この話の元になった事件は、新潟日赤センター爆破未遂事件だ。
しかし、実際に事件が起こったのは東京の日本赤十字病院。
記録にあるように、酷く裏深い事情が入り混じった事件なので、地方ではないと断言できるのだ。
東京の日本赤十字病院が狙われたのは、重要人物が入院していたこととそこにいた医師が優秀であったことだろう。
つまり、日本国家転覆を狙う者たちの計画の1つと言える。
記録によると、韓国工作員がテロを仕組んだのは、強制送還阻止のためとなっているが、その時は物凄い数の密入国者を日本側が次々と強制送還させていた事実がある。
それに反発して、日本赤十字病院爆破テロを計画したのだ。
それは1959年12月4日に起こった。
爆破は3回行う予定だったようだが、2回目でほとんど病院の機能が停止したため、それ以降は行わなかった。
ドラマにあるように、緊急で入院患者の移送が行われたのだが、バラバラの病院に移されて行ったので、行った先で殺されてしまっている。
つまり、看護婦の中に工作員が混ざり込んでいたので、外部と連絡を取って、患者の移送先を勝手に決めてしまったのだ。
残された医師たちは、どうすることもできずにそのまま病院内で待機。
それを工作員として、警察が全員射殺したのだ。
これは書き方を変えてはいるが、完全に記録に残されている。
気になるのが、ドラマに出てきた「大動脈瘤」。
調べてみても、あまり詳しいことは正式には載せられていない。
これは血管内部に異物が詰まり、血管が膨張して破裂してしまう病気のようだ。
しかし、自然に血管の中に何か詰まったりすることは無いので、外部から何かされた場合に起きるものと思われる。
ドラマでは、手術を待つ患者が描かれているが、実際にこの病気になった場合、発覚時には死亡していると思う。
問題は何が詰まったのかだ。
体に良くないものであるのは明白だが、意図的に使われるもので手に入れられ易いというのは「細菌」だろう。
それも毒性の強いものなら、混入後1時間以内で死亡すると思われる。
血管の管が膨張するというのは、組織が接触を拒否するような反応をするからではないかと思う。
もし、あなたが病院で「大動脈瘤」などという病名を付けられたら、その病院には診てもらわない方がいいだろう。
病気でなくても、そのまま手術台に連れて行かれる可能性が高いと思う。
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