだ。
これは、一酸化中毒死とするための裏工作に使われる可能性が極めて高い。
置いておくだけで、それを理由にできるということになる。

この事件がドラマになっているということは、事件が発覚しているにも関わらず、解決されていないからだ。
記事にもなり、死刑が確定しているのだが、逮捕された後犯人は釈放されている。
では、「木嶋佳苗」とはいったい誰なのだろうか。
写真は本人のものだが、名前を変えて潜んでいると思われる。
死んだことにすれば、追われることはない・・・それが犯罪者逃亡の策のようだ。
しかし、潜んでいるとはいえ、金目当てにかなり危険なことも平気でやる人物なので、見つけ次第殺さなければならないだろう。
この人も死刑囚なので、そのとおりの処分が必要だと思う。

ちょっとこの人・・・「菊地直子容疑者」にそっくりじゃない?
本人か?


シャレードがいっぱい
シャレードとは、見え透いた見せかけ;偽装;こっけいな茶番のことだ。
これはドラマのことだろうか。
それともこれまでの話をドラマにする時に感じた関係者のメッセージかもしれない。
そうなると、撮影現場は結構シビアな雰囲気を持っていたと思われる。
これまでと違うのは、過去の犯罪を扱った話ではなく、現場の関係者を酷く怒らせるような事態が発覚したためだと思う。
特にシナリオライターだ。
それが、冒頭のシーンに出てくる。
青山が北沢の部屋に入る時に持っていた紙に書かれてあった文字だ。
よく見えないが、「いい加減 取・・・・ 馬鹿者」と見える。
たぶん「いい加減 取るなよ 馬鹿者」だろう。
青山に持たせ、北沢の部屋で落としたのだから、2人に対する警告ではないかと思われる。
何を取ったのか・・・それがこのドラマの内容にあるのだろう。

話の中心となっているのは、遺産相続問題だ。
遺言状の書き換えを行って、遺産を巻き上げていると見るのが妥当だろう。
それにしてもまさに「シャレード」。
書道家とは思えない青山のその格好と性格。
実際にいたら、本物殺して成り代わっただろ、と言いたくなる。
そして「同」の旧漢字。
全体的に旧漢字を使う人であれば、納得もいくが、その字だけ旧漢字を使うというのはおかしいだろう。
大体調べても出てこないものなのだから、デタラメと思っていいのではないだろうか。
更には、こんな大事な遺言状に勘違いを起こさせるような字をわざわざ使うというのも合点がいかない。
恐らく、全額受け取った人物を殺してお金を奪い、後で「あれは文字が違っていた」と話を広めただけだと思われる。

ダイイングメッセージとして残されていた「A」の文字だが、秋山ではなく青山ではないのか。
そうなると、この話の情報提供者も犯人も青山ということになる。
過去の遺産相続事件に加えて、撮影現場での殺人事件はこの青山が首謀者なのだ。
その後、被害者の財産も取るつもりだったのだろうか・・。

あの涙に騙されてはいけないね。
犯罪者というのは、二重人格なのだから・・・。



白い凶器
白い凶器がタバコであるとは限らない。
この話の元になった事件は、浦安看護師刺殺事件だろう。
記事によると、マンションで刺殺体が見つかったことになっているが、実際は一戸建ての自宅ではなかったかと思う。
現場の構造として、マンションは6階建てのワンルームタイプ、防犯カメラが多数設置されており、勝手口からの出入りも可能になっている。
これはどう見ても、セキュリティの面からもマンションの構造とは違うように思う。
誰でも出入りできて、出入りする人を監視する必要がある場所ということになるが、それに当て嵌まるのはオフィスビル以外にはない気がする。
だが、死体が発見されたのは自宅で、警察が調べに来たのがオフィスビルだったということではないだろうか。

このドラマにも記事にも出てくるが、争った痕跡がないという状況。
それはもう気を許している相手に毒殺された以外あり得ない。
警察の調べでも凶器が見つからなかったとしている。

