2014年1月22日水曜日

古いが・・


宿命

これは東野圭吾の小説として1990年に発表されている作品だ。
だから、それ以前の事件のことになる。
ただドラマを見ても、事件のことはよく解らないだろう。
古い話なので、映像のイメージも古くなっている。
恐ろしい事件だったと思うが、それは公表されてはいけない危険な事件なのだ。
まだ全部見ていないので、見終わったら詳しいことを書こうと思う。


さて、事件のヒントになる部分を挙げておこう。
まず、早苗という女性。
この早苗は、精神障害を負っている。
その治療費をURが負担しているという。
URと言えば、「独立行政法人都市 再生機構」(UR都市機構)のことだ。
つまり、早苗は援助が受けられなかったためにURに住んでいる人たちの収入で生活していたということなのだ。
URには、不法侵入者たちが大勢住んでいた。
その連中が生きていくために、テロと言ってもいいくらいの計画をしていたのである。

そして、「電脳」という言葉。
これは電話から伝えられる天皇の指示のことだ。
しかし、天皇と言っても、テレビで見る顔の人ではない。
不法侵入者たちが祀り上げた自分たちの指導者のことだ。
その指示で、この計画は実行されたと言っていい。

更に「人体実験」「頭部への手術」という言葉。
これは計画が実行された時に、被害者がどういう状態になったかを意味している。

では、その事件のことを詳しく説明しよう。
その事件というのは、「六本木ディスコ照明落下事故」である。
拍子抜けしたかもしれないが、1988年(昭和63年)1月5日に起きたこの事故の裏には残虐で非道な事件が隠されている。
事故が起きたのは六本木にある高級ディスコ「トゥーリア」。
この「トゥーリア」はギリシャ語で「3」を意味するらしい。
つまり、「御三家」の所有物だったということだ。
当時このディスコのフロア内には約200人がおり、プロ野球選手の桑田真澄と当時スポーツメーカーカドヤスポーツの販売促進課長だった中牧昭二、さらに女優の相楽晴子、アイドルの栗原冬子(のちの羽鳥慎一夫人)がいたと報道されている。
被害者としての記録は、目黒区の看護自衛官(21歳女性)、桐生市の予備校職員(26歳女性)、世田谷区の会社員(24歳男性)の3名が死亡となっている。
しかし、死亡したのは200人ほとんど全員なのだ。
「トゥーリア」には、スポーツ界、芸能界、企業人、自衛隊関係が集められていた。
恐らく、イベントか何かを企画したのだろう。
そこで起きたのは、ディスコ照明落下事故だが、その前に毒物が撒かれた可能性がある。
落下事故だけで200人全員を殺すことはできないからだ。
お金目的である場合、顔を潰して身元が判らない状態にしなければならない。
そのために照明を落下させ、「人体実験」のように体をバラバラにし、「頭部への手術」として顔を潰したのだ。

早苗は、その時工作員として動いていた者だろう。
この事件は記録に残っているので警察が動いたのだと思う。
当然、警察は事情を聞いて回るだろうが、早苗は照明落下前に人が倒れたと言ってしまったのだ。
自分の行動を説明する時、どうしても事実を言わないと辻褄が合わなくなる。
そのために、言ってはいけないことを言ったということで、精神障害者扱いを受けたのだ。
そして早苗が工作員であった証拠に、記録には早苗が「年金非加入であったことから無年金障害者となり、国民年金未加入を理由に障害基礎年金が支給されなかった」となっている。
つまり、国内登録も何もしていない身元不明者なのだ。

この事件でかなりの有名人が死亡しているので、相当数成り代わった可能性が高い。
そして、URには警戒して欲しい。
今でも同じような工作員らが住んでいると思われる。

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