2013年11月1日金曜日

暗号だらけ・・


リンクが消されていたので他を探したけど、少し映像が違うみたいだ。
でも、大筋は合ってる。

「ダ・ヴィンチ・コード 01 02 03 04 05 06 07

この映画は、聖杯に関する事項に興味の無い人にはチンプンカンプンでしょう。
昔から「聖杯」を巡る論争は絶えず、真相はひた隠しに隠されて、専門家でも解らないような状態にありました。
事件は美術館から始まりますが、ダヴィンチが残した絵画が解読のヒントになって、当時の謎が解明されていきます。

「聖杯」はその形から女性を意味し、その人物を探し当てるために、解読官ソフィーが祖父から引き継がれた鍵を持って、隠されていた聖杯の秘密に迫ります。

映画の中に2つの詩が出てきます。
<1の詩>
ロンドンに教皇を葬った騎士が眠る
かの者の労苦の過は神の怒りを被る
その墓を飾るべき球体を探し求めよ
それはバラの肉と他の肉の腹とを宿す
<2の詩>
聖杯はいにしえのロスリンの下で待ち
その門を剣と杯が庇い守る
巧みな美しき芸術に囲まれて横たわり
ついに星の輝く空の下に眠る

映画内の音だけで読み取ったので、そのままかどうか定かではないことをご了承下さい。
1の詩で暗号となっているのは「墓」です。
それは本人はいないが痕跡が残っている所を指します。
ネットで言うなら、更新が停止したまま残っているHPなどです。
昔から本人不在の場所を指す暗号として使っていたようです。

そして、2の詩は最終的に聖杯がどういう状態になるのかを示しているようです。



「HAXO 24」の謎
謎ってほど重要じゃないかもしれないけど、この暗号に一致するものがある。
それは、「François-Nicolas-Benoît Haxo」だ。
この人の生まれは「24日」。
どうやらフランスのエンジニアだったようだが、当時大砲などの技術開発に貢献した人ではないかと思われる。
つまり、その鍵は爆弾と同じだという意味だと思う。
これも暗号だ。

「マグダラのマリア」の謎
「マグダラ」というのは地名だが、それはヘブライ語のミグダル(塔の意)からきているそうだ。
つまり、当時マリアは塔に幽閉されていた可能性が高い。
そのことが「童話 ラプンツェル」の話になっていったと思う。

「最後の晩餐」の謎
最後の晩餐の絵の中で、イエスとマリアが寄り添って描かれるはずのところをわざわざ切り離して描かれてあるのは、ダ・ヴィンチ自身が苦悩して決めたようだ。
ダ・ヴィンチは初め自分の両親を描いたのだ。
しかし、出来上がったものを見ると、どうしてもイエスとマリアに見えてしまう。
ダ・ヴィンチは過去に遡って、真相を確かめた。
すると、イエスとマリアは殺され、残された子供「サラ」を「マリア」とし、イエスの名を語る者と結婚したことにされてしまっていたのだ。
既にイエス・キリストと言えば、そのイエスの名を語っていた偽者が世界中で認識されていたので、「最後の晩餐」を描くのに真実を描くことはできなかったのだ。
そのまま自分の両親の絵を使って・・・しかし、真相を封じ込めるようにして描いたのだ。

「イエス・キリスト」の謎
「イエス(Jesus)」という名前は元々王族の名称「ユリウス(Julius)」を文字って「Jesus」としたことからきている。
問題は「キリスト」の方だ。
「キリスト」はヘブライ語で「メシア」のことだが、その意味は膏(あぶら)を注がれた者である。
この「膏」は動物の脂を指す。
ここで気になったのが、映画の中で「シラス」という殺人者がイエスと同じ苦悩を受けるために自分の体に鞭を打っていたシーンがあった。
その傷を治すために塗られたのが膏だったのだろう。
「シラス」は「イエス」になろうとしたのかもしれない。
そして「イエス・キリスト」は、その名を語って「イエス(Jesus)」になろうとしたのだ。
しかし不思議なもので、「イエス(Jesus)」が殺されたことまですべて受けてしまって、最後には死んでしまうのです。


最後に・・・地図を取り出せなくしてしまったことでリーがロバートに「お前は解ったんだな。」と言う。
さて、何が解ったのだろうか。
それは、実際にクリプテプスというものが聖杯の秘密を明かすものではなく、それを巡る一連の流れがその秘密を指し示すものであるということだろう。
つまり、聖杯の秘密を探し求めるには、薔薇で示される王家に繋がり、それはあらゆる暗号で封印されているので、反転文字やアナグラムの解読を使って、隠されている世界の秘密を解き明かさねばならないということなのだ。
それほど壮大な秘密だから、地図というもので表現したのだろう。

ちなみに、「インロンドン ライザナイト トープインタード」が詩の前にあったので、少し説明を・・。
たぶん「In London, riser night taupe in tard」ではないかと思う。
「In London, riser(起き上がる) night taupe(モグラ) in tard(木)」
訳すと、「ロンドンで夜に起きる木の中のモグラ(より)」ということだろう。
「taupe」は、暗褐色の意味もあるので、これを本意として訳すと、「ロンドンで血管の中の血が夜目を覚ます」となります。
あったよねぇ~。
こういう書き方・・・・ノストラダムスとかと同じだと思う(笑)

そして2人は、「apple(リンゴ)」へたどり着く。

また、ツタンカーメンの墓で示したように、昔は宝飾品は墓の中に並べられていた。
この映画で出てくる詩にも「巧みな美しき芸術に囲まれて横たわり」との一節がある。
日本でも墓石には、庵治石や御影石など鉱物を使用して立てられている。
本来土葬の場合は、これらの石は効果を発揮するのかもしれない。
しかしながら、この鉱物や鉱石に関しては、未だ詳しく研究されていない。


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