記事では、看護婦が被害者になっているが、実際はドラマのように加害者なのだ。
どうやら加害者は病院で産まれた赤ん坊を殺す役割をしていたらしい。
ドラマ制作当時、そのことで圧力がかかっていたと思われる。
つまり、情報提供者は元看護婦の由希子であり、この人がやってきた犯行の手口がこのドラマの随所に出てくる。
窓からの突き落としは、学生をやっていた時に、その方法で実行したものと思う。
よくあるんだ・・・これ貼ってと言って、男子生徒に頼んだりしている光景・・。
または、掃除の時間のガラス拭きなど、危険だと思うことがたくさんある。
しかし、犯罪者たちはそれを利用していたのだ。
その時後ろから押しているのだ・・・必ず。
その応用で、電車の通過時に背中を押すということもやったのだろう。
そして、IT関係の会社に侵入できた時には、上司を毒殺している。

事件が起こったのは、もしかしたら2012年ではなく、2011年ではないかと思う。
2011年に千代田区から江東区へ本社移転しているパソコンの会社がある。
大きな会社なら簡単には移転できないだろう。
だがその会社はその5年前にも品川から千代田区へと本社移転をしているのだ。(パンフレット参照
有名な会社なので、そんなに頻繁に移転するのは業務上勝手悪いのではないかと思うのだが、恐らく事態が急変したということなのだろう。

さて、タバコの話だが、その会社の男性社員はよくタバコを吸うのだろう。
一般的にも、男同士で親密に話をする時はタバコを吸うものだ。
だから、その会社の男性社員は仲が良かったのだと言える。
しかし、女性社員・・特に侵入社員にとってそれは嫌な状態にあるのだ。
それでタバコを止めさせようとするのだ。

少し心配なのだが、その会社の社員はこの事件のことを知らないのではないだろうか。
移転を勧めたのはいったい誰だったのか。
消えた上司の行方がわからないという事態になっていないだろうか。
事件は会社ではなく、自宅で起こっている。
できれば、確認を取ってもらいたいのだが・・・。



小さな故意の物語
この話は、ドラマ関係者の体験談と撮影現場で起こった殺人事件の犯人が過去に起こした犯行の手口を合わせたものとなっている。
実話の部分は、映画の撮影などで仲の良かった男友達が突き落とされて死んだこと。
それを実行した者が、過去において学校関係で起こった自殺事件に関わっているということだ。

実際に起こした突き落としの手口では、屋上というのは相手に気を許していない場合不意打ちが難しいので、突き落とされた時点でもう被害者は死んでいる場合が多い。
不意打ちが可能なのは、前回の場合と同じで、窓から突き落とす方法。
鏡を使った方法が映像で使用されているが、向かいの校舎とかではなく、集団いじめの最中に顔に光を当てるなどで手の支えを無くした状態で押されれば落下してしまうというものだ。
被害者は女性も男性もいるようだが、この手口の加害者は女性で複数で行うようだ。
この場合、共犯者が多数いることで、事件の真相は一切漏れない。
例え目撃者がいたとしても、事故だったで済ませてしまうようだ。
しかし、このドラマのタイトルどおり、すべて「故意」なのだ。
初めから計画されていて、その手口を使用する場合必ず事前の打ち合わせをしている。

集団で騒ぐような女性たちには、気をつけた方がいいだろう。
もし、取り囲まれている人を見つけたら、すぐにその場から離れるよう誘導して欲しい。

ドラマの中で、達也の母親が洋子のことを「キヨコ」と呼んでいるのだが、どうしてだろうか。
確かに「佐伯洋子」なので、キヨコの文字は入っているが呼び名ではないはずだ。
そうなると、母親は洋子を別の人と思っていたのか、あるいは洋子が実は別の名前を持っていることを知っていたのかのどちらかだろう。
「美代子」とも語感が似ているので、洋子が美代子を名乗っていた可能性もある。
写真小僧の担任井本も先生とは思えない人格だ。
生徒だと言っても信用されてしまいそうなくらいだ。
もしかしたら、写真を撮ってアリバイを作る役目だったのかもしれない。
こうなってくると、主人公以外ほとんどがグルになっているように見える。

もし、この故意に行われた集団性の事故で心当たりがある場合は、その疑いのある人たちとは今後一切接触を避けた方がいいだろう。



結婚報告
この話の元になった事件は、豊川信用金庫蔵子支店立てこもり事件である。
記事になっていることから、一応警察が動いたということだろう。
そして、ドラマの刑事が神奈川県警小田原南警察署所属になっているので、その付近で起きた事件だと思われる。
舞台となったのは神奈川のある銀行の支店。
記事では5人が人質となっているが、実際は犯人が5人いたということだろう。
犯人の一人が右腕に軽い切り傷を負っている。
実はこの右腕に切り傷のある人が、「飯田智美」なのだ。

そして、謎の「蝶の標本コレクター」。
「蝶」は英語でバタフライだ。
だから空中でバタバタさせること・・・つまり、突き落としに遭った被害者の行動を示している。
突き落としを好んで行っていたのが「山下典子」。
さすがに夫に対しても恐喝の才能を見せている。

さて、事件のあらましだが、山下夫妻が住んでいるアパートは社宅だと思われる。
だから、隣に住んでいた桜井も同じ支店の同僚で、智美には不審感を抱いていたようだ。
智美自体そんなに若くはなく、務めていたのは出版社ではなく小学校の教師だったのではないだろうか。
学校や塾など、子供を相手にするところに不審者が入り込んでいた形跡が強い。

智美が疑ってるにも関わらず、桜井も不動産屋も写真の2人に不審感を持っていない。
写真にあるように山下と堀内は結婚する予定だったのだと思う。
経緯を推測してみよう。
銀行内に入り込んだ典子が、山下に目をつけたのだが、堀内以外と一緒になるつもりはないと言い放った。
堀内は山下に会うためによく銀行に来ていたのだ。
怒った典子が、堀内に対して突き落としを決行。
だが、殺したとは言わなかったのだ。
行方不明になった堀内を心配して山下が探そうとしたのだろうが、典子が脅し始めたようだ。
人質にしているから、言うこと聞けと・・・。
実は、桜井も堀内が行方不明になった理由を聞いたりしていたのだろう。
桜井も圧力をかけられている。
その証拠に、ドラマでは事実とは違い、山下も桜井も悪者扱いをされている。

記事では銀行内が立てこもり状態にあったと書かれているので、堀内を人質にしていると銀行内の者全員に脅しをかけていたと思われる。
お金を扱うところなので、入り込んだ5人はそこに居座ることを決めていたのだ。
そこで、山下と結婚をしたがっていた典子とその計画に協力するため来ていた智美が、山下を挟んで取り合いになったようだ。
智美の腕の傷は、典子を襲った時にもみ合ったせいでできた傷だろう。
最終的には、典子を殺した智美だったが、結局山下とは一緒になれず、警察にも調べられたので雲隠れしてしまったのだろう。
ドラマになっているので、解決していない事件だと思う。
つまり、情報提供者は飯田智美で、智美の視点で隠したいことは捻じ曲げて話を作っている。

携帯に不審なメールを送ったり、ツインの部屋に泊まったり、完全に典子と智美が一緒になって自作自演の裏工作を行ったと言える。
手紙も友人なら不審がって尋ねようとしたくなるような文面と写真にしたのだ。
山下のアパートの鍵は、典子が失くしたことにして智美が不動産屋から持ち出したと思う。
山下は何度も部屋の鍵が開いているので、鍵の交換を依頼したのだ。
たぶん犯人は携帯も複数持っていると思われる。
銀行内に共犯者が5人いたのなら、5人殺して成り代わっている可能性が高いので、携帯も殺した人のものを使っていると思う。
それぞれ自分用とは別の携帯で5人は裏工作のやり取りをしていたのだ。
犯行にスタンガンを使っているので、この事件の犯人は5人とも女性ではないだろうか。



二十年目の約束
この話の元になった事件は、千葉少女墓石撲殺事件だ。
この事件は、許し難い美少女惨殺事件で、犯人は少女の同級生女子十数名。
あまりにきれいな顔立ちをしていたために、男子生徒からは注目の的だったようだ。
活発な性格で、ハンドボール部に所属し、利発な上にスポーツ万能だった。
その娘を駐車場内においてハンマーで順番に殴りまわした上、重さ70キロもある墓石用の石材を少女の顔に何度も叩きつけて殺害した。
そして少女の遺体にオイルを10数本もかけて火をつけて逃走している。

妬みが理由であるなら、恐らくブスが犯人だろう。
ブスというのは顔じゃない。
鬼のような性格で、やはり本物の学生ではない。
その女子十数名の犯人グループは、当時30代の女たちで、現時点では40代になっているだろう。
男たちに罪を擦り付けているが、理由が理由なだけに、男が犯人ではあり得ないのだ。

あまりに卑劣極まりない犯行で、被害者少女の無念が刻み込まれるような事件だ。
犯人が生きているのなら放っておけないと思う。
作り物でない美しさというのは、酷く人間にとって価値があるのだ。
優秀な子供を産むことができる女性だったはずだ。
誰も守ってやれなかった・・・それが残念でならない。

これだけの残虐な行為をしたのだから、その者たちは同じような目に遭っても文句は言えないだろう。
見つけ次第なぶり殺しすべきかと思う。
同じケースがたくさんあるはずだ。
そのような事件の犯人となる女は女ではない。
子供が産めない女は女ではないし、必要ではない。
皆も要らない者と一緒に住むつもりはないだろう。



再生魔術の女
この話の元になった事件は、千葉大生殺害事件だ。
美大生を殺害した犯人が、その被害者の名前を取っている。
犯人はホテルで落ち合った男性を毒殺して、お金を手に入れている。
記事では刃物を使ったと書かれてあるが、ドラマでは怨恨での殺人なので絞殺となっている。
刃物を使う場合、女性なら女性に対して使う可能性は高いが、男性相手でお金目的なら毒殺だろう。
援交とも思えるので、背が低く若く見える女性だと思われる。
身の周りのものを奪った後、殺した男性の自宅まで行って放火もしている。
かなり手馴れた犯行手口で、相当数の被害者がいるのではないだろうか。

この犯人は、しょっちゅう飲みに出て男性といい関係を保とうとするようだ。
付き合った男性には、殺された美大生の友人がいると言っていたと思う。
そして、赤ん坊の取引仲介もやっていたようだ。

このドラマは、ネットで情報収集の結果出てきた話を繋げたものだろう。
中尾が延々といろんな証拠や理由を並べ立てているので、その情報は犯人自身が流していると思われる。
犯人は女性だが、家庭に入るにはその生活スタイルが合わず、結婚している同僚や知り合いの女性に妬みの面を持っているようだ。
恐らく、世話好きに見える人で、裏でも毒の調達や人間関係の仲介役をしていたのではないだろうか。
目当てにしている男性の好みや過去を調べ尽くして、いい相談役をしながら思う方向へ誘導もしていたと思う。
立場のある人の傍にいることをかなり利用している。
このことからも、裏では有名な人だが、殺人犯には全く見えない人だと思われる。

ただ、気になるのは、ドラマの中で体外受精を推奨するシーンがあるのだが、母体以外の卵子は使えないということを知らなかったのだろうか。
もし、自分と根岸の子供を産みたかったのなら、中尾自身が産まなければならないのだが、結局中尾も子供ができない人であるということだろう。
まさか・・・代理母に別の夫婦の子供産ませるなんて嘘・・・信じている人・・いる?
精子は提供できても、卵子は提供できないんだよ?


さて、第一話から続いている編集長殺人事件ですが、これがほとんどの真相を暴いていると言えると思う。
つまり、被害者の周りには実行犯と共犯者が取り巻いていて、真相を表に出さないよう動いているのだ。
記録も供述もすべて真相を隠す方向で残されている。
だから、どこかで辻褄が合わないところが出てくる。
それを追求すれば、真相が浮かび上がるのだ。


